平成18年7月9日掲載
佐藤由紀夫先生(都立新宿高校)より
以下の連絡をいただきましたのでお知らせします。
平成18年度筑波大学公開講座実施要項
第6回 教員のための遺伝子組換え実験教育研修会
1)主催
筑波大学 遺伝子実験センター
2)目的
近年生命科学が飛躍的に進展し、特に、生命の設計図とも言うべき遺伝子の構造や機能に
関する解明・理解が急速に進んできました。このような背景の中で、遺伝子組換え技術が
開発され、医薬品や工業用酵素等の生産に利用されるようになってきたばかりでなく、
遺伝子組換え食品や遺伝子治療が実社会の中で利用されるようになってきました。大学に
おいては、遺伝子リテラシー教育が行われ、社会の要請に応えてはきていますが、しかし、
遺伝子や遺伝子組換えに関する知識の一般社会への普及や理解が必ずしも円滑に行われて
いないのが現状です。本研修会では、中学校・高等学校理科教員(農業高校の教員を含む)
を対象とし、米国において高等学校の生物教育に実際に利用されているキットを活用した
組換えDNA実験を体験しつつ、遺伝子教育の在りかたを習得することにより、わが国の
初等中等教育において組換えDNA実験を含む遺伝子教育を実施できる教員の養成を図る
ことを目的としています。
3)実施期間
平成18年8月25日(金)〜 8月26日(土) 計2日間(11時間)
4)日程及び学習内容
日程/
●8月25日
10:00〜10:15 オリエンテーション
筑波大学 生命環境科学研究科 助教授 小野 道之
10:15〜11:30 遺伝子組換えと社会
筑波大学 生命環境科学研究科 教授 鎌田 博
11:30〜12:30 遺伝子組換えに関連する法律
明治大学助教授農学部 助教授 中島 春紫
13:30〜16:00 講義と実習(1) 講義と実習
16:00〜17:00 遺伝子リテラシー教育と海外における遺伝子教育の動向
東京テクニカルカレッジ 講師 大藤 道衛
17:30〜 (親睦会) (希望者)
●8月26日
10:00〜12:00 講義と実習(2) 講義と実習
12:00〜13:00 中学高等学校での遺伝子教育実施方法
東京学芸大学教育学部附属高等学校 教諭 齋藤 淳一
14:00〜14:20 高等学校における実際について
東京都立新宿高等学校 教諭 佐藤 由紀夫
14:20〜14:40 連携の重要性について
筑波大学生命環境科学研究科 助教授 小野 道之
14:40〜16:00 総合討論と質疑応答 討論
5)受講資格
中学・高等学校の理科・農業科教員,及び博物館等の教育施設の関連事業の担当者
6)募集人員 20名
7)講習料 無料
8)会場 筑波大学遺伝子実験センター
〒305-8572 茨城県つくば市天王台1−1−1
JR土浦駅または荒川沖駅・ひたち野うしく駅から、
関東鉄道バス「筑波大学中央」行き「 筑波大学中央」下車、
またはTX(つくばエクスプレス)つくば駅下車、
つくばセンターから「筑波大学循環バス」にて「筑波大学中央」下車
9)申込
〔申込方法〕
別紙「受講申込書」に必要事項を記入の上、「返信用封筒(長形3号(A4三折りサイズ・
12×23.5cm)・90円切手貼付・返信先を必ず明記してください)」を1人につき1通
必ず同封し、期限までに「郵送」でお申込み下さい。(注)メール・FAX・電話等の
申込みは一切受付しません。
※ 申込用紙が必要な方は新宿高校・佐藤までメールをください。
折り返し申込用紙を添付いたします。
新宿高校 佐藤由紀夫 yukio.sato@nifty.com(迷惑メール対策で@は大文字です)
〔申込期限〕平成18年7月25日(火)必着
〔申込先〕 筑波大学学務部学務課教育公開担当
305-8577 茨城県つくば市天王台1−1−1
TEL.029−853−2216・2217
10)宿泊
宿泊を希望される方は、筑波大学の宿泊施設(1泊2,500円程度)を斡旋いたします。
11)決定通知
募集人員を超えた場合には、申込書の内容等に基づき受講者を決定し、受講決定通知、
交通案内書等を送付いたします。募集人員を超えたために受講できない方についても
その旨通知いたします。なお、受講決定通知は締め切り後に発送する予定です。
12)備考
受講希望者は、学生教育研究災害障害保険等に加入していることが望ましい。
以上です。
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