メイン

2022年01月16日

はくぶつかん・たんけん隊

1月9日(日)、10日(月・祝)に「はくぶつかん・たんけん隊」を実施しました。今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、普段より班の人数を少なくしマスクを着用して行いました。
たんけん隊の行き先は、地下にある3つの収蔵庫と学芸員の研究室や作業室、書庫です。各班の案内役である学芸員から、それぞれの部屋や収蔵されている標本について詳しく説明を聞きながら、たんけんを楽しみました。(前川)

実習室では、動物の骨や毛皮の標本について解説を聞きました。 
図1 実習室.JPG

一般収蔵庫には、岩石や化石、ホネや貝殻など比較的丈夫な標本が収蔵されています。 
図2 一般収蔵庫.JPG

特別収蔵庫のなかは少しひんやりしています。植物の押し葉標本や昆虫、キノコ、はく製など虫やカビ、温湿度変化に弱い標本の保存のために、他の収蔵庫と比べてより厳密な温湿度管理を行っています。
図3 特別収蔵庫.JPG

液浸収蔵庫では、魚介類や小型の爬虫類、動物の内臓などがアルコールなどに浸けて保存してあります。ドタブカ(サメの一種)のはく製は迫力満点です。 
図4 液浸収蔵庫.jpg

書庫には学術雑誌や海外の博物館の紀要などが所狭しと並んでいます。
図5 書庫.JPG

化石処理室では、化石のクリーニングについて説明を受けました。石を削るときの大きな音にびっくりしていたようです。 
図6 化石処理室.JPG
 

2月11日(金)、12日(土)、13日(日)には、友の会限定のバックヤードツアーの実施を予定しています。こちらは大人の方も参加できますので、興味のある方はイベントページからお申し込みください。

◆詳しくはこちら

2021年04月07日

子どもワークショップ「はくぶつかん こどもまつり」

2021年3月27、28日に子どもワークショップ「はくぶつかん こどもまつり」が開催されました。
「こどもまつり」は、大学生ボランティアが考えたプログラムを楽しむワークショップです。毎年たくさんの子どもたちに参加してもらってきたのですが、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止になってしまいました。開催直前まで準備を頑張ってきただけに、学生ボランティアの皆さんも本当に残念そうにしていました。1年越しの開催が叶った様子をお伝えします。
 

「ぐるぐる?アンモナイト」
普段よく見かける渦巻き型のアンモナイト。実は他にも色んな形をがあることを伝えました。
化石を見ながら、アンモナイト作りに挑戦。「ソフトクリームみたい」「ホースの模様」「ゾウの鼻だ」。アンモナイトを観察した子どもたちから色んなコメントが飛び出します。面白い形がたくさんあることが分かりました。
 
アンモ 1.jpg
 
アンモ 2.JPG
 
アンモ 3.jpg
 
アンモ 4.JPG
 
アンモ 5.JPG
 
 
 
「どんなはながすき?」
チョウ、ハチ、ハエ。それぞれの昆虫の口を模したお面をつけて、花のミツを集める遊びをしました。
どんなお花でも上手にミツを集めることが出来るのかな。子どもたちからは「口が届かないよ」「いっぱいとれたー」。昆虫になりきった感想が聞けました。最後は大学生のお兄さん、お姉さんが劇をしながら、昆虫と植物の関係を伝えました。
 
花 1.jpg
 
花 2.JPG
 
花 3.JPG
 
花 4.JPG
 
花 5.JPG
 
 

そして実は幻のワークショップがもう一つ。「めざせ!ホネホネマスター」
残念ながら開催出来なかったのですが、動物の骨をテーマにしたプログラムがあったのです。2019年度、準備期間中に行ったリハーサルの様子をご覧ください。
 
ホネ 1.jpg
 
ホネ 2.JPG
 
ホネ 3.JPG
 

遊びに来てくれたみんな、そして2年かけて「こどもまつり」を形にしてくれた大学生ボランティアの皆さん。本当にありがとうございました。

2020年04月03日

特別行事「はくぶつかん・たんけん隊」

1月13日(月・祝)に「はくぶつかん・たんけん隊」が開催されました。
博物館には、展示されている標本以外にも、収蔵庫にたくさんの標本が保管されています。
それに、標本を作ったり、それを使って研究したり、いろいろな仕事をしている人が働いています。
この日は、学芸員さんの説明を聞きながら、普段は見られない研究室や収蔵庫など、博物館の裏側を探検しました。

tanken2020_1.JPG
収蔵庫の入り口で説明。どんなものが保管されているのでしょうか?

tanken2020_2.JPG
化石処理室で学芸員が実演!化石標本ができるまで、どのような手順で処理されるのでしょうか?

tanken2020_3.JPG
第一収蔵庫には化石の標本が沢山!動物や植物の化石が大切に保管されています。

tanken2020_4.JPG
実習室で学芸員が鳥の解剖の実演!鳥のはく製ができるまでの手順に、子供たちは興味津々。

tanken2020_5.JPG
特別収蔵庫で世界のクワガタムシの紹介。世界にはカッコいいクワガタムシが沢山!


