2009.4.13
タンポポ調査申し込み校の先生方へ
 
前略
 このたびは、「タンポポ調査・西日本2010」への参加申込をいただきありがとうご
ざいます。資料をお送りするとお伝えしておきながら、年度初めの忙しさにかまけて、
ご連絡が遅くなってしまいました。お許し下さい。さて、今回の調査は、私が事務局を
担当して行なうもので、前回の2004〜2005年に近畿地方全域で行なった調査を、
四国・中国地方へも拡大して、2009〜2010年春に実施するものです。多くの府県で
は高校の先生方や博物館が調査の中心になっていますが、大阪では市民団体(
大阪自然環境保全協会)が中心になって行なわれます。
 詳しくは同封の調査用紙調査実施要項をご覧下さい。また、本校で実施する際の
生徒用プリント前回の調査報告書も同封しました。今回の調査では必ず本日お送り
した調査用紙をお使い下さい。記載内容が同じなら少々変更して使っていただいても
結構です(たとえば、私の作ったプリントなど)。参考に使ってください。今回の調査
の特徴をまとめると下記のようになります。指導の際に参考にして下さい。
また、メッシュ地図が必要な学校はご連絡いただくとコピー(昨年の指標生物調査で
使用したものと同じ)をお送りします。
 
1.必ず頭花を採取してチィッシュペーパーに包んで同封してもらい種名を確認する
  とともに、すべての花の花粉を顕微鏡観察して、在来種と似たタイプの雑種を
  識別する。
2.可能ならタネも採取し、その一部のサンプルを抽出して、大阪市大理学部植物
  生態学研究室(伊東先生)で、後日発芽させてDNAを抽出して雑種かどうか
  調べる。タネは必ず頭花と同じ株のものを同封することとする。
3.調査地点の表記を前回のメッシュ番号のみから、GPS機能付の携帯電話も普及
  しているので、緯度・経度(世界測地系)を記載してもOKとしました。緯度・
  経度は国土地理院のホームページでも調べることができます。詳しくは実施
  要項か、タンポポ調査事務局のホームページをご覧下さい。
4.調査期間は5月末日までとなっており、結果は6月10日までにお送り下さい。
  調査用紙の返却が必要なら、その旨をお書き下さい。データ入力後、返却しま
  す。
*調査に関する詳しい資料は「タンポポ調査・西日本2010」実行委員会のホーム
ページ(「タンポポ調査」で検索するとトップでヒット)でご覧いただけます。
また、関心のある方はメーリングリストに加わっていただくと、様々な情報が入ってきます。
(問合わせ先・調査結果データの送付先)
大阪府高等学校生物教育研究会 環境教育研究部会  大阪府立泉北高等学校・木村 進
〒590-0116 堺市南区若松台3−2−3 大阪府立泉北高校(大阪府逓送:10号)
TEL 072−297−1065   FAX 072−293−2376
 
以上です

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