あくあぴあブログ あくあぴあの理念(ミッション)はこちら

おうちでみつける生物多様性(5)

地下水は雨が降るたびに注ぎ足され、地下を流れ、地表に押し出されます。地下水が地表に押し出されたのが湧水です。雨が地下水となり湧水となるまでの時間はさまざまで、ごく短期間の場合もあれば、何年、何十年、何百年、何千年、オーストラリアのグレートアーテジアン盆地の地下水は110万年以上といわれています。

さまざまな期間、地下を流れてきた湧水が合わさって川になり、生物が生きていくために必要な水として使われます。川の水の元をたどれば、森林という、さまざまな生物で構成される生態系に降り注いだ雨で、森林があることで、生物が利用できる淡水がつくられているということです。



水道水

蛇口(シャワー)から流れ出る水道水
生活に必要な水を、遠く離れた水場まで汲みにいかなくても、水道が機能していれば水栓をひねるだけで手に入れられます。