はくぶつかんたんけん隊では、親御さん向けのショートツアーもあり、親子で楽しめる行事です。来年もたくさんの方のご参加お待ちしております!

2019年01月17日

特別行事「はくぶつかん・たんけん隊」

博物館のウラガワを探検する「はくぶつかん・たんけん隊」が2019年1月14日に開催されました。普段は見られない研究室や、収蔵庫(昆虫や植物、魚などの標本が保管されている部屋)を探検しました。


tanken2019-1.jpg
写真1:収蔵庫の入り口はとても分厚い扉です。何が見られるのだろう、ドキドキするなぁ。


tanken2019-2.jpg
写真2:館長の研究室は、ビンや本が沢山あるなぁ!


tanken2019-3.jpg
写真3:珍しい植物も見る事ができて大満足!

2018年07月02日

こどもワークショップ「地下鉄クジラ」

6月16、17日、地下鉄工事でみつかったクジラ化石について、展示を見ながら話をしました。展示を一緒にみて、考えて、知ったことを手作りクジラカードで思い出にできます。


2018kujira1.jpg
展示室でクジラを見ながら考えました。クジラのどこの部分かな?

2018kujira2.jpg
学んだことを、思い出カードにしよう。個性が光るカードです。

2018kujira3.jpg
ハカセに思い出カードをみせてあげよう。

次回、7月7日(土)・8日(日)も実施します。どうぞよろしくお願いいたします。

保護者の方からの質疑応答なども多く大人も楽しめます。
WS後のハカセコーナー(化石・資料・ハカセが名前を付けたイルカのホネ等のミニ展示)も人気です。

2018年01月07日

子どもワークショップ「ハチの巣」

10月28日(土)・29日(日)、11月25日(土)・26日(日)に、子どもワークショップ「ハチの巣」を実施しました。

まんまる、とっくり、竹のなか…?ハチの巣には、いろいろな形や大きさがあるんだ。どんなハチが、どんな巣をつくるんだろう。巣のなかで何をしているの?ハチのハカセといっしょに巣や標本をじっくり見て、ハチのくらしをのぞいてみよう。


2017bee1.jpg
まずはじめに、4種類の巣が、何でできているか考えてみよう。巣をじっくり見て、素材カード(土・木・竹・みつろう)を選んだら、ハカセが登場して、こたえ合わせ。巣の素材を見せてくれました。

2017bee2.jpg
お次は、巣を見ながら、ハチカードを選ぶよ。どのハチが、どの巣を作ったのかな?

2017bee3.jpg
ハチと巣の標本をそれぞれ見ながら、ハカセが色々とお話をしてくれました。ハチの巣の中は、どんなふうになっているんだろう?「アナバチ」の巣は、赤ちゃんのためのエサがつまっていた!

2017bee4.jpg
みんな、とても真剣!「土からどうやって作るの?」「オスとメスはどうちがうの?」「そんなに(巣材を)つめこんで、赤ちゃんが巣から出るときはどうするの?」などなど、どんどん質問が出てきます。ハカセがていねいに教えてくれます。

2017bee5.jpg
ハチの標本も、手元でゆっくり見てみよう。生きているときは、こんなに近くで見られないもんね。細い体だなあ!


2017bee6.jpg
お気に入りのハチカードを選んで、ハカセに聞いた巣のこと・ハチのこと、メモをして持って帰ろうね。巣やハチの標本を見ながらスケッチする参加者もいます。

2017bee7.jpg
スズメバチの巣、さわってごらん。木でできていて模様が素敵、それにとっても軽い!ひとつのお部屋が、けっこう広いんだなあ。

2017bee8.jpg
みんなの生活のそばで、いろいろなハチが巣を作って暮らしているんだね。今度、公園で探してみよう。ハカセ、いろいろと教えてくれてありがとう!

