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2015年02月06日

ジュニア自然史クラブ「探険 琵琶湖博物館」

2月1日に中高生向け行事、ジュニア自然史クラブの活動で、琵琶湖博物館を探検してきました。琵琶湖博物館は琵琶湖の湖畔、滋賀県草津市の烏丸半島にあります。

琵琶湖博物館の金尾学芸員に案内をお願いして、琵琶湖博物館の展示と収蔵庫を見学させていただきました。琵琶湖博物館は、淡水の生きものがたくさん見られる大きな水族展示があります。その裏側も見ることができ、どうやってたくさんの魚の世話をしているのかも教えていただきました。



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琵琶湖博物館の動物収蔵庫。自然史博物館とどう違うかな?



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水族展示の裏方見学。魚の飼い方や展示水槽の秘密などいろんなことを教わりました。



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たくさんの魚を飼うための機械の秘密も興味深い!



外は雪が積もっていてとても寒かったのですが、あまり雪を見る機会のない大阪周辺在住の人たちは、おおはしゃぎでした。琵琶湖ではたくさんの水鳥が見られました。オオバンがものすごく多くてなかなか壮観な景色でした。


ジュニア自然史クラブでは、月に1回、フィールドで自然観察や標本採集をしたり、博物館で標本づくりをしたりしています。興味のある中高生のみなさん、ぜひ参加してみてください。


今後のイベント情報はこちら
ぜひ、ご参加ください。

2015年02月05日

万葉(よろづは)押し花倶楽部 定例展示会を開催しました

1月23日(金)〜 25日(日)、大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)にて、「万葉(よろづは)押し花倶楽部 定例展示会 」が開催されました。


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多くの作品が展示され、押し花の世界が会場いっぱいに広がりました。

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植物をもっと身近に感じていただけるように、植物標本を押し花の手法を用いて作ることなどを紹介しました。

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会場の一角には、自然史博物館の植物標本も展示しました。

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体験コーナーでは、押し花を用いて「オリジナルしおり作り」を楽しみました。

四季折々の花をいつでも愛でることができる押し花。絵画的な魅力も備えた「万葉(よろづは)押し花倶楽部」の作品は、寒い冬のひとときを華やかな充実したものにかえてくれました。

万葉押し花倶楽部HP  http://art-yrd.com/
アートスタジオ万葉   https://www.facebook.com/ArtStudioYoroduha


ネイチャーホールでのイベント情報は、自然史博物館HPの what's new でお知らせしています。


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 大阪市立自然史博物館では、ネイチャーホール(764.95㎡)と
 講堂(収容人員:266名)をお貸ししております。
 展示会や講演会等にご利用ください。
 詳しくは、当館総務課(代表電話:06-6697-6221)までお問い合わせください。
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ジオラボ(1月)「防災地図を作ってみよう」

1995年に発生した「阪神・淡路大震災」から20年の月日が経ちました。その後も日本列島は、地震や津による大きな被害を受けています。

洪水や津波、地震の揺れや土砂崩れなどの危険地域や避難経路・避難所を示した地図を、防災地図やハザードマップと呼びます。防災地図は国や各自治体から出されていますが、地形図を読み取ることで、大まかにそれらの災害の及ぶ範囲を知ることができます。

今回は国土地理院発行の1万分の1の地形図を使って平野の標高を調べ、浸水被害の想定地図を作ってみました。



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まずは、学芸員から防災地図とその作り方の説明。



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補助スタッフに教わりながらの作業。
小学生もよく理解できたようです。



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作業に夢中の参加者。
土地の高さで色分けするから、ぬりえみたいでちょっと楽しいかも。



自分で防災地図をつくることで、防災意識も高まりますね。もしものときの被害を最小限に抑えることに役立つはずです。


今後のイベント情報はこちら
ぜひ、ご参加ください。