平成17年5月23日掲載
森下忠志先生(都立調布南高校)より以下の連絡をいただきましたので、お知らせいたします。

「理科教員のための遺伝子組換え実験教育研修会」ご案内

 
東京農工大学遺伝子実験施設長
坂野好幸
 
目的:平成14年の文部科学省の組換えDNA実験指針の改正により,中学・高等学校においても
「教育目的組換えDNA実験」が可能となりました。また,平成16年の指針廃止と法制化に伴い,
文部科学省から教育委員会等への通知により,「教育目的組換えDNA実験」は法令の範囲内で
実施可能である旨が明文化されました」
 
高等学校等において教育目的で行われる遺伝子組換え実験の「遺伝子組換え 生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」における取扱いについて
 
筑波大学遺伝子実験センター,東京学芸大学及び全国の多くの国立大学では,地域の教員を対象に研修会を開催しているところです」
 
東京農工大学遺伝子実験施設では,毎年夏期に中学・高校教員を対象とした研修会を開催し,遺伝子組換え実験の基本的操作,
注意事項を研修していただき,教育の現場に新しい教材として組換え実験を取り入れ,遺伝子組換えに関する知識の一般社会への
普及に役立てていただくことを期待しております」
 
日時:平成17年7月27日(水)〜7月28日(木)の2日間。午前10:00より
場所:府中市幸町3-5-8  東京農工大学遺伝子実験施設西棟1F実習室
参加資格:中学または高校教員で理科または生物・農業関係を担当の方。博物館等の教育施設の関連事業担当の方」
講習内容:学校における遺伝子教育や遺伝子組換え実験の規制に関する講義およびプラスミドによる大腸菌の形質転換の実習を行う。
 なお,参加者には研修終了証書を授与します」
定員:20名
参加費:無料
宿泊施設:なし
応募要領:往復葉書に「組換え研修会参加希望」と書き,氏名,自宅住所,電話・fax番号,メールアドレス,および勤務先の名称,
住所,電話・fax番号と学校長の氏名を書いて下記に郵送する(返信用には自宅等の受領確実な住所を記入して下さい)
締切:第一次は6月27日(月)に締切り,選考します。空きが生じたら7月25日まで受け付けます
応募先:183-8509 東京都府中市幸町3-5-8
     東京農工大学遺伝子実験施設 丹生谷 博(にゅうのや ひろし)
問い合わせ先:丹生谷@nyunoya@cc.tuat.ac.jp TEL: 042-367-5563)または松下(ymatsu@cc.tuat.ac.jp  TEL:042-367-5855)
 
研修内容の詳細は下記URLより東京農工大学遺伝子実験施設ホームページをご覧下さい
http://www.tuat.ac.jp/~idenshi/
 
 
平成17年度 理科教員のための遺伝子組換え実験教育研修会日程表
7月27日(水)9:45受付
10:00開講式及びオリエンテーション(坂野好幸,丹生谷博)
10:10研修1(講義:中学高等学校での遺伝子教育実施方法)(斎藤淳一)
10:40研修2(講義:遺伝子組換え実験関連の法令)(中島春紫)
11:10研修3(講義:教育目的遺伝子組換え実験)(大藤道衛)
12:10昼食
13:30研修4(講義と実習:教育目的遺伝子組換え実験)(大藤道衛 他)
17:00第1日目の研修終了
7月28日(木)
10:00研修5(講義と実習:教育目的遺伝子組換え実験)(大藤道衛 他)
12:30昼食
14:00研修6(講義:DNAと遺伝子)(飯田秀利)
14:30研修7(講義:遺伝子組換え植物)(丹生谷博)
15:00休憩
15:10自己紹介
16:00研修7(総合討論と質疑応答)(全員)
16:20閉講式(修了証書授与)
16:30交流会(任意参加)
 
講師陣
大藤道衛 東京テクニカルカレッジ バイオ科 講師
中島春紫 明治大学農学部農芸化学科 助教授
斎藤淳一 東京学芸大学附属高等学校大泉校舎 教諭
飯田秀利 東京学芸大学教育学部 教授
丹生谷 博 東京農工大学遺伝子実験施設 教授
松下保彦 東京農工大学遺伝子実験施設 助教授
坂野好幸 東京農工大学大学院共生科学技術研究部 教授(施設長)

以上です

戻る戻る

行事等のお知らせに戻る行事等のお知らせに戻る