2017bee9.jpg

2016年04月28日

はくぶつかん こどもまつり

3月26日(土)・27日(日)、自然史博物館にて「はくぶつかん こどもまつり」を開催しました。
いつも子どもワークショップをお手伝いしてくれる、大学生のおにいさん・おねえさんが考えた3つのワークショップ。館内をめぐりながら体験します。
遊びや工作を通して、博物館の展示をじっくり見てもらう時間になりました。


kodomo2015_1.jpg
まずは受付で遊び方のお話。どれからチャレンジしようかな?


kodomo2015_2.jpg
1つめのワークショップは「わたしは葉っぱの名探偵」。


kodomo2015_3.jpg
はっぱをじっくり見て、気づいたことを「探偵手帳」に書きとめます。


kodomo2015_4.jpg
はっぱと木を合わせていきます。ナゾはとけた!いろいろなはっぱと木があるね。


kodomo2015_5.jpg
2つめのワークショップは「むかしのたべもの おかいもの」。昔のご先祖さまが登場。お腹を空かせているから、みんなで何か買ってきてあげよう。


kodomo2015_6.jpg
野菜と果物の展示を見ながら、気に入ったものを八百屋さんでお買いもの。でも、ご先祖さまが知っている食べ物と、知らない食べ物があるよ。


kodomo2015_7.jpg
日本の野菜と外国の野菜があるんだね。みんなで「お鍋料理」と「デザート」を作りながら考えました。


kodomo2015_8.jpg
3つめのワークショップは「発見!にたもの化石」。化石を発掘するみたいに、化石カードを探します。


kodomo2015_9.jpg
化石カードの展示を見つけよう。その展示と似ている化石をさがして、スケッチしてみよう。どこが、どんなふうに似ているかな?


kodomo2015_10.jpg
できあがり!最後にはおにいさん・おねえさんが見てくれて、スタンプももらいました。


二日間で、たくさんの親子が遊びに来てくれました。大学生のみんなも、子どもたちとワークショップができて、とても楽しかったようです。
博物館の子どもワークショップは、いろいろなテーマで、毎月実施しています。
ぜひ遊びに来てくださいね!
(次回ワークショップはこちら

2016年01月27日

はくぶつかん・たんけん隊

1月10日(日)と11日(月・祝)に「はくぶつかん・たんけん隊」を開催しました。
自然史博物館にある標本は展示に使われているものだけではありません。収蔵庫には、ものすごくたくさんの標本が保管されています。今回は特別に小中学生のみんなが収蔵庫を「たんけん」しました。標本がどのように作られ、保管され、利用されているのかについて学芸員から話を聞きながらの「たんけん」です。

自然史博物館には一般・特別・液浸の3種類の収蔵庫があります。


tanken15_01.JPG
一般収蔵庫には、化石が岩石、ホネ、貝殻など硬くて、カビが生えたり、虫に食べられたりしにくい標本を保管しています。地層の模型も収蔵されていて、その説明を聞いています。周りにある大きな石は、植物の化石や鉄鋼層です。


tanken15_02.JPG
植物の化石も見ました。ちゃんと葉っぱの形をしています!


tanken15_03.JPG
特別収蔵庫には、昆虫や植物、動物の皮など、カビが生えたり、虫に食べられたりする標本を保管しています。みんなで大きなトリバネアゲハの標本を見ているところです。


tanken15_04.JPG
キノコの標本もたくさんありました!


tanken15_05.JPG
液浸収蔵庫では、魚や両生類、は虫類などをアルコールに浸けて保管しています。新種記載の元になるタイプ標本の説明を聞いています。


tanken15_06.JPG
実習室では、動物や鳥の仮剥製(かりはくせい)をつくっているところを見学しました。アシカの毛皮はとても手触りがいい~。


tanken15_07.JPG
外来研究室では、化石を研究する方法について聞きました。本物の化石がたくさん見られました!


はくぶつかんたんけん隊では、親御さん向けのショートツアーもあり、親子で楽しめる行事です。来年もたくさんの方のご参加お待ちしております!

