(1) エリア選択科目「生命科学」での医学教材の開発について 片山 徹(府立枚方なぎさ高校) (2) プロジェクト・ワイルドによる環境教育の試み 片山 徹(府立枚方なぎさ高校) (3) 中学生向け骨学講座の実施について 平田 泰紀(府立三島高校) (4) 近畿地方における在来種・雑種・外来種のタンポポの分布について *木村 進 (泉北高校)・伊東 明(大阪市立大学) |
(1) エリア選択科目「生命科学」での医学教材の開発について 片山 徹(府立枚方なぎさ高校) 普通科総合選択制高校の「生命・人間エリア」のエリア選択科目である「生命科学」で、主として医学分野の内容の授業(HIV・聴診器の歴史・インスリン 物語・人工透析の話など)を行っている。その授業における教材の開発と 生物教育における可能性について発表したい。 |
(2) プロジェクト・ワイルドによる環境教育の試み 片山 徹(府立枚方なぎさ高校) アメリカで開発され、日本では(財)公園緑地管理財団が独占使用権を持つ 「プロジェクト・ワイルド」を利用した環境教育・環境学習を、高校における生物T・LHR・総合学習の中で実践した試みについて報告したい。 |
(3) 中学生向け骨学講座の実施について 平田 泰紀(府立三島高校) この夏、中学生を対象にヒトを含む動物骨格を用いた実習講座を開いた。 (なにわっこみらい適塾) その概要と、教材の紹介および参加者の反応を報告する。a.哺乳類骨格の基本構造 b.骨からわかる情報:生活様式との関連 c.人骨からの個体識別:性・年齢・身長の推定(人骨標本・写真・石膏模型を使用) |
(4) 近畿地方における在来種・雑種・外来種のタンポポの分布について *木村 進 (泉北高校)・伊東 明(大阪市立大学) 2004年(予備調査)〜2005年春に、近畿2府5県でタンポポの分布調査を行い、在来種・雑種・外来種の分布の概要が明らかになったので報告したい。集まったサンプルは30000点を超え、そのうち、府県毎に約50サンプルずつについて雑種の解析も行い、近畿における雑種タンポポの分布状況も把握できた。 |