平成17年6月23日掲載
村川功雄先生(東京大学千葉演習林)から
以下のご案内をいただきましたので、お知らせいたします。

高校生のための森と海のゼミナール

「自然の中で考える環境問題と生物多様性」

 
きれいな空気や水、キノコや木材などの林産物、リクリエーションの場など、
森林は、私たちに有形無形の恩恵をもたらしてくれます。
巨大なモミやツガの古木、森の動物たち、
驚きと多様性に満ちた森林にアプローチしてみよう。
私たち生命が発生した海、その海の中は、
一体、どのようになっているのでしょうか。
複雑に絡み合った生態系、そこで生きる海辺の生きものたち、
そして人と自然との関わりを房総の森と海で考えてみませんか?
環境の時代と言われる21世紀を生きるヒントが見つかるかも!?
このプログラムは合宿方式で、森林の探索や海洋実習を通して、
自然の仕組みや役割を理解し、
自然界の生物の多様性を学ぶチャンスを提供します。
大学教官と寝食をともにしながら、
豊かな自然の中に身を置いて
環境問題や生命の本質について語り合いましょう
 
◇開催場所
東京大学科学の森教育研究センター千葉演習林
千葉大学海洋バイオシステム研究センター
◇開催日時
平成17年7月26日(火)〜28日(木) 2泊3日
◇集合解散場所
JR外房線安房鴨川駅またはJR久留里線上総亀山駅
7月26日13時集合(昼食を済ませてくること)、7月28日13時頃解散
◇参加費用
5000円 宿泊費と食費6食分、集合時に集めます
◇対象
高校生、定員20名(先着順)
 
◆申込方法
氏名、住所、生年月日、性別、所属高校、学年、
保護者連絡先、本人連絡先(携帯電話等)、靴のサイズ、
希望集合箇所を書いて下記申し込み先まで、
郵送・ファクシミリ・E−メールいずれも可。
◆申込締切
平成17年7月15日(定員に達した時点で締切ることがあります)
◆申込先・問合せ先
高校生のための森と海のゼミナール実行委員会 代表者 山本 博一
〒299−5503 千葉県鴨川市天津770
東京大学大学院農学生命科学研究科附属
科学の森教育研究センター千葉演習林
TEL 04-7094-0621
FAX 04-7094-2321
E-mail chiba@uf.a.u-tokyo.ac.jp
 
◇スケジュール
平成17年7月26日(火)
13時 JR外房線安房鴨川駅またはJR久留里線上総亀山駅に集合、バスで移動
14時 札郷学生宿舎到着(受付、参加費徴収、着替え、参加者自己紹介)
14時30分〜17時 「さまざまな森林の中を歩こう」里山林、見本林、苗畑
モミ・ツガ原生林 110年生のスギ人工林、つりはし、七里川
17時〜19時 夕食・入浴・休息
19時〜20時 野外講義「野生生物との共生」、「ヒメコマツの保護」
20時〜21時 「夜の森の動物を見てみよう」ニホンジカの夜間観察
22時 消灯・就寝、東京大学札郷学生宿舎泊(Tel 0439-39-3122,携帯圏外)
 
7月27日(木)
7時30分〜8時30分 朝食・着替え
9時〜10時 「森林を測ろう」樹木の身体測定(直径・樹高)、間伐、円板採取
10時30分〜11時 「炭窯を見てみよう」
11時30分〜12時 「森に降った雨はどうなるの」対照流域法試験地 
12時〜13時 「清流に棲む生き物たち」川の生態調査と昼食
13時〜14時 「森づくりを考えよう」苗木の育成、スギ品種成長比較試験地
14時〜14時30分 常緑広葉樹天然林、針葉樹人工植栽林の見学
15時〜17時 「海辺の生き物たち」千葉大学海洋バイオシステム研究センター
17時〜19時 夕食・入浴・休息
19時〜19時30分 「森林を測ろう」の測定結果とりまとめ
19時30分〜21時 講義 「森の造り方」、「房総の自然」、「森林と人の関わり」
22時 消灯・就寝、東京大学清澄学生宿舎泊(Tel 0470-94-1990)
 
7月28日(木)
7時30分〜8時30分 朝食・着替え・森林博物資料館見学
9時〜11時 「海のプランクトンたち」千葉大学海洋バイオシステム研究センター
11時30分〜 修了式・感想発表
12時 昼食後解散、安房小湊駅、上総亀山駅までバスで移動
 
東京大学科学の森教育研究センター千葉演習林のホームページ
http://www.uf.a.u-tokyo.ac.jp/chiba/indexJ.html
千葉大学海洋バイオシステム研究センターのホームページ
http://www-es.s.chiba-u.ac.jp/kominato/index.html

以上です。

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