2015年06月27日

はくぶつかん こどもまつり

3月28日(土)・29日(日)、自然史博物館にて「はくぶつかん こどもまつり」を開催しました。
いつも子どもワークショップをお手伝いしてくれる、大学生のおにいさん・おねえさんが考えたワークショップを、いろいろ体験。
遊びや工作を通して、博物館の展示をじっくり見てもらう時間になりました。


海―子どもと成果物P3296045.jpg
「さがそう みつけよう 海の生きもの」クイズをしながら、たくさんの海のいきものとであったよ。


海-展示室でクイズP3296052.jpg
展示をじっくりかんさつしたら、クイズがとけそう。


海―展示室IMGP6604.jpg
むずかしい問題は、おにいさん・おねえさんと一緒にかんがえたよ。


海―ハカセに質問P3296062.jpg
知りたいことは、博物館のハカセに質問。


ムシ―標本を見るRIMG0008.jpg
「どこ?どこ?ムシのかくれんぼ」かくれんぼ上手のムシって、どんなムシかな。


ムシ―成果物IMG_6711.jpg
お話を聞いたあとは、かくれんぼ上手のムシを作ってみよう。


ムシ―隠すRIMG0019.jpg
自分のムシをかくすよ。お友達に見つかりませんように。


ムシ―かくれんぼRIMG0022.jpg
かくれんぼスタート。まわりにとけこんでさがすのが大変。


マップ―でかマップP3296122.jpg
「おおさか いきもの でかマップ」おおさかでくらすいきものを、大きなマップにあつめよう。


マップー釣りP3296023.jpg
つりぼりが登場。展示室でさがす生きものをつり上げるよ。


マップ―展示室でスケッチP3295990.jpg
まち、むら、やま、、、場所によって、くらすいきものがちがうんだなぁ。発見したものをスケッチ。


マップ-地図に貼るP3296002.jpg
スケッチをマップにペタリ。みんなの絵が集まって、完成。マップは花と緑と自然の情報センターで、みることができるよ。


たくさん遊びに来てくれて、どうもありがとう。
毎月、博物館ではこども向けのワークショップを開催しているので、また来てね。
つぎのワークショップはココをチェックしよう。

2015年01月22日

はくぶつかん・たんけん隊

1月11・12日は、「はくぶつかん・たんけん隊」でした。

小中学生のみなさんを、普段は公開していない博物館の裏方に特別にご案内する行事です。
学芸員の案内で、150万点もの標本が収められている収蔵庫や学芸員が普段使っている研究機器、研究室などの作業スペースを見学しました。標本がどのようにして作られ、収蔵されているのか説明も聞きました。

写真 28.JPG
「さわっていいよ」と学芸員の許可が出たので、巨大な珪化木の標本にそっとタッチしています。

写真 5.JPG
昆虫標本や植物の押し葉標本が収められている特別収蔵庫。

IMGP6282.JPG
アルコール漬けの標本が、棚にぎっしり並べられている液浸収蔵庫で説明をきいているところ。

IMGP6246.JPG
鳥のはく製を作成しているところ。みんなドキドキしながら説明を聞いています。

DSC06317.JPG
たくさんの図書や文献が保管されている書庫も見学。
このフロアには学芸員の研究室もあります。どんな所で仕事をしているのか、廊下からちょっとだけ覗きました。


「はくぶつかん・たんけん隊」は、毎年1月上~中旬に行ってる事前申込みの行事です。
11~12月頃に博物館webサイトのイベント欄からお申し込みください。


今後のイベント情報はこちら
ぜひ、ご参加ください。

2014年10月26日

子どもワークショップ「じっけん タネたねハカセ」

10月4日(土)・5日(日)に子どもワークショップ「じっけん タネたねハカセ」を開催しました。
植物研究室の横川学芸員がタネたねハカセになって登場。
実験をしながら、タネが動くヒミツを紹介しました。


導入PA054497.jpg

タネを植えたことはあるかな。
アサガオ、ヒマワリ、スミレ、、、、色んな植物がタネから大きくなるよね。


みんなで水槽をのぞくPA054513.jpg

お話の後はいよいよ実験。
本当にタネが動くのかな。みんなで一緒にみてみよう。


水槽をのぞくPA054514.jpg

水の中を泳いでる??


タネが落ちてくるPA054527.jpg

空を飛んでる??


タネを飛ばすPA054554.jpg

一人でも実験にチャレンジしたよ。


シートを書くPA054581.jpg

実験が終わったら、結果をまとめよう。
動くところを見ることができたのかな。


自慢のタネを見るPA054560.jpg

最後はハカセが特別なタネをお披露目。
いつもは博物館の収蔵庫で大切にしまってあるから、見ることができないんだって。


集合写真PA054592.jpg

タネのヒミツがわかったね。
ハカセどうもありがとう。

次回は11月8日(土)・9日(日)
タネたねハカセと一緒に実験をしてみたい人はぜひどうぞ。
くわしくはコチラ

子どもワークショップ「いえのなか・きらわれものカード」

8月10日(日)、30日(土)・31日(日)に子どもワークショップ「いえのなか・きらわれものカード」を開催しました。
家の中でコッソリくらしている色んなムシたち。
身近だけどよーく見たことはないよね。
どんな姿をしているの?お家のどこに隠れているの?
みんなでお話を聞いて、たくさんの標本や写真を見てもらいました。


 

導入s-P8304114.jpg

まずは家の中で暮らしているムシたちを紹介。
出会ったことがあるかな。
えっマンションに住んでいるからゴキブリは見たことがない?!


