平成17年2月12日掲載
市石 博先生(町田高校)より、以下の連絡がありましたので、お知らせいたします。

 

第81回「河川文化を語る会」のご案内

沖縄県宮古島における講演「命の源である地下水の水質保全」
 
講師:前里和洋氏 (沖縄県立宮古農林高等学校教諭)
 
沖縄県宮古島は、川や湖などの水資源がなく、島民の生活用水および産業用水は地下
水に全てを依存するサンゴ礁の海に囲まれた島です。そのことは、地下水汚染が生活
および、生命に直ちに影響を及ぼします宮古島の土地利用状況は約65%が農耕地とし
て活用されそのため畑に施用される化学肥料に含まれる余分な硝酸態窒素が宮古島の
地下水を汚染しています。
 
宮古島のような周囲を海に囲まれた島嶼域では、島外から移入される大量の化学肥料
のみに頼った施肥方法から、島内で有機物資源を循環させる目的で有機肥料を研究開
発し、島の農耕地に活用した農業形態への転換は必要と考えます。また、小さな宮古
島においてバイオマスである有機資源の地域循環を促進することは、環境への負荷を
軽減でき、特に命の源である地下水への窒素負荷の軽減にも繋がり意義があると思わ
れます。
 
そこで、持続可能な農業、即ち化学肥料の低投入型施肥技術による作物栽培を目標に、
有機肥料を研究開発し土づくりを通した地下水保全活動について報告します。
 
【講師略歴】
1964年沖縄県宮古島生まれ。東京農業大学農学部卒業。岐阜大学農芸化学科研究生。
琉球大学大学院農学研究科修士課程修了。1997年より現職。同校の環境班顧問。
なお、環境班は第3回世界水フォーラム研究奨励賞、第6回日本水大賞、
2004年 ストックホルム青少年水大賞グランプリ等多数受賞。
 
■開催日時 平成17年2月21日(月) 18:00〜20:00
■開催場所 厚生会館(全国土木建築健保) 5F「青竹・紅梅」
(千代田区平河町1-5-9 (財)土木建築厚生会TEL:03-3264-1241)
■交通 地下鉄有楽町線:麹町駅1番出口徒歩2分、半蔵門線:半蔵門駅1,2番出口徒歩5分
■参加費 個人会員/学生:無料、一般の方:500円(当日申し受けます)
■申込み/問合わせ 氏名・(勤務先)・職種・住所・TEL・(FAX)・個人会員/一般/学生の
別を明記の上、FAXまたはE-mailでお申し込み下さい。(参加票の送付等はありません。
直接会場へお越し下さい)
※当講演会では、参加者名簿(氏名、勤務先)を配布しています。勤務先のご記入は任意です。
 
(社)日本河川協会「河川文化を語る会」事務局担当:高木、佐藤
TEL:03-3238-9771 FAX:03-3288-2426 E-mail:kataru@japanriver.or.jp
 
■申込締切 定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにお申し込み下さい。
          
この「河川文化を語る会」は(財)河川環境管理財団の河川整備基金事業で行っています。
また「土木学会CPDプログラム」として認定されています。
 

(社)日本河川協会行FAX:03−3288−2426

第81回「河川文化を語る会」参加申込書

ふりがな
氏名                           .            
 
個人会員 ・ 一般 ・ 学生 (いずれかを○で囲んで下さい)
 
(勤務先)                                          .
 
※職種
コンサルタント ・ 建設会社 ・ その他民間企業 ・ 行政 ・ 財団/社団 ・ NGO等 ・ その他
(いずれかに○)
 
住所〒( 勤務先 又は 自宅 )

                                                .

TEL (               ) FAX (             )
 
E-mail:                               .
 
(ご記入いただきますと、次回よりE-mailにてご案内を差し上げます)
 

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