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2018年01月17日

地域自然史と保全研究大会 −関西自然保護機構2018年度大会− ご案内

地域自然史と保全研究大会
−関西自然保護機構2018年度大会− ご案内
 地域の自然やその保全活動についての研究成果・活動内容を発表するイベントです。
 開催日:2018年3月4日(日)10:00〜17:00
 会場:大阪市立自然史博物館 本館・講堂
 参加費:無料
 主催:関西自然保護機構・大阪市立自然史博物館
■プログラム:10:00~17:00 ポスター発表
10:00~ 2018年度総会
10:30~ 2017年度研究助成事業 受給者研究報告会
◆「琵琶湖産スジエビにおける集団間の生態的・遺伝的分化の解明」
鄔 倩倩 氏(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
◆「関西のニホンジカ個体群における外来シカ由来の遺伝子流入状況の把握」
  幸田 良介 氏 ((地独)大阪府立環境農林水産総合研究所)
◆「京都府内に分布するニホンヒキガエル2亜種の分布・生殖隔離の実態調査」
  福山 伊吹 氏 (京都爬虫両生類の会)
◆「隠れた絶滅危惧水生植物コガマの減少実態とその要因」
  倉園 知広 氏 (神戸大学大学院理学研究科)

11:45~ (昼休み)
12:45~ ポスター発表コアタイム
13:45~ 四手井賞授賞式典・記念講演
◆「大阪府における外来哺乳類,アライグマ,ヌートリア,ハクビシンの分布拡大状況」
  幸田 良介 氏 (大阪府立環境農林水産総合研究所)

14:45~ シンポジウム「都市の生物多様性地域戦略の課題と展望」―外来生物・保全・教育―
 近年、神戸市生物多様性プラン(2016年3月)、東京都港区生物多様性地域戦略(2017年12月)の改訂、大阪市生物多様性戦略(2017年11月中間案公表)など、都市部でも生物多様性戦略が作られ、都道府県でも京都府生物多様性地域戦略(2017年12月パブリックコメント)が策定されるなど、関西圏でもほぼ地域戦略がでそろっています。しかし、こうした行政の動きをどのように受け止め、現実の保全がどうすすめていけばいいのでしょうか。戦略ができてよかったではなく、戦略を次に繋げるための方策を検討してみたいと思います。特に大都市に共通する外来生物対策、残された生態系の保全と再生、都市における生物多様性の教育と普及について掘り下げてみたいと考えています
・「都市にとっての生物多様性戦略の可能性」中村俊彦 元千葉県立中央博物館副館長
・「戦略の策定と残された課題にどう向き合うか」平井規央
・討論
進行 佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
 中村、平井、和田岳(大阪市立自然史博物館)、綾史郎(予定、大阪工業大)

■ポスター発表募集要領■
 対象:自然・野生生物に関連した活動をしている個人・グループ(関西自然保護機構会員に限りません)。博物館、学校の生物・科学部、大学の研究室・サークルなどの発表も歓迎します。
 内容:自然に関連した研究の報告、自然保護・環境保全関連の活動報告など。
 申込み料・参加費:無料。
 発表形式:ポスター発表。ポスターのサイズは90×180cmサイズ(縦位置)。
 申込み方法:発表希望者は、発表者全員の名前(代表者に印)、所属、発表タイトル、発表要旨(200字以内)、連絡先を事務局(konc@mus-nh.city.osaka.jp)までお送り下さい(標題に「地域自然史と保全研究大会2018申込み」と付けて下さい)。なお、連絡先以外はホームページに公開し、関西自然保護機構会誌に掲載しますので、あらかじめご了解ください。
 申込み締め切り:2月24日(土)。申込み者には、締め切り後に、詳しい案内をお送りします。
 その他:申込みが多数の場合(最大40件)、あるいは今回のイベントの趣旨にそぐわないと事務局が判断する発表はお断りする場合があります。
 問合せ:和田(動物研究室)