虫眼鏡s-P8304118.jpg

標本をじっくり観察してもらいました。
虫眼鏡を使うと模様が見えたよ。


カード作りs-P8314256.jpg

「きらわれものカード」作り。
体の一部が消されたムシがいるから、自分で書き足してみよう。


カード作りs-P8304150.jpg

次は気になったムシをスケッチ。
アシダカグモが大人気でした。


子どもと作品s-P8314276.jpg

素敵なカードが完成しました。
ありがとう。


ハカセs-IMG_1825.jpg

博物館のムシムシはかせが、昆虫の格好で登場してくれた日もありました。
わぁビックリ!!


ハカセと子どもs-P8314270.jpg

ハカセに自分の描いた絵を見せることができたよ。
やったー。


次回の子どもワークショップは植物の「タネ」がテーマだね。
博物館のタネタネはかせが登場するので、お楽しみに。
くわしくはコチラ

2014年09月12日

子どもワークショップ「おしえて!カラスはかせ」

8月2日(土)・3日(日)、23日(土)・24日(日)に子どもワークショップ「おしえて!カラスはかせ」を開催しました。
大阪の街で暮らすカラスはどんな生活をしているのだろう、何を食べているのかな。
博物館の動物研究室の和田学芸員が、カラスはかせとしてお話してくれました。


カラスの違い説明s-P8233903.jpg

大阪の街に2種類のカラスが暮らしているのを知っているかな?
「ハシボソガラス」と「ハシブトガラス」だよ。
大きさや鳴き声を聞いて比べっこしてみよう。


はく製を見るs-P8244069.jpg

本物のはく製にみんなびっくり。
でも近くで見ると、カラスの色が真っ黒だけではないことが分かります。
青や緑、紫など、発見した色を口に出して教えてくれました。


子育ての話s-P8234036.jpg

カラスの子育てのお話。
巣作りから子どもに食事を与えるところまで、オスとメスが一緒に行うんだって。
タマゴも見たよ。色はアイスクリームのチョコミントっぽいなぁ。


ツアーs-P8244090.jpg

展示室へ「カラスの食事ツアー」に出かけました。
スズメにツバメの子どもを狙うのか。夏はセミばっかり食べてるの?!


てちょう作りs-P8234011.jpg

お話の後は、カラスの生態をまとめる「カラスてちょう」作り。
ハカセに聞いたことを思い出したり、展示を見たりして、いろいろ書きとめました。


ハカセと子どもs-P8234028.jpg

最後はハカセとお話。
自分の作ったてちょうを見てもらったり、質問をしたり。
「ねぇ、ハカセはいつカラスになるの?」という面白い質問も出ました。


できたよs-P8234048.jpg

完成しました。
「カラスてちょう」は家に帰ってからもカラスの観察をしてもらうページがあるからね。


今後のイベント情報はこちら
ぜひ、ご参加ください。

2014年04月15日

「はくぶつかん こどもまつり」

3月22・23日、大阪市立自然史博物館にて「はくぶつかん こどもまつり」を開催しました。
いつもワークショップのお手伝いをしているボランティアのおにいさん、おねえさんが考えた3つの体験コーナーが博物館に登場。
たくさんの子どもたちが遊びに来てくれました。


s-P3232363.jpg




●「もりもり!森のおはなし」
s-P3232291.jpg
第1展示室に飾っている森の展示について、人形劇で楽しくご紹介。


s-P3232295.jpg
劇の後はみんなで、第1展示室を見に行ったよ。
最後には葉っぱ型の画用紙に森へのメッセージや、好きな色を塗ったりしました。


s-P3232302.jpg
自分で作った葉っぱを、大きな木に貼り付けました。
みんなの作品は第1展示室で見ることができます(2014年5月まで)。




●「さがして!みつけて!ホネくらべっこ」
s-P3232401.jpg
動物の骨のお話をしました。
骨ってどんな形をしているのかな?


