平成18年6月27日掲載
松浦克美先生(首都大学)より
以下のご案内をいただきましたのでお知らせします。

首都大学東京生命科学専攻

高校教員等向け夏期研修講座のお知らせ
 
・リカレント生物学講座:8月1日(火),2日(水)
・実験指導法講座1(植物の光センシング):8月3日(木),4日(金)
・実験指導法講座2(課題研究指導法):8月21日(月),22日(火)
 
今年度は,3講座とも東京都教職員研修センターと連携協力の下に行いますので,
東京都の公立学校教員の方は,そちらから申し込むこともできる予定です.
(各校への連絡は,少し遅れるかもしれません.)
該当の方は,研修センター経由と直接の両方に申し込んでいただければ,
研修センターの方で認められた場合,そちら経由の参加といたします.
 
すでに参加申し込みをいただいた方は,再度お申し込みいただく必要はありません.
確信がなければ重複しても構いませんので,再度お申し込み下さい.
 
ご参加をお待ちしております.
 
松浦克美
首都大学東京生命科学専攻長
 
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<<首都大学東京 生命科学専攻 公開講座>>
 
「高校教員のためのリカレント生物学講座2006」

最低限の用語で語る最新生物学

 
下記の要項で,高等学校の生物の教員等を対象に表記の講座を開講しますので,
ふるってご参加下さい.
また,関係者への周知や参加へのご配慮等,よろしくお願い申し上げます.
本年度の講座は,独立行政法人教員研修センターの
「教員研修モデルカリキュラム開発」事業に応募・採択された
「独創的科学技術立国のための理科教員研修:生物でのモデル」の一環として行います.
また,東京都教職員研修センターとの連携協力の下に実施します.
 
目的: 生物科学の急速な進展と社会における重要性の増大に伴い,高等学校の
生物の授業においても生徒に新しい知識を正しく解説する必要性が高まっている.
一方,高校教員が新しい知識を正確に理解し適切に授業に活用していくことは,
自己研修や研修機関での研修だけでは難しい面がある.
本講座では,高校生物で扱われている内容に密接に関係する最近の生物科学の進展を,
第一線の研究者が特に重要な点に絞って解説し,受講者の質問に答える.
 
実施形態: 2日間にわたり,6時限分(1時限は1.5時間)の講義(研修)形式で行う.
 
実施日:  平成18年8月1日(火),2日(水)
 
実施時間: 10時00分より17時00分まで(受付開始から施設見学等までを含む)
      ・講義は,10時30分より16時10分まで
 
・8月1日(火)は終了後17時ごろまで,
高校生物のカリキュラムや教員研修に関する質疑や意見交換を行います.
その後18時30頃まで懇談会を予定しています(参加任意).
 
場 所: 首都大学東京 国際交流会館(第1日目)および12号館101教室(第2日目)
        (八王子市南大沢1-1,京王相模原線南大沢駅より徒歩12-15分)
 
対 象: 高校教員および高等学校レベルの生物教育に興味を持つ者
 
申込方法: 電子メールまたはホームページの意見・質問欄からお申し込み下さい.
なお,東京都公立学校教員の方は,
東京都教職員研修センターを通じた応募もできますので,ご利用下さい.
両方に申し込まれて受講いただく場合は,東京都研修センター経由の受講といたします.
 
内容(予定:各項目,約1時間の講義と約30分の質疑.講師は首都大学東京教員.)
 
1.光合成の仕組みと進化                (松浦克美)
2.植物の光受容:青色光と赤色光            (鐘ヶ江健)
3.環境問題と生物学                  (鈴木準一郎)
4.二重らせん構造のDNAが絡まずに複製される仕組み   (加藤潤一)
5.「明日の記憶」の源、神経細胞の一生          (久永眞市)
6.消化管の発生:遺伝子発現から器官形成へ       (福田公子)
 
その他:
・ 受講料は必要ありません.
 申込み期限はありませんが,できましたら7月上旬までにお願いします.
・ 全期間参加された方には,
 受講済証(日時,内容の概要,時間数明示)を発行します.
 
(実施責任者:首都大学東京理工学研究科生命科学専攻 専攻長:松浦克美)
(問合先: matsuura-katsumi@c.metro-u.ac.jp, tel:0426-77-2581, fax:0426-77-2559)
 
受講希望の方は,以下の申込ページの内容を
matsuura-katsumi@c.metro-u.ac.jpにお送り下さい.迷惑メール対策で@は大文字です
http://dept.biol.metro-u.ac.jp/comment.html の
意見・質問欄からお送りいただいても結構です.
 
===========(申込ページ)==========
 
<<首都大学東京 生命科学専攻 公開講座>>

「高校教員のためのリカレント生物学講座2006」 申込書

 
  上記講座の受講を申し込みます.
  (該当する項目だけのご記入で結構です.)
 
  氏名(ふりがな):
  勤務先:
  勤務先住所:
  連絡先電話:
  連絡先電子メール:
  高校教員でない場合の受講希望理由:
  受講申込受付の連絡は,原則としていたしません.
  当日,首都大学東京キャンパス内,国際交流会館まで,
  10:00〜10:20の間にお越し下さい.
 
