プログラム

講演・シンポジウム

参加費:無料 / 会場:自然史博物館本館 講堂

記念シンポジウム森に生きる不思議なサギ ミゾゴイ ~そのくらしを知り、保護を考える~

日 程
11月15日(土) 13:00~15:30
主 催
日本野鳥の会 大阪支部

2013年10月に大阪の都心、新梅田シティの人工庭園に、「幻の鳥」とまで言われ観察が困難なミゾゴイの幼鳥が飛来。そこで、ミゾゴイのくらしや保護について考える機会を持ちたいと思います。東京の多摩西部地域で長年ミゾゴイの調査研究をされ、ミゾゴイが昼行性の鳥であることなど多くの新しい生態を明らかにされた川名国男氏にミゾゴイの生態と習性についてお話しいただきます。また、新梅田シティに滞在したミゾゴイの採餌行動を中心とした生態について報告し、滅びゆくミゾゴイの現状や保護の課題などについて、ディスカッションを行いまとめとします。

● 基調講演「ミゾゴイの魅力~分かってきた生態と習性~」 川名国男氏 (ミゾゴイ研究会代表)

● 報告「新梅田シティのミゾゴイを密着追跡した3日間~採餌行動を中心に~」納家 仁氏(日本野鳥の会 大阪支部)

● パネルディスカッション「ミゾゴイを守るために 現状と課題」
  パネリスト : 川名国男氏、納家 仁氏、橋本正弘氏(大阪府鳥獣専門員)

講演会大震災が東北太平洋沿岸域に及ぼした影響とその後のベントスの回復状況

日 程
11月16日(日) 10:30~12:00
講 師
鈴木孝男氏(東北大学大学院生命科学研究科)
主 催
大阪湾海岸生物研究会

東北沿岸の干潟は、2011年の東日本大震災に伴う津波で激しく撹乱されました。干潟地形や底生生物(ベントス)の回復傾向、そして堤防や護岸壁といった復興工事による干潟の生物への影響について、現地でモニタリング調査を続ける東北大学大学院の鈴木孝男氏にお話し頂きます。

シンポジウム2010年代の里山管理シンポジウムII 薪のある暮らしは何を変えるのか

日 程
11月16日(日) 13:00~16:30
主 催
大阪自然史センター

近年、「薪ストーブ」が少しづつ注目されています。ストーブの性能向上によって煙や匂いが少なくなり、住宅地の一軒家でも現実的な存在になりつつあります。薪の利用は「里山管理」として生き物の保全につながるとともに、化石燃料の消費を抑制し地球温暖化防止にもつなげられる可能性を秘めています。21世紀の大阪で「薪」にどのくらい現実味があるのか、探ってみたいと思います。

●「里山管理は二酸化炭素排出抑制と生物多様性の二兎を追えるのか」 佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)

●「里山はなぜ管理を必要とするか」 / 大住克博氏(鳥取大学)

●「薪で変える里山と社会の関係」 / 奥敬一氏(富山大学)

●「薪ストーブのある暮らし」 / 中田兼介氏(京都女子大学)

●「芸北せどやま再生事業の担うもの」/ 白川勝信氏(北広島町 芸北 高原の自然館)

総合討論 上記メンバーほか

※ このシンポジウムは、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域における草の根活動支援事業)
を受けて実施します

講習会・体験講座

叶内拓哉“350mm/500mm/850mm 超望遠撮影体験”

日 程
11月15日(土) 10:30~11:30
講 師
叶内拓哉氏(野鳥写真家)
参加費
無料
主 催
興和光学 株式会社

個人でお持ちのデジタル一眼をご持参いただき、撮影ノウハウなどを実地で聞ける体験イベントです。

叶内拓哉“野鳥の話 アレコレ”

日 程
11月15日(土) 13:00~14:30
講 師
叶内拓哉氏(野鳥写真家)
参加費
無料
主 催
興和光学 株式会社

野鳥撮影はもちろんのこと、豊富な経験・知識を元にした野鳥に関する話を聞くことができます。

はじめての鳥みたい(隊)

日 程
11月16日(日) (1)10:30~12:00 (2)13:30~15:00
参加費
無料
定 員
各回 50名
主 催
日本野鳥の会 大阪支部

長居植物園内でバードウォッチングをします。野鳥を観察することが初めての方、
まだあまり経験のない方も大歓迎です。

谷口高司鳥絵工房 “谷口高司のたまご式鳥絵塾”

日 程
●小学生向け : キンクロハジロ
(1)15日(土) 10:30~11:30 (2)16日(日) 10:30~11:30
●大人~中学生向け : ヤマガラ
(3)15日(土) 14:30~15:30 (4)16日(日) 13:00~14:00
●大人~中学生向け : コウノトリ
(5)16日(日) 14:30 ~15:30
参加費
1,000円(画材代)
主 催
谷口高司鳥絵工房
その他
画像の持込、写真撮影、保護者の同席は不可とさせて頂きます。

野鳥図鑑で有名なイラストレーター、谷口高司氏による楽しい鳥の絵の描き方講習会です。

植物園の小さな秋を見つけよう

日 程
11月15日(土)・16日(日) 両日とも (1)11:30~13:00 (2)14:00~15:30
参加費
無料
定 員
各回30名
主 催
大阪市立自然史博物館友の会
その他
長居植物園内で昆虫などの採集はできません。

長居植物園の植物や昆虫を観察して、秋の気配を探してみましょう。友の会評議員がやさしく案内するので、小さなお子さんから大人まで参加できます。

お楽しみ ※15日(土)・16日(日)とも開催

ブース展示

本館・ネイチャーホール・ポーチなどで、出展団体による活動紹介や標本などの展示、自然をテーマとした参加体験型の工作・ゲームコーナーなど。水槽での生き物展示もあります。

ワークショップ

様々な自然観察・自然保護教育プログラムを実施します。受付は当日会場で行います。

世界の双眼鏡・望遠鏡が勢揃い

ケンコー、コーワ、ニコン、ビクセン、ブッシュネル、ミノックス、バンガードをはじめとして、世界各社の双眼鏡・望遠鏡が勢揃いします。

日本野鳥の会創立80周年記念写真展 〜未来に残したい鳥風景〜

会 場
ネイチャーホール

鳥といえば「食うか、籠に入れて飼うか」が一般的だった時代、中西悟堂を中心として日本野鳥の会は創設されました。この度は80周年を記念し「今あるすばらしい自然や鳥のいる様子を未来にも残したい。」という思いと共にたくさんの方にご応募いただきました。ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。