平成18年11月19日掲載
佐藤由紀夫先生(都立新宿高校)より、
以下のご案内をいただきました。

 
第5回公開セミナー
(科学技術振興調整費重要課題解決型プロジェクトアウトリーチ活動)
 
外来植物の「リスク」を調べて蔓延を防止する
――これまでの研究成果と今後重要となる問題点――
 
日時/平成18年12月10日(日曜日)、10:00〜17:00
場所/東京国際フォーラム・ホールD5(200名収容可)
100-0005 千代田区丸の内3丁目5番1号
http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html
(JR有楽町駅徒歩1分、JR東京駅徒歩5分)
 
開催趣旨/
昨年6月に施行された外来生物法のもとに、
生態系、人命や健康、農林水産業に被害を及ぼす外来生物の特定と取り扱い規制が
環境省と農林水産省を中心に進められている。
農環研では、この法律の円滑な実施に貢献するために、
科学技術振興調整費重要課題解決型研究「外来植物のリスク評価と蔓延防止策」を実施している。
本公開セミナーでは、法律の意義と外来植物がもたらすリスクに関する研究成果を発表し、
外来生物管理が生物多様性保全に極めて重要であることを、一般市民に理解していただくとともに、
幅広い意見を今後の研究計画に反映させることを目的に、
外来植物のリスク評価法、蔓延、生態特性、防除技術に重点をおき論議する。
 
演題/
あいさつ 10:00〜10:05
   上路雅子(農業環境技術研究所)
1)この研究の背景と目的 10:05〜10:15
   藤井義晴(研究代表者)
2)現在、日本にはどのような外来植物が蔓延しているか 10:15〜10:40
   楠本良延(農業環境技術研究所)
3)外来植物が好きな土、在来植物が好きな土 10:40〜11:05
   平舘俊太郎(農業環境技術研究所)
4)アレロパシーや毒性が強く
  新たに侵入して問題となる外来植物について 11:05〜11:30
   藤井義晴(農業環境技術研究所)
5)外来植物のリスクを科学的に評価する方法を開発する 11:30〜12:00
   西田智子(畜産草地研究所)
 
昼食 12:00〜13:00
 
6)熱帯アジアにおける侵略的外来植物:タイの事情 13:00〜13:30
   シリポーン・ツングソンティポーン(タイ国農業省)
7)外来植物の侵入が国立公園における生物多様性に及ぼす影響13:30〜14:00
   トラン・トリエット(ベトナム自然科学大学)
8)外来植物の侵入経路を遺伝子レベルで調べて、
  新たな侵入を遮断する 14:00〜14:25
   池田堅太郎(畜産草地研究所)
9)種子からその種類を判定する−外来植物データベースの作成− 14:25〜14:50
   榎本 敬(岡山大学資源生物科学研究所)
10)外来植物の防除に利用する除草剤が
  野生植物に及ぼす影響を調べる14:50〜15:15
   池田浩明(農業環境技術研究所)
 
休憩 15:15〜15:35
 
11)植生の多様性回復を目的とした外来植物防除技術の開発15:35〜16:00
 
    村岡哲郎(日本植物調節剤研究協会研究所)
12)フリートーク ー外来植物から日本の生態系を守るためにどうすべきか−16:00〜17:00
    (コメンテータの意見、会場からのご意見、質疑応答と討論)
    司会:池田浩明(農業環境技術研究所)
    コメンテータ:小池文人(横浜国立大学)
 
主催/独立行政法人農業環境技術研究所
後援/農林水産省、環境省(予定)
 
問合せ先/yfujii@affrc.go.jp(迷惑メール対策で@は大文字です)
 

以上です。

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