平成22年11月24日掲載
本企画のご説明                                    
 
大阪大学大学院理学研究科 招へい研究員 の 吉本和夫(前:大阪教育大学附属高等学校平野校舎)です。
 
日本学術振興会外国人著名研究者招へい事業
高校生のためのノーベル賞科学者による講演交流会参加費無料同時通訳付き
リボソーム研究で2009年ノーベル化学賞受賞 Ada Yonath(アダ・ヨナット)先生の講演と高校生との交流〜
“さあ みなさんも ノーベル賞学者と話をしてみませんか!
Ada Yonath先生はノーベル賞を受賞した数少ない女性研究者のお一人です。先生は、細胞内のタンパク質工場であるリボソームの構造と機能X線結晶解析等の手法を用いて物理化学的に明らかにされ、その業績によって、2009年にノーベル化学賞を受賞されました。先生の研究はその後の新薬(抗生物質)開発に大きく貢献するもので、感染症に苦しんできた人々を救った点で社会的にも高く評価されています。
 
この度、リボソームの研究で2009年にノーベル化学賞受賞をされました Ada Yonath(アダ・ヨナット)先生が来日されるのですが、この機会に「12月12日(日)高校生のためのノーベル賞科学者の講演交流会」企画を大阪薬科大学客員教授(大阪大学名誉教授)の小林祐次先生とともに進めております。
 
 この企画は滅多にない外国人女性のノーベル賞学者の講演交流会という国際的な科学教育企画で、本当に貴重な教育企画だと思っておりますのでたくさんの高校生や先生方のご参加よろしくお願い致します。
仮に内容が難しくてわからなくても、ノーベル賞学者の顔を見るだけでも、話を聞くだけでも行ってみようかと思う生徒さんも必ずおられると思いますし、大歓迎ですのでご案内よろしくお願い致します。
 
★案内チラシに関して
以下のサイトのご案内チラシを生徒配布・校内掲示用にご活用いただければ嬉しく存じます。
⇒ ご案内用チラシはこちら
 
<申込に関して>
申込につきましては、学校一括方式個人参加方式がございます。
 学校一括申込方式でお申し込みの学校は、別紙学校一括申込参加者名簿(エクセル旧バージョン)を以下のサイトから入手しご入力いただき、e-mailにて吉本までご送信ください
 ⇒ 学校一括申込用紙はこちら
 学校一括申込以外に、一部の座席につきましては、
 大阪薬科大学HP http://www.oups.ac.jp/kouza/nobel/index.html から
 個人参加申込も可能ですので、こちらもご利用ください。
 なお、吉本への学校一括申込は、12月3日まで延長致します。HPからの個人参加申込は無期限ですが、定員になり次第締め切りとなりますのでお早めにお申し込み下さい
 
学校一括申込先・高校生パネラー申込先 お問い合わせ先
吉本和夫(大阪大学大学院理学研究科 招へい研究員)
(e-mail) yosimoto◎bio.sci.osaka-u.ac.jp (TEL) 06-6848-5533
迷惑メール対策で◎です。
なお、参加依頼書がお入り用でしたら送信致しますので、遠慮無く吉本までお申し出ください。
<実施要項>
日本学術振興会外国人著名研究者招へい事業
高校生のためのノーベル賞科学者による講演交流会(参加費無料・同時通訳付き)
〜リボソーム研究で2009年ノーベル化学賞受賞 Ada Yonath(アダ・ヨナット)先生の講演と高校生との交流〜
 
 この度、大阪薬科大学がホスト校となり、Ada Yonath先生を日本に招き、様々な学会等での講演会の実施や学術交流を進めることになりました。その一環として、将来の科学を担っていく研究者の卵である高校生の皆さんにも、是非、先生のお話を聴いて先生と親しく交流していただきたく、今回の会を企画しました。Ada Yonath先生には、研究内容の分かりやすい説明と研究で苦労された点やそれをどのように克服されたかなどを講演していただきます。高校生の皆さんにとって、海外の著名な科学者とお話ができる滅多とない機会です。皆さんが、この会を通じて科学への興味を深め、自らの将来を考えるきっかけとなることを期待しています。
リボソームの働きやタンパク合成についての基本的な概説もありますので、選択科目や文系理系などは問いません。また、Ada Yonath先生への質問は、科学的な質問でも、キャリア教育的な進路相談のような質問でもOKです。このような高校生パネラーとアダ先生の質疑応答を見ていただけるだけでも高校生にとって衝撃や学びがあると思っておりますので、たくさんの高校生や先生方にご参加いただければ嬉しく存じます。
 
