2005年9月14日掲載
池内達郎先生(東京医歯科大学・難治疾患研究所)より
以下のご案内をいただきましたので、お知らせいたします。

日本遺伝学会第77回大会
(大会委員長:五條堀 孝, 国立遺伝学研究所・教授)
公開講演会:「遺伝」をプラスイメージに:教育の重要性
 
■企画者:池内達郎(東京医歯大)、武部 啓(京大・名誉教授)
■日時:2005年9月28日(水)pm. 19:00〜21:00
■場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
(渋谷区代々木神園町3-1) http://www.nyc.go.jp/
 
■ 趣 旨:
21世紀はバイオサイエンスの時代とも云われ、
昨今は、ヒトゲノム、DNA診断、遺伝子組換え作物などの言葉が、
健康や食生活の問題として日常的に登場するようになった。
しかし市民一般の遺伝学リテラシーは十分とは云えず、
それが不安や誤解に繋がるとともに、
「遺伝」という言葉がマイナスイメージで捉えられる場合も少なくない。
そして、こうした現実的な社会のニーズに学校教育が
きちんと対応できていない、という現状がある。
本学会は4年前(2001)に、
市民を対象とした公開シンポジウム「遺伝教育を考える」を行った。
今年度本学会に
「遺伝学の教育・普及に関する委員会」が新設されたのを機に、
今回は学会の会員も多数交えた公開講演会を企画する。
遺伝学と社会との接点を、会員の専門家としての立場から、
そして学校の先生方や市民の立場から、
共に考える機会になることを期待したい。
 
■講演者と所属および演題:
1.池内達郎(東京医歯科大学・難治疾患研究所):
   高校「生物」教科書における「遺伝」分野の現状  
2.藤川和男(近畿大学・理工学部):
   遺伝教育の新展開:遺伝カウンセラー養成 
3.米田好文(東京大学大学院・理学研究科):
   組換えDNA実験技術と植物遺伝学
4.青野由利(毎日新聞・論説室):
   メデイアから見た市民リテラシー
5.武部 啓(京都大学・名誉教授):
   「遺伝」をプラスイメージに 
 
■参加費:無料、事前申し込みも不要.
 
■他に、
遺伝学の夕べー市民公開講演会「遺伝学は遺伝の学問でしょうか」
 中村桂子(株・JT生命誌研究官館長)
 日時:9月26日,p.m.7時〜9時 (予定)
 
■詳しくは、
大会ホームページへ:http://iden77.genes.nig.ac.jp
あるいは、池内(東京医歯大)宛の E-mail:ikecgen@mri.tmd.ac.jp

以上です。

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