関西自然保護機構との合流が実現
現在、地球温暖化への対応や生物多様性の保全など「自然保護」は市民にとって重大な関心事のひとつとなっています。
関西自然保護機構(略称:KONC)は、研究者を中心とした自然保護と保全について考える学際的な団体で、1978年の設立以来、シンポジウム等の開催、会誌の発行、研究助成など関西地域を基盤として幅広い活動を行なってきました。このたび、KONCと大阪自然史センターとの組織合流が実現し、2008年1月以降、KONCはNPO法人である大阪自然史センターの事業組織として運営を強化し、また大阪市立自然史博物館や博物館友の会とも連携しつつ、事業の一層の発展を期することとなりました。大阪自然史センターとしても、これまで自然保護活動に取り組む部門がありませんでしたので、KONCを迎えいれることによって大阪自然史センターの本来目的である「広く自然史科学の発展と普及にとり組み、―略―、市民の自然に対する理解を深めることを目的とする」(定款第3条)活動の基盤を強化できます。
なお合流に当たって、大阪自然史センターの定款に新たに『自然保護・自然環境保全事業』という題目で『本法人は、自然保護と自然環境の保全のため「関西自然保護機構」事業(調査、研究、提言、助言、指導、啓発、研究助成、シンポジウム等の活動)を実施する』という条項(第5条第7項)を加えることが、大阪自然史センターの総会(2008年1月19日)において決定されました。このようにしてKONCは大阪自然史センターの事業組織となりますが、博物館友の会の場合と同じように、自らの会則、事業、役員体制、会計によって今までの組織を継承しながら自主的に運営していきます。
今後の自然保護分野での新たな事業展開にご期待ください。
<参考>
関西自然保護機構会則より(名称・目的・事業)
第1条 (名称)本会は関西自然保護機構(Kansai Organization for Nature Conservation ; KONC)と称する。
第2条 (目的)本会は関西地方を中心とする自然の保護と自然環境の保全の方策を調査し、研究し、必要な提言、助言を行うとともに、上記に関する基礎的な研究を助成する。
第3条 (事業)本会は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
(1)自然保護及び自然環境保全に関する調査及び研究
(2)自然保護及び自然環境保全に関する提言と助言
(3)自然保護及び自然環境保全に関する調査研究に対する指導及び助成
(4)会誌、その他印刷物の発行
(5)セミナ-、講演会等の開催
(6)国内外の諸団体との連絡協力
(7)その他前条の目的を達成するために必要な事業