平成18年7月20日掲載
大島範子先生(東邦大学)より
以下のご案内をいただきましたので、お知らせします。

第 6 回
高等学校教員を対象とした理科教室のご案内

東邦大学理学部 生物分子科学科では、
毎年夏休み期間中に、
高等学校の教員を対象とした理科教室を開催しており、
これまで多数の先生方にご参加いただいております。
本年も、以下の内容で理科教室を開催致しますので、
皆様にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
【実験の内容】
1. バクテリオファージの培養法の基礎
  および PCR 法によるファージ DNA の分析
(担当講師:東邦大学理学部 生物分子科学科 佐藤 浩之)
バクテリオファージはハーシー・チェイスの実験などにも使用され、
教科書にも紹介されていますが、
その実物(プラーク)を見る機会は意外と少ないのではないかと思います。
今回は、バクテリオファージの培養法について、
培地の調製、大腸菌への感染、プレーティング、
および PCR によるファージ DNA の分析法などをご説明し、
実際にファージの培養や DNA の PCR を行います。
定員:約 20 名
1 日目(8月22日(火) 10:00〜16:00)
2 日目(8月23日(水) 11:00〜16:00)
2. ミクロスケールの有機合成実験 ?フリーデルクラフツ反応?
(担当講師:東邦大学理学部 生物分子科学科 渡邊 総一郎)
化学、特に有機化学は、生徒さんから暗記科目と考えられがちですが、
身の回りの化成品や医薬品などの多くは、
有機合成の技術を基にして生まれてきます。
様々な物質の性質を知り、
それらの取扱い方を身につけることが化学の基本ですが、
化学が実用的な科目であることを実感するには、
実際に手を動かして実験してみるのが一番です。
今回は、題材として
有機化学の中でも基本的かつ重要な反応の一つである、
フリーデルクラフツ反応を行います。
「環境にやさしい」という最近のキーワードも意識して、
小スケールで実験できるように装置を工夫しています。
定員:約 20 名
8 月 23 日(水) 10:00〜16:00
 
2 つの実験のうち、
どちらか一方を選択していただきますようお願い致します。
いずれの実験に参加されても、
終了時には修了証書を発行いたします。
なお、参加費は無料です。
実験終了後に(16:00 頃〜)合同で懇親会(参加自由)を行います。
 
お申し込みの際は、
ご氏名、高等学校名、高等学校住所、ご連絡先の電話番号、
ご希望のコース(実験テーマ名)をご記入の上、
8 月 17 日までに
ファックス (047-472-7858) または
e-mail  naokow@biomol.sci.toho-u.ac.jp(迷惑メール対策で@は大文字です)
にてお願い致します。
問い合わせ先:
東邦大学理学部 生物分子科学科
渡辺 直子 naokow@biomol.sci.toho-u.ac.jp(迷惑メール対策で@は大文字です)
永田 喜三郎 nagata@biomol.sci.toho-u.ac.jp(迷惑メール対策で@は大文字です)

以上です。

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