平成18年4月29日掲載
森下忠志先生(都立町田高校)より、以下の情報をいただきました。
 

 
海洋教育、環境教育、科学教育関係のみなさま
(※転送大歓迎です※重複受信の方失礼いたします※)
 
「海洋研究船」での海洋調査の実習ができる貴重な機会です。
実際の研究船と観測機器で、駿河湾を実際に行えるというのは、
素晴らしい体験だと思います。
高校生が主対象ですが、教育関係者、大学生も可です。
現在は大学教育での本格的な海洋実習がまれなので、
短時間で総合的に学べるこの機会はかなりお勧めです。
また教育関係者でも、実際の海の調査をした経験があると、
海のこと生き生きと教室で現場で伝えていただけると思います。
なお、日本海洋学会の教育問題研究部会が
企画・運営のお手伝いをしております。
伝統から最先端までを学べる内容となっています。
 
清野聡子@日本海洋学会・教育部会(東京大学大学院総合文化研究科)
 
蛇足:
大学4年生の時、
研究船で初めて「黒潮」の温度を測った時の感動を忘れられません。
知識としての「黒潮」は小学生の時から知っていても、
横断航走しながら本当に、
ぐいぐい水温が上がっていくのを見ると実感が違いました。
特に沿岸部に住んでいる子供は、
海からの視点で自分の地域をみるチャンスだと思います。
学校で学ぶ沿岸部の気候条件と海の関係について納得がいくと思います。
 
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☆研究船で海を学ぼう!☆
 
http://www.jss.or.jp/kenkyusen/index.html
 
日本科学協会では、
東海大学及び日本海洋学会との共催で、
“海”に関心がある高校生などを対象に、船上での観測・実習を行い、
海について学ぶ体験学習を実施します。
 
地球の表面の70パーセントを占める海は、
地球の環境に大きな影響を与えます。
海を調べ、学ぶことは、地球の未来を考えることです。
宇宙開発が進んだ現在でも、
海の内部には未解明のことがたくさんあります。
海の研究者とともに研究船に乗って、海に出てみませんか。
海の観測、生き物の観察を通して、
教科書やコンピュータでは学べない
「海の不思議」や「海の魅力」が見つかるはずです。
この機会に、是非、多くの方が参加されることを期待しています。
 
「研究船で海を学ぼう」は、皆さんが研究船に乗って,
海を体感しながら海を知る研修企画です。
この研修では,皆さんがそれぞれ研修テーマを持ち、
洋上観測や実験を通して海の仕組みを学ぶだけでなく、
陸上ではできない様々な体験をしてみましょう。
 
<趣旨>
四方を海で囲まれたわが国では、海は古来より人々の生活と密着し、
人との豊かな結びつきがありました。
しかし、現代の一般社会では、
生活様式の変化とその利便性の向上から海との結びつきが薄れ、
教育の面においても、それを学び知る機会は減少しています。
このような現代社会の背景から、
将来における海洋科学の諸分野においても、
これらを担う人材の確保が危ぶまれつつあります。
本事業は、これらを解決するための一助として、
体験学習を通して海洋科学知識の普及活動を促進することにより、
次代の海洋科学を担う人材を掘り起こし、
秀でた人材の育成を図るとともに海洋科学の重要性を
一般社会へ喚起することを目的としています。
 
主 催/ 財団法人日本科学協会
共 催/ 東海大学、日本海洋学会
後 援/ 文部科学省、国土交通省、農林水産省、静岡県教育委員会、
愛知県教育委員会、東京大学海洋研究所、独立行政法人海洋研究開発機構、
毎日新聞社、株式会社東京放送、高知新聞社、NHK静岡放送局、静岡新聞社、
静岡放送、海洋政策研究財団、財団法人日本海事科学振興財団(船の科学館)、
財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団、財団法人マリンスポーツ財団、
全海洋動物プランクトンセンサス(CMarZ)
特別協賛/ 日本財団
 
開催期間 平成18年7月31日(月)−8月5日(土)
(海上での研修は、2泊3日を予定)
開催場所 静岡県静岡市
1.東海大学清水校舎  静岡県静岡市清水区折戸3-20-1
2.三保研修館  静岡県静岡市清水区三保2389
3.望星丸  東海大学所有研究調査船
(乗下船地)
静岡県静岡市 清水港
 
募集対象 ・高校生 60名
学校教諭他(大学生可) 20名
 
研修内容
船舶を利用した洋上における実践研修
及び陸上における採取試料の分析など
(気象・海象観測、プランクトン採集、採泥、化学分析)
 
参加費 無 料
応募方法 高校生(60名)
[海]をテーマにした作文(600字前後)を作成し、住所、氏名、生年月日、
性別、連絡先電話番号、在学校名、学年を明記の上、
日本科学協会までE-mail、もしくは郵送で応募。
 
学校教員その他(20名)
応募動機
(テーマ:自分にとって、この事業への参加が
今後どのようなことに役立つか/600字前後)
を作成し、
住所、氏名、生年月日、性別、連絡先電話番号、
E-mail、職業(勤務先)を明記の上、
日本科学協会までE-mail、もしくは郵送で応募。
 
応募締切 平成18年5月15日(必着)
選考方法及び
決定等について
a  参加者については、応募作文もしくは、
  応募動機に基づき選考を行い、決定いたします。
b  選考結果は、
  平成18年6月上旬に応募者本人宛に通知します。
 
その他
a  応募者の個人情報については、本催事関係以外に利用しません。
b  参加者には、国内旅行傷害保険が付保されます。
c  未成年者の参加者には、保護者の同意が必要となります。
d  高校生には、往復の交通費をお支払いいたします。
 
応募先・お問い合わせ先
財団法人日本科学協会 業務部 「研究船で海を学ぼう」係
〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル5F
TEL 03-6229-5365 FAX 03-6229-5369
E-mail jss@silver.ocn.ne.jp
(なお、迷惑メール対策のため、
 メールアドレスの@を全角文字にしておりますので、
 予めご了承願います。)
 
I. 研修内容
1. 「研修テーマ」
「研修テーマ」は、各自の希望によって選択して取り組むもので、
その例として以下に20テーマを挙げます。
もちろんそれ以外に、自分で予めテーマを考えて来ても構いません。
船上や陸上でおこなった観測や測定の結果に基づいて成果をまとめ、
最終日にテーマごとに発表してみましょう。
引率・指導を担当する大学教員と大学生が皆さんのお手伝いをします。
なお、研修の希望内容を見て、主催者側でテーマごとグループわけします。
2. 「船上テーマ」
「船上テーマ」は、海を「体感」するために船の上で行う実験や作業で、
全員が参加する「船上共通テーマ」と、
希望によって体験する「船上自由テーマ」を5テーマ設けました。
そのほかにも皆さんから「船でこんなことをして楽しんでみたい」という希望があれば
是非提案してください。
皆さん、研究船に乗って、海の不思議や海の魅力を見つけてみましょう。
3. 研修テーマの選択と自由設定テーマの希望について
応募された方には、あらためて、
「研修テーマ」の選択及び自由設定テーマの希望について、
当方よりご照会いたします。
 
※ほかの情報は詳細はHPでご確認ください※
☆研究船で海を学ぼう!☆
http://www.jss.or.jp/kenkyusen/index.html
以上です

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