日時:平成22年12月12日(日) 13時30分〜17時30分頃(同時通訳付き)
会場:大阪薬科大学 D棟講堂(バス停正門から入った所にある建物)
    〒569-1094 大阪府高槻市奈佐原4丁目20番1号 TEL: 072-690-1010 FAX: 072-690-1005
交通:JR"摂津富田駅"または阪急京都線"富田駅" 下車 →高槻市営バスのりば"JR富田"へ(下の地図ご参照)
当日はJR「摂津富田」駅高槻市営バスのりば"JR富田"から無料シャトルバスの運行を予定していますのでご利用ください。(所要時間約20分)なお当日は、JR摂津富田駅では案内誘導係を配置しております。
    :無料シャトルバスは11時ごろから13時ごろまで随時ピストン輸送しますが、本数に限りがあり遅くなりますと混み合いますのでなるべく余裕をもってご乗車ください。
施設見学:@11時50分からとA12時30分から、大阪薬科大学施設見学(研究室等の見学・薬用植物園の見学)を企画しております。なお、当日は学内に軽食の取れる売店が営業しておりますので必要に応じてご活用下さい。
対象:主に高校生・教員  [注]参加事前登録が必要です
定員になり次第締め切りとなりますのでお早めにお申し込み下さい
世話人:小林祐次(大阪薬科大学客員教授・大阪大学名誉教授)
企画:吉本和夫(大阪大学招へい研究員)
内容(リボソームの働きやタンパク合成についての基本的な概説あり
  第1部 Ada Yonath(アダ・ヨナット)先生の講演
リボソームの構造とタンパク質を合成する仕組み
困難とその克服のお話し「冬眠するクマ」
      解説(小林祐次)
Ada Yonath先生の研究成果の意義・抗生物質開発など社会貢献について
  第2部 高校生との交流 司会進行(吉本和夫 他)
       Ada Yonath先生 学者から高校生に伝えたいこと・メッセージ
       高校生パネラー(科学者をめざす高校生)数名 科学者への想いと先生への質問
フロアーからの全体質問
[注]高校生パネラーは事前募集:事前に提出された科学者への想いと質問内容などからパネラーを人選し決定(吉本)
 
<高校生パネラーの募集・選出について>
そもそも今回の企画は、選択科目や文系理系がどうのこうのという企画ではなく、ノーベル賞学者を見てみたい、身近に話を聞いてみたい高校生のための企画です。
つまり、基礎知識や事前学習を要求するものではなく、ノーベル賞学者の生きざまに触れることで高校生に衝撃を与え、高校生に「今何のために勉強しているのか」を考えさせることで「生きる力を育む」企画です。
なお、Ada Yonath(アダ・ヨナット)先生への当日の質問は、科学的な質問でも、キャリア教育的な進路相談のような質問でもOKです。
 
当日第2部 高校生との交流 では高校生パネラー(科学者をめざす高校生)数名を募集しておりますが、貴校にご希望はございませんか?ノーベル賞学者と直接話がしたい高校生、させてみたい高校生はおられませんか?通訳が付きますので英語の問題はありませんのでご検討ください。
 
なお、事前に学校を通じて吉本まで提出された科学者への想いと質問内容などからパネラーを人選し決定致します。
ご希望のある時は、以下の課題に、生徒氏名(ふりがな)・学年・性別を明記し、吉本のアドレスまでe-mailにてご送信ください。
なお、パネラー決定次第、募集終了となりますことご了承ください。
 
高校生パネラーの選出のための課題ですが
 高校生パネラーに事前にメールで提出していただくものは
 1)科学者への想い(1分間スピーチ内容)
   :どのような分野のどのような科学者をめざしているのか?また、なぜそのように思うようになったのか?など簡潔に。
 2)Ada Yonath(アダ・ヨナット)先生への質問
   :科学的な質問でも、キャリア教育的な進路相談のような質問でもOKです。(複数可)
    [すでに高校生パネラー希望者から提出された質問]
    ・先生が自分の研究チームに加えるとしたら、どのような人物が理想か。
・研究を行う上で、重要な要素はなにか。(設備、コミュニケーション能力など)
・海外で経験を積むことをどう考えているか。
・研究を行う際に、先生が自分の中で大切にしていることなどがあれば。
・研究者を生業にしようと決めたのはいつですか?また、そのきっかけや理由は?
・科学者になるためには、高校でどのように学べばよいのですか?
(1つ1つ細かく知る…など)
・どうしてリボソームを研究しようと思ったのですか。
・研究の途中でなかなか成果が出ないこともあったと思うのですが、そういうときどうやって気持ちを持ち直したのですか。
・あなたはどのような人間が科学者に向いているとお考えですか?幼少期に科学者を目指そうと思ったきっかけは?また、そのきっかけは今でも自分が科学者になったことへの十分な理由になっていますか?
・日本ではどうやら真理を追究する科学に金はやってられないということで、国からの科学技術振興費が大幅にカットされてしまいました。海外では国は科学研究をどのように支援してくれているのですか。
 
となっており、このような高校生パネラーとアダ先生の質疑応答バトルを見ていただけるだけでも高校生にとって衝撃や学びがあると思いますがいかがでしょうか。
 
仮に内容が難しくてわからなくても、ノーベル賞学者の顔を見るだけでも、話を聞くだけでも行ってみようかと思う生徒さんも必ずおられると思いますし、大歓迎ですのでご案内よろしくお願い致します。
 
手前味噌恐縮ですが、この企画はこのような滅多にない外国人女性のノーベル賞学者の講演交流会という国際的な科学教育企画で、本当に貴重な教育企画だと思っておりますのでたくさんご参加いただき何とか成功させたく存じます。そして、高校生もアダ・ヨナット先生も参加いただいたみなさんに来てよかったと喜んでいただきたいと思っております。
 
この他、詳細などご質問・要望などございましたらご遠慮なく吉本までご連絡ください。(吉本)
 
 
【転送歓迎】
このご案内は、お知り合いの先生方にご転送いただけましたら、大変有り難く存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
 

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