平成17年1月4日掲載
松田良一先生(東京大学大学院文化総合研究科)より以下のご案内をいただきました。
年始、ご多忙のことと思いますが、是非ご参加下さい。

公開シンポジウム「世界の科学教育」

開催日時:平成17年1月8日(土) 午後1時から6時まで
開催場所:東京大学教養学部13号館1313教室
 
主催団体:
日本学術会議動物科学研究連絡委員会
(NPO法人) ティーチングキッズ
(社団法人)日本動物学会
高等教育フォーラム (共同主催)
 
開催目的:
今日の日本社会は科学技術に大いに依存しているにも関わらず、
科学技術に対する軽視、いわゆる「理科離れ」が進みつつある。
初中等教育においても理科系教科内容削減や科目選択化等が進み、
必ずしもこの傾向を改善しようとする兆しは見えない。
この状況を分析し、対応策を考える上で、
諸外国の科学教育の現状を知ることは重要である。
そこで、本シンポジウムでは、
アメリカと中国など諸外国における科学教育の現状を把握し、
日本の理科教育改善へのヒントを得ることを目的とする。
 
参加費:無料 参加登録:不要 
この集会は
一高記念基金から学術研究集会支援を受けて開催されるものです。
 
予定講演者(講演順、演題は仮題、敬称略):
星 元紀(日本学術会議会員、慶応大学教授) 「問題提起」
北原和夫(日本学術会議会員、国際基督教大学教授)
 「日本学術会議における理科教育問題への取り組み」
古川 和 (ジャパンGEMSセンター事務局長)
 「GEMS, Great Explorations in Math and Scienceの活動とアメリカの科学教育」
西村和雄(京都大学教授) 「数学教育の国際比較」
渡辺 正(東京大学教授) 「化学教育の国際比較」
松田良一(東京大学助教授) 「高校生物教科書の国際比較」
椎 廣行(国立教育政策研究所社会教育実践研究センター長)
 「科学系博物館の科学教育」
筒井勝美(英進館館長) 「教科書の変遷から見た理数教科内容削減の歴史」
酒井由紀子(東京大学教養学部理科2類2年)
 「シカゴの公立高校におけるAP (Advanced Placement Program) 教育体験」
古谷美央(東京大学大学院医学系研究科博士課程1年
 「ダラスの公立高校における AP教育体験」
林 万雅(中国語教師) 「中国に遅れる日本の公教育」
 
パネルディスカッション(順不同、敬称略)
下村博文(文部科学省政務官)、立花 隆(評論家、元東京大学客員教授)、
黒田玲子(東京大学教授)と講演者全員
 
司会進行と問合せ先:松田良一(東京大学大学院総合文化研究科)
ryoichi@matsuda.c.u-tokyo.ac.jp

以上です。

トップに戻るトップに戻る

行事等のお知らせに戻る行事等のお知らせに戻る