湾岸の生物部会 海岸生物観察会報告
2011年5月21日 加太 戎崎にて海岸生物の観察会を行いました
岩礁の部分と砂地に大きな転石部分とがあり、淡水の流れ込みも
あるので、いろいろな環境が混在するところです。
晴天にめぐまれ、さまざまな生物を観察することができました。
ほとんどの高校が中間考査中なので、参加は泉鳥取のOB2名だけでした。
(文責 泉鳥取高校 河添純子)
観察された生物は 植物64種 動物129種でした。
個人的にはイソギンチャクが6種そろっていたのがおもしろかったです。
(ヒメイソギンチャク・ヨロイイソギンチャク・ベリルイソギンチャク・ウメボシイソギンチャク
タテジマイソギンチャク・ミドリイソギンチャクの6種)
海藻では大阪湾ではめずらしいムチモが見られました。
ハマキナマコというちょっと変わったナマコも見つかりました。
フナムシは転石の部分ではキタフナムシ、岩礁ではフナムシが優占しているようです。
次回は6月19日 田倉崎海岸です。
6月4日には大阪湾生き物一斉調査が行われます。
ぜひお近くでご参加ください。