s-P3232237.jpg
第4展示室まで、みんなでホネの解説ツアーへ出かけました。


s-P3232235.jpg
お土産に、手足がゆらゆら動く骨のストラップをもらいました。




●「すむとこいろいろ むしむしまっぷ」
s-P3232244.jpg
昆虫のすみかについてのクイズに挑戦。
展示室の昆虫を探しながら、考えてみよう。


s-P3232357.jpg
できました!!昆虫は色んなところにすんでいたよ。


s-P3232327.jpg
展示室の外にも、昆虫のすみかが分かるミニコーナーを作りました。
クイズが終わった後もゆっくり見学。




博物館では毎月、子どもワークショップを開催しています。
5月は「クジラスタンプラリー」と「ずら~り!トリケラミニびょうぶ」です。
詳しくはコチラ!。ぜひ遊びに来てくださいね。

2014年01月20日

はくぶつかんたんけん隊

1月12日(日)と13日(月・祝)に「はくぶつかんたんけん隊」が行われました。
博物館には展示に使われているものの他にも、たくさんの標本があります。その標本を保管している収蔵庫を小中学生のみんなが探険しました。いろんな標本がどのように保管され利用されているのかや、標本の作り方についてなど学芸員さんからお話を聞きました。

0171_2.jpg
植物化石  さわれる標本もあります


0184_2.jpg
トリバネアゲハの標本  大きい!


0190_2.jpg
液浸(アルコールに浸かった)標本の収蔵庫の見学  
右手には魚の標本が見えます


これからも楽しいイベントが開催されます。
今後のイベントはこちらをご覧ください。

2013年04月30日

やさしい自然観察会「レンゲ畑のいきもの」

321299_249084645229906_1008797864_n.jpg
4月29日、好天に恵まれ、やさしい自然観察会「レンゲ畑のいきもの」を開催しました。
この行事は、自然観察会に参加するのも初めて、といった親子層向けに開催しています。この日も100名近い参加者が4グループに分かれて、学芸員や大阪市立自然史博物館友の会から参加していただいた「補助スタッフ」のみなさんと高槻市三島江の水田で春の日差しの元、たっぷりと観察しました。

レンゲ畑といっていますが、これは秋に水田にレンゲの種をまいたもの。マメ科植物が根粒細菌と共生することを利用して、水田に窒素分を増やすことを目的に江戸後期頃から広まった農法です。一面に咲いたレンゲの花はどこか懐かしい風景でもあり、雑草や昆虫を観察するにもよい題材です。
947269_249084615229909_2023466030_n.jpg
 ここしばらくの観察会では高槻市が農家の協力でレンゲを巻いた水田を開放していただいている「レンゲの里」で開催しています。

 観察会では25人ぐらいのグループに分かれ、学芸員らの指導の下、ルーペを使ったり顕微鏡をのぞいたりして、いろんな観察をしてもらいました。レンゲの花をよく見ると輪になって咲くマメの花が集まってできていること。ミツバチがレンゲにやってくる羽音に耳を懲らし、ミツバチがこの花にしがみつくとおしべが飛び出してくるところを見つめます。蜂はしっかりと花粉団子をつけ、クマバチが全身を震わせて花粉を落とす仕草も観察しました。まだめしべの残る若い果実や大きく育った豆のさやをすかして種を確認したりして、ミツバチが運んだ花粉から実ができるまでを眺めてもらいました。レンゲだけでなくカラスノエンドウも抜いてみるとしっかり根粒ができていることなども確認しました。スズメノエンドウはどうだったかな?
 水田にはナズナ、ハハコグサ(オギョウ)、ノミノフスマや様々なハコベ類、コオニタビラコ(ホトケノザ)などの春の七草が茂り、増え始めたアブラムシをテントウムシがむしゃむしゃと食べています。空にはヒバリが鳴き、子育て中のケリは私たちを追い払おうと躍起に。春の水田は観察することでいっぱいです。
 カンサイタンポポが一面に広がる淀川の土手でお昼を食べると、汗ばむほどの陽気でした。
帰りのバスでは元気だった子供も、大人もついウトウト。
初めての観察会は楽しんでもらえたでしょうか

なお、この観察会の骨子は当館学芸員の大先輩である日浦勇氏によって
中公新書「自然観察入門―草木虫魚とのつきあい」という本にまとめられています。機会があったらご一読ください。

高槻市 三島江レンゲの里
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/rekishi_kanko/kanko/database/shizen/1327454708732.html

