平成１８年７月１１日掲載

栃本忠良先生（北里大学水産学部）より

以下のご案内をいただきましたのでお知らせします。

北里大学水産学部

海洋生物学実験研修コースのご案内

　

北里大学水産学部では「開かれた大学」をめざし、

「高校との連携強化」を図ることを目的に、

その実践プログラムの１つとして高校生物担当の先生を対象に、

海洋生物学を中心とした実験研修コースを開催いたします。

リアス式海岸に囲まれた自然豊かな三陸キャンパスで、

直接、沿岸生物を採取し、その生理・生態の観察、分析などが体験できます。

授業など校務でお忙しいとは存じますが、

沿岸生物に触れながら

夏休み期間の一時を過ごすのも意義あることではないでしょうか。

生物の教員に限らず、生物学に興味ある先生方の参加も歓迎いたします。

生徒さんのご同伴をご希望の場合はご連絡ください。

多数のご参加をお待ちしております。

なお、参加者が少数の場合は中止することもありますので、ご了承ください。

　

日時／平成18年8月24日（木）〜26日（土）　（２泊３日）

場所／北里大学水産学部（岩手県大船渡市三陸町）

募集人員／約30名（先着順）

参加費／無料　ただし、交通費および宿泊費は自己負担となります。

宿泊は大学の宿泊施設（１泊２食付￥4,280）が利用できます。

その他、民宿（￥8,000程度）もあります。

集合場所／

東北新幹線水沢江刺駅　8月24日（木）14：30集合

水沢江刺駅より大学までは無料バスを用意いたします。

帰りも同様に、水沢江刺駅までお送りいたします。8月26日（土）16：00　解散予定

なお、自家用車等他の交通手段で参加の方は直接大学に集合してください。

＜新幹線時刻表＞

東京発10：36→水沢江刺着13：25

東京発11：36→水沢江刺着14：25

水沢江刺発16：09→東京着18：36

水沢江刺発16：37→東京着19：24

　

研修プログラム

実験実習、キャンパス見学、講演（仮題・生物の多様性）、親睦会

実験実習内容（案）

１．ウニの受精・発生の観察

２．磯採集と標本作成（海藻、無脊椎動物、魚類、プランクトンなど）

３．沿岸魚介類の解剖と観察（特に環境ホルモンの影響観察）

４．海藻色素の抽出と分析

５．遺伝子工学の基礎（魚類RNAの調整と分析）

６．魚類の脳下垂体ホルモンの体色調節作用

以上、６項目のうち、希望の多い項目を実施の予定です。

　

＜お申し込み・問い合わせ先＞

北里大学水産学部教務課

〒022-0101　岩手県大船渡市三陸町越喜来字烏頭160-4

TEL.（0192）44-3911／FAX.（0192）44-2125

e-mail：　suisan＠kitasato-u.ac.jp（迷惑メール対策で＠は大文字です）

http://www.kitasato-u.ac.jp/fish/fisheries.html

以上です。