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2012年06月14日

2012/06/30 大阪生物多様性保全ネットワーク キックオフミーティング これからのレッドデータブックのかたち

関西自然保護機構は 大阪生物多様性保全ネットワークの一員として、以下のシンポジウムを開催します。どうぞご参加ください

大阪生物多様性保全ネットワーク キックオフミーティング
これからのレッドデータブックのかたち

生物多様性の保全をすすめていく上でも、絶滅危惧種の把握は欠かせません。しかし大阪府版レッドデータブックは2001年に選定してから10年以上改定されていません。またこうした絶滅危惧種が集中する保全上重要な地域(生物多様性ホットスポット)の把握も必要になっています。大阪の自然を守るためにも、絶滅危惧種の現状把握はますます重要になっています。
 大阪の自然の現状を把握するためには幅広い専門家の協力だけでなく、地域を見つめるナチュラリストの協力が欠かせません。今回、レッドデータブックの改定を念頭に置きながら、大阪生物多様性保全ネットワーク、という組織を大阪府・大阪市・堺市と大阪市立自然史博物館など研究機関、大阪自然史センターなどNPOとの協働で作っていくことになりました。
 この活動のキックオフとして、近年RDBの改定を行った近隣府県の事例を学ぶことからはじめてみたいと思います。

日時 6月30日 13時〜17時
場所 大阪市立自然史博物館 講堂
主催 大阪生物多様性保全ネットワーク・大阪市立自然史博物館・関西自然保護機構


プログラム
13:00 開会挨拶
13:05
   「大阪生物多様性保全ネットワーク」の目指すものについて
道盛正樹(特定非営利活動法人 大阪自然史センター)
13:20
   「滋賀県版レッドデータブック:県条例及び国版リストとの関わり」
中井克樹 (滋賀県立琵琶湖博物館)
14:20
   「兵庫県版レッドリスト2010の狙い、特に生物多様性ホットスポットの選定について」
三橋弘宗 (兵庫県立人と自然の博物館)

15:30
総合討論 大阪のレッドリストを考える
 進行      佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
 コメンテーター 鎌田磨人(徳島大学)
 パネリスト 平井規央・上原一彦・和田岳ほか
16:55 閉会挨拶 

申し込み不要、参加費無料(博物館常設展入館料のみ)
直接会場へお越しください