2013年03月26日

はくぶつかん こどもまつり

3月23日、24日、自然史博物館にて「はくぶつかん こどもまつり」が開催されました。
このお祭りではいつもワークショップなどのお手伝いをしてくれるボランティアの方が、自分たちでワークショップを企画から実施まですべて行います。
当日は、3つのブースでクイズや工作などをして、参加者に楽しんでもらいました。



gakugein_3088.jpg

各ブースの受付では可愛い帽子をかぶった学芸員がお出迎え。


一つ目ののブースは「おいしいごはんくらべっこ」。
大昔の人が何を食べていたかを考えます。


hito_3067.jpg

今みんなが食べているものは昔もあったのかな??


hito_2987.jpg

展示室で昔の人が食べていたものを見てみよう。
ドングリ? ナマズ? ウサギ? 


hito_3075.jpg

昔の人が食べていたものが買える「スーパーおおむかし」で、自分たちが食べたいものを選びます。
ちなみにみんなが選んだ人気の食材ベスト3は、1位からクジラ、ウサギ、タイ。
ワースト3は、最下位からイチイガシ、トチ、クヌギ。


hito_3085.jpg

美味しそうなご飯が完成しました。いただきます。


次は「おおさかの化石やで!」のブース。
ここでは大阪で発見された化石クイズにチャレンジします。


hone_2954.jpg

化石がたくさんある第2展示室の中でクイズを解きます。


hone_3014.jpg

えっゾウも大阪から出てきたの?!


hone_3015.jpg

ヒントを出してくれるおねえさんがいろいろ教えてくれます。
化石ハカセになれそう。


最後は「ひらひら おしゃれな チョウのもよう」
チョウの模様に注目して、不思議なチョウの世界を教えてもらいます。


cho_3093.jpg

いろいろなチョウの模様があるでしょ。


cho_2921.jpg

自分でもチョウの模様を考えてみよう。外側と内側で全然模様が違うチョウもいるよ。


cho_3160.jpg

みんなが作ったチョウ。
4月まで博物館の第3展示室で飾っています。


約200人もの方に参加していただき、にぎやかな2日間となりました。


現在、博物館では「子どもワークショップ・サポートスタッフ」を募集しています。
ご興味のある方はコチラ

2013年01月20日

はくぶつかんたんけん隊

1月13日、14日に自然史博物館ではくぶつかんたんけん隊が開催されました。
毎年の人気行事ということもあり2日間で、138名もの子どもたちが参加してくれました。

kodo0859.jpg



tobira0879.jpg

学芸員さんの案内で、地下に隠された収蔵庫に到着。
この中に博物館の秘密がいっぱい詰まっています。入ってみましょう。


ippan0945.jpg

広い部屋には標本がいっぱい。その数なんと100万点以上!!
えっ世界で2番目に古い石?!


tokubetu0892.jpg

昆虫や植物は悪い虫に食べられないようにしっかり保管されているんだね。


ekishin0969.jpg

瓶詰めの標本がずらり。
カエルやヘビなどの見たことのあるものから、絶滅した魚まで色んなものを発見。


taruno0904.jpg

次は化石のクリーニングの部屋。
展示室の化石は学芸員さんがきれいにしているんだ。


kaibo0934.jpg

わーーー鳥の解剖をしている!!!!
動物の標本って中身を全部取り出しているんだ……だいぶビックリ。


oya0955.jpg

子どもたちが探検に行っている間、保護者の方はバックヤードショートツアーに出かけます。


tankentai0915.jpg

最後は展示室を一人で探検。
博物館の裏側を見た後は展示室はどんな風に見えるでしょう。


goal0920.jpg

無事にゴール。お疲れ様でした。
約3時間半の長いツアーが無事に終了しました。

2012年12月06日

子どもワークショップ「くねくね タコ・イカ」

11月24日(土)、25日(日)、自然史博物館で子どもワークショップ「くねくね タコ・イカ」を開催しました。
2日間で、73人の方が参加してくれました。

コウモリダコ、ダイオウイカ・・・せかいには、ふしぎなタコやイカがたくさんいるんだって!
博物館のハカセが、いろいろ教えてくれたよ。


1.jpg

いろいろなタコ・イカについて、「タコイカ」ハカセ(山西館長)がご紹介。


2.jpg

イカって、どんな生き物だったっけ? 生のイカを触ります。


3.jpg

ハカセご自慢、「ヒメイカ」の標本を見せてもらいます。小さいなあ!


7.jpg

大きなイカの標本に、びっくり!


4.jpg

「こんなタコ・イカがいたら面白い!」とおもう絵を、みんなで描きました。


5.jpg

みんなが作品作りの間、ハカセは保護者の方からの質問に答えます。大人の人も、興味津々!