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首都大学東京都市教養学部理工学系 生命科学専攻公開講座  受講募集ご案内
高校教員のための実験指導法講座2006-1 

<植物の光センシングに関する簡単な実験と解説>

 
下記の要項で,高等学校の生物の教員等を対象に表記の講座を開講しますので,
ふるってご参加下さい.
また,関係者への周知や参加へのご配慮等,よろしくお願い申し上げます.
 
本講座は,
独立行政法人教員研修センターの「教員研修モデルカリキュラム開発」事業に応募・採択された
「独創的科学技術立国のための理科教員研修:生物でのモデル」の一環として行います.
また,東京都教職員研修センターとの連携協力の下に実施します.
 
内容概要:植物は不適当な光環境に育っても動物のように簡単に移動することができない。
そのため、生育する場所の光環境を常にモニターし、
その光環境に適応するように自己の発達を調節するという戦略をとる。
光センサー色素としてフィトクロム、クリプトクロム、フォトトロピンなどが知られているが、
これらの色素による植物の光センシングについて解説する。
またその例として、高校の実験室でもできるレタス種子の光発芽実験について紹介し、
実際に実習してもらう。
 
日時:平成18年8月3日(水)9:00〜17:00
          4日(木)9:00〜17:00
初日受付は,8:40〜8:55.
ご希望があれば2日目終了後,懇談会を行います.
 
場所:首都大学東京8号館287室(生物学生実験室)
   (八王子市南大沢1-1,京王相模原線南大沢駅より徒歩12分)
 
担当:門田明雄(首都大学東京生命科学専攻)
 
対象:高校教員および高等学校レベルの生物教育に興味を持つ者
 
募集人数:約15名
別の募集枠を合わせての実施となります.
東京都公立学校教員の方は,
東京都教職員研修センターを通じた応募もできますので,ご利用下さい.
両方に申し込まれて受講いただく場合は,東京都研修センター経由の受講といたします.
 
応募締切:7月7日(金)
応募者多数の場合は,
これまで都立大学・首都大学東京の公開講座に参加いただいた方を優先します.
応募が募集人数に満たない場合は,ホームページでご案内し,締切後も募集を続けます.
 
趣旨・目的:
植物は太陽からの光エネルギーを用いて光合成を行い、独立栄養を営んでいる。
植物の行う光合成は最終的に地球上の生命すべてを支える重要な過程であり、
教科書にもよく解説されている。
一方、植物は大地に根をはって生きており、光合成に不適な光環境でも逃げ出すことができない。
そこで、光合成にはエネルギーとして用いる光を今度は「光情報」として用いる。
光は光センサー色素を通して「情報」として受容され、植物はその情報に基づいて自らの形を変え、
光合成のための光を獲得できるように対処する。
こうして光環境により植物の形の変化が生じることとなり、光形態形成と呼ばれる現象が起こる。
暗所で育てた植物が“もやし”になることや植物ホルモンの説明によく登場する光屈性はこの例である。
この講座ではこのような植物による光センシングについて解説するとともに、
簡単に体験できる例としてレタス種子の光発芽実験を行う。
 
内容項目(予定:変更される場合があります):
8月3日午前 ・植物の光センシング1(講義)
    午後 ・レタス種子の光発芽実験:播種と光照射(実習)
8月4日午前 ・植物の光センシング2(講義)
    午後 ・レタス種子の光発芽実験:発芽率の測定と考察(実習)
 
その他:
・受講料は必要ありません.
・参加,修了された方には,受講済証(日時,内容の概要,時間数明示)を発行します.
 
(実施責任者:首都大学東京都市教養学部生命科学専攻 専攻長:松浦克美)
(問合先: matsuura-katsumi@c.metro-u.ac.jp, tel:0426-77-2581, fax:0426-77-2559)
 迷惑メール対策で@は大文字です
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「高校教員のための実験指導法講座2006-1」

<植物の光センシングに関する簡単な実験と解説> 申込書

 
以下の内容をmatsuura-katsumi@c.metro-u.ac.jpまでお送り下さい。
   迷惑メール対策で@は大文字です
 http://dept.biol.metro-u.ac.jp/comment.htmlの意見・質問欄からお送りいただいても結構です。
 
  氏名(ふりがな):
  勤務先:
  勤務先住所:
  連絡先電話:
  連絡先電子メール:
  高校教員でない場合の受講希望理由:
  受講いただけるかどうかのご連絡は,原則として電子メールでいたします.
  他の方法をご希望の場合は以下にご記入下さい:
 
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首都大学東京 生命科学専攻公開講座  受講募集ご案内

高校教員のための実験指導法講座2006-2 <生物課題研究の指導法>

 
下記の要項で,高等学校の生物の教員等を対象に表記の講座を開講しますので,
ふるってご参加下さい.
また,関係者への周知や参加へのご配慮等,よろしくお願い申し上げます.
 
