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2016年01月27日

はくぶつかん・たんけん隊

1月10日(日)と11日(月・祝)に「はくぶつかん・たんけん隊」を開催しました。
自然史博物館にある標本は展示に使われているものだけではありません。収蔵庫には、ものすごくたくさんの標本が保管されています。今回は特別に小中学生のみんなが収蔵庫を「たんけん」しました。標本がどのように作られ、保管され、利用されているのかについて学芸員から話を聞きながらの「たんけん」です。

自然史博物館には一般・特別・液浸の3種類の収蔵庫があります。


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一般収蔵庫には、化石が岩石、ホネ、貝殻など硬くて、カビが生えたり、虫に食べられたりしにくい標本を保管しています。地層の模型も収蔵されていて、その説明を聞いています。周りにある大きな石は、植物の化石や鉄鋼層です。


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植物の化石も見ました。ちゃんと葉っぱの形をしています!


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特別収蔵庫には、昆虫や植物、動物の皮など、カビが生えたり、虫に食べられたりする標本を保管しています。みんなで大きなトリバネアゲハの標本を見ているところです。


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キノコの標本もたくさんありました!


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液浸収蔵庫では、魚や両生類、は虫類などをアルコールに浸けて保管しています。新種記載の元になるタイプ標本の説明を聞いています。


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実習室では、動物や鳥の仮剥製(かりはくせい)をつくっているところを見学しました。アシカの毛皮はとても手触りがいい~。


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外来研究室では、化石を研究する方法について聞きました。本物の化石がたくさん見られました!


はくぶつかんたんけん隊では、親御さん向けのショートツアーもあり、親子で楽しめる行事です。来年もたくさんの方のご参加お待ちしております!