6.jpg

絵が完成したら、みんなで見せ合いっこ。
描いた絵はお土産にしたり、博物館に飾ったりしました。



次回の子どもワークショップ「くねくね タコ・イカ」は、12月15日(土)、16日(日)に開催します。
ハカセの楽しくて不思議な話が聞いてみたい人はぜひ参加してください。
詳しくはコチラ

2012年09月05日

夏休み自由研究相談会

博物館では夏休みの初めに自由研究相談会を行っています。
今年は7月22日(日)に行いました。



jiyu1.jpg

みんなの相談に学芸員が1件1件じっくり話を聞いていきます。昆虫や化石、岩石の自由研究相談が毎年多いです。


jiyu2.jpg

昨年の自由研究の成果を持ってきて、今年の研究はさらにそれを発展させたいという子もいました。


jiyu3.jpg

午後には相談席がいっぱい。待ち時間が出るほどのにぎわいに。


学校での自由研究の展示などが終わりましたら、ぜひ成果を博物館にお持ちください。
展示させていただきます!

2012年08月04日

ミニワークショップ「びっくり!どっきり!ムシのもよう」

7月21(土)、22(日)、自然史博物館でミニワークショップ「びっくり!どっきり!ムシのもよう」を開催しました。
2日間で166名の方が参加してくれました。

ハチのからだのしましまもよう、どんな意味があるか考えてみました。


hachi 1.jpg

スズメバチの標本を見ながら「どうしてこんな色・もようなの?」
ハチハカセの大切な標本も、みんなと一緒に見ました。
黄色と黒のしましまもよう、これも「スズメバチ」かな?


hachi 2.jpg

ハチのカードに、おもいおもいの色やもようを描きましょう。


hachi 3.jpg

オリジナルのハチもよう、もうすぐできあがり!


hachi 4.jpg

山に住むおしゃれなハチです。ハネのもようが素敵!


hachi 5.jpg

北海道から遊びに来てくれたご家族。
遠くから見ても、「びっくり!どっきり!」なハチのできあがり。


みんなの作品は、7月28日(土)から始まった特別展「のぞいてみよう ハチの世界」で紹介しています。
色とりどりの個性的なハチたち、ぜひ見に来てね!


8月はハチに関連したワークショップがいっぱい。
どんな行事があるかチェックしてみよう!!

2012年07月17日

子どもワークショップ「なき声だあれ?」

7月14(土)〜16(月・祝)、自然史博物館で子どもワークショップ「なき声だあれ?」を開催しました。
3日間で76名の子どもたちが参加してくれました。

セミはどうしてなくのかな?セミハカセに教えてもらいました。
そのあと、いろいろなセミのなき声に耳を澄ましました。


6.jpg

セミハカセ登場!! セミの頭にセミの羽根が生えてる?!


nakigoe2.jpg

音に耳を澄ませて、セミのなき声かどうか、当てっこしよう。「バイク」の音かと思ったら、なんとセミのなき声だった!


nakigoe1.jpg

セミの体についても聞いたよ。ふ〜ん、そうなってるんだ。


nakigoe3.jpg

セミに詳しくなったみんなに、「なき声ハカセ認定書」を授与!


セミのなき声は様々で、じっと聞いている子どもたちの表情が素敵でした。
みなさんも、散歩道や公園で、セミのなき声に耳を澄ましてみてね。
セミハカセ、いろいろと教えてくれてありがとう!



夏の博物館は、子ども向け行事がいっぱい。
どんな行事があるかチェックしてみよう!!

2012年07月11日

ジュニア自然史クラブ「磯観察」

6月17日(日)、大阪府岬町長崎海岸で、ジュニア自然史クラブ「磯観察」を実施しました。
中高生14名が集まり、海岸生物を採集・観察しました。

jr120617-1.jpg


いろいろな生きものが見つかりました。

jr120617-2.jpg

アカテガニ


jr120617-3.jpg

キヌハダウミウシ


たくさんの生きものと出会えた一日となりました。

ジュニア自然史クラブは、中高生と学芸員など博物館スタッフからなるグループです。昆虫採集、野鳥観察、磯観察、鉱物・化石採集など、年間約12回活動しています。生物や地学に興味がある人、同じ興味をもった友だちを作りたい人、学芸員と知り合いになってみたい人は、気軽に申し込んでください。
くわしくはコチラ






…………実は海岸でアメフラシの解剖もしていました。
写真にちょっとビックリする人もいるかも知れません。大丈夫という人だけ「続きを読む」をクリックしてください。

続きを読む "ジュニア自然史クラブ「磯観察」" »