本講座は,
独立行政法人教員研修センターの「教員研修モデルカリキュラム開発」事業に応募・採択された
「独創的科学技術立国のための理科教員研修:生物でのモデル」の一環として行います.
また,東京都教職員研修センターとの連携協力の下に実施します.
 
内容概要:最先端の研究の場面で行われている研究のノウハウを,
高校や中学の授業における生物課題研究の指導に置き換え,
テーマの選定,実験計画の建て方,結果のまとめ方,データ解析,考察,論文の書き方・発表の仕方まで
一連の指導法を実践的に考える。
 
日時:平成18年8月21日(月)9:00〜17:00
          22日(火)9:00〜17:00
初日受付は,8:40〜8:55.
ご希望があれば2日目終了後,懇談会を行います.
 
場所:首都大学東京8号館247室(生物学生実験室)
   (八王子市南大沢1-1,京王相模原線南大沢駅より徒歩12分)
担当:松浦克美(首都大学東京生命科学専攻)
 
対象:高校教員および高等学校レベルの生物教育に興味を持つ者
 
募集人数:約15名
別の募集枠を合わせての実施となります.
東京都公立学校教員の方は,
東京都教職員研修センターを通じた応募もできますので,ご利用下さい.
両方に申し込まれて受講いただく場合は,東京都研修センター経由の受講といたします.
 
応募締切:7月7日(金)
応募者多数の場合は,
これまで都立大学・首都大学東京の公開講座に参加いただいた方を優先します.
応募が募集人数に満たない場合は,ホームページでご案内し,締切後も募集を続けます.
 
趣旨・目的:
高等学校理科の生物。・「や理科総合Bでは、実験・観察をとおして生徒の理解を深めることが必要である。
教員が準備する従来の観察や実験は,その指導方法等について多くの蓄積があり,経験豊富な教員も多い。
それに比べ、生物「の課題研究や生物。の探求活動で、
生徒自らが不思議や疑問に思った事柄からテーマを選定し、
実験計画をたて、結果をまとめるという活動は、
「指導が難しい」「どのように行なったらよいかわからない」という教員が少なくない。
本講座では、普段大学院生の指導や最先端の研究の場面で行われている研究や研究指導のノウハウを,
高校や中学の授業における生物課題研究の指導に置き換え、
テーマの選定、実験計画の立て方、結果のまとめ方、データ解析、考察、論文の書き方と発表の仕方まで、
一連の指導法を紹介・討論する.
参加者には、実際に生徒の立場になって、
自らテーマをきめてキャンパス内生物を題材とした研究を行う体験を通して、
独自性のある研究のために必要な要件,
説得力のある結論へのデータの取り方や対照の設定の仕方,
論理的な結論への導き方等について,研修を進める.
生物や理科の学習には,基本をしっかり理解することに加え、
実験・観察の楽しさを経験し、不思議や疑問に思うことを意識し,
研究して新しいことを発見することの感動を味わうことが有効である.
これらを生徒に伝えられる教員が増えることによって、
教え子の中から国際生物学オリンピックや科学賞に応募したり大学での研究を目指す生徒が生まれ,
日本の科学技術の進展を担う独創的な若者を育てるというのも,本研修の大きなねらいである。
 
内容項目(予定:変更される場合があります):
8月21日午前 ・課題研究,探求活動の意義と問題点について(講義・討議)
・ テーマの選定について(講義・討議)
・ 研究計画の立て方とその指導法(講義・討議)
・ キャンパス内緑地,池での,テーマ探索(実習)
    午後 ・参加者が生徒の立場で,各自テーマを自由に決め,研究計画を立てる.(実習)
・ キャンパス内外から生物を採取・調達し,実験・観察を行う.(実習)
8月22日午前 ・データ解析,結果と考察のとりまとめ.(実習)
    午後  ・研究レポートの作成.(実習)
・ データ解析,結果と考察の注意点と指導法(講義・討議)
・ 研究レポート,論文の書き方,発表の仕方(講義・討議)
・ まとめと全体討議
 
その他:
・受講料は必要ありません.
・参加,修了された方には,受講済証(日時,内容の概要,時間数明示)を発行します.
 
実施責任者:首都大学東京理工学研究科生命科学専攻 専攻長:松浦克美
問合先: matsuura-katsumi@c.metro-u.ac.jp, tel:0426-77-2581, fax:0426-77-2559
 迷惑メール対策で@は大文字です
****************************************
 
「高校教員のための実験指導法講座2006-2 <生物課題研究の指導法>」 申込書
 
以下の内容をmatsuura-katsumi@c.metro-u.ac.jpまでお送り下さい。
http://dept.biol.metro-u.ac.jp/comment.htmlの意見・質問欄からお送りいただいても結構です。
 
  氏名(ふりがな):
  勤務先:
  勤務先住所:
  連絡先電話:
  連絡先電子メール:
  高校教員でない場合の受講希望理由:
  受講いただけるかどうかのご連絡は,原則として電子メールでいたします.他の方法をご希望の場合は以下にご記入下さい:
 

以上です。

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