滋賀県比良山麓の里山林で、そこに生育する4種のコナラ亜属樹種(ナラ類)について、それぞれの種特性と立地や里山管理という人為撹乱との関係について考えます。特にコナラ亜属樹種間の繁殖特性や、ランドスケープ内における分布の違いを解説します。 また、この地域における、過去の里山管理の実態についても紹介し、里山林は単なる二次林ではなく、里山管理により誘導されてきたという面もあるのではないか、ということも議論したいと思います。 多数の会員の皆様の参加をお待ちしています。