大阪バードフェスティバル2013のご案内
大阪市立自然史博物館では、「大阪バードフェスティバル2013」を関西文化の日である平成25年11月16日(土)、11月17日(日)に開催します。
「大阪バードフェスティバル」は、鳥をテーマに自然関連のサークル、地域の自然保護団体等が一堂に会して出展するお祭りです。サークル・団体の活動紹介やワークショップ等を通じて、市民のみなさんに鳥を通じて、大阪の自然の現状や自然に関わる楽しさを知っていただくイベントです。鳥にあまり興味がなくても、生き物好きなら楽しんで頂けると思います。
「大阪バードフェスティバル」の開催は、2007年、2010年に続く第3回です。この他に自然史博物館では、2003年、2004年、2006年、2009年、2011年、2012年と過去6回「大阪自然史フェスティバル」を開催し、2008年には関西自然保護機構創立30周年を記念して企画した「かんさい自然フェスタ」と、さまざまなフェスティバルを実施してきました。毎回当初の予想以上の盛り上がりを見せ、各回の来場者は1万人を超え、多くの方々に「自然の文化祭」を楽しんでいただいております。
今回も自然に興味のある多くの方々の来場をお待ちしております。
1.名 称:「大阪バードフェスティバル2013」
2.期 間:平成25年11月16日(土)、11月17日(日)
3.会 場:大阪市立自然史博物館 本館および博物館玄関前ポーチ、
ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
*地下鉄御堂筋線「長居」下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」下車東出口・東へ1000m
4.入 場 料:無料
※平成25年11月16日(土)・11月17日(日)ともに「関西文化の日」のため、
博物館本館入館料も無料となります。
5.開催時間: 9時30分から16時30分(ただし両日とも入館は16時まで)
7.主 催:特定非営利活動法人大阪自然史センター、大阪市立自然史博物館、関西自然保護機構
8.共 催:大阪生物多様性保全ネットワーク
9.協 賛:
一般社団法人日本望遠鏡工業会、株式会社ケンコー・トキナー、興和光学株式会社、
株式会社ニコンイメージングジャパン、株式会社ビクセン、株式会社ガードフォースジャパン、
株式会社阪神交易、協栄産業株式会社、株式会社レイマー、有限会社エンウイット、
日本ワイルドライフアート協会、株式会社文一総合出版、株式会社ワイバード
10.協 力:一般財団法人環境事業協会、谷口高司鳥絵工房、日本鳥学会員近畿地区懇談会、
日本野鳥の会大阪支部
11.後 援:日本鳥学会、公益財団法人日本野鳥の会
12. 出展団体:大阪周辺の自然観察団体など63団体(予定)
*関西自然保護機構は、ブース出展のほか、
16日(土)の招待講演会 「鳥の渡りと生物多様性の保全」 を主催いたします。
◆講堂プログラム
<11月16日(土)>
日本野鳥の会大阪支部 記念フォーラム
「大阪湾の干潟で暮らす生きものと渡り鳥 いま・これから」
大阪湾Years 2012-2013連携企画。
日時:11月16日(土) 10:00〜12:00
主催:日本野鳥の会大阪支部
招待講演会・日本鳥学会員近畿地区懇談会例会
「鳥の渡りと生物多様性の保全」
渡り鳥は、中継地で翼を休め、食物をとりエネルギーを補給していきます。渡り鳥を保全するためには、繁殖地や越冬地だけでなく、「国際空港」としての中継地をも保全していく必要があります。そのためには、鳥がどこをどう渡り、どこが重要な生息地となっているのかを明らかにしなければなりません。本講演では、衛星を利用した渡りの追跡例とそれによって進展した保全活動の事例を紹介します。
日時:11月16日(土) 14:00〜15:30
講師:樋口広芳氏(東京大学名誉教授、慶應義塾大学特任教授)
主催:関西自然保護機構・日本鳥学会員近畿地区懇談会
<11月17日(日)>
谷口高司鳥絵工房「イラスト図鑑製作の現場から〜野鳥図鑑画家谷口高司講演会」
日本で一番野鳥図鑑を描いている谷口高司が、日本やアジアの国々で発行した図鑑のそれぞれの裏話を、原画をご覧いただきながら楽しくお話しします。
日時:11月17日(日) 10:30〜12:00
主催:大阪生物多様性保全ネットワーク
シンポジウム「色・鳥どり 鳥たちの多様 な色彩の進化と芸術への浸透」
日時:11月17日(日) 13:00〜15:30
主催:一般財団法人環境事業協会
後援:日本鳥学会