平成22年11月27日掲載
泉北高校の木村進先生からの情報提供です。
 
琵琶湖博物館フォーラム

「住民参加型の生物調査とは何だったのか −その成果、意味と課題」
 
 1970年代当時から住民自らが行う環境調査として生物指標調査が
参加型で行われるようになり、タンポポ調査で代表されるように
全国的な広がりを持ちました。日本生態学会や日本自然保護協会な
どからもそのテーマの出版物があり、生物指標を使った環境調査と
いう考え方は広がりました。しかし様々な分野での調査例は見られ
たものの、その後は運動としてはその勢いを無くし、環境調査より
も環境教育の手段として行われているように思えます。一方で生物
多様性への注目などから自然環境の保全を目的としたモニタリング
調査なども新たに始まり、また地域づくりという視点を付け加える
など、市民による生物調査についての新しい意味付けもされるよう
になっています。改めて市民参加による生物調査の意味と課題を考
えることで、今後このような住民参加型調査をどのように進めてい
くのがいいのかを議論したいと思います。

日時:2010年12月11日(土)
   午後1時〜5時20分
場所:滋賀県立琵琶湖博物館セミナー室
http://www.lbm.go.jp/
 
・☆☆☆ プ ロ グ ラ ム ☆☆☆・
13:00〜13:10  趣旨説明
布谷知夫(琵琶湖博物館 環境学習センター)
13:10〜14:00 「住民参加型調査をなぜ行うのか」
高川晋一(日本自然保護協会)
14:00〜14:50 「市民運動としての住民参加型調査」
木村 進(大阪自然環境保全協会)
15:00〜15:50 「博物館学芸員として行った参加型調査」
鈴木 武(兵庫県立人と自然 の博物館) 
15:50〜16:40 「参加型調査の意味と課題(地域づくりの視点から」
佐藤 哲(長野大学) 
16:40〜17:20  総合討論
主催・申込み・問い合わせ:
 琵琶湖博物館 環境学習センター
 TEL 077-568-4818 FAX 077-568-4850
 E-mail ecolo◎pref.shiga.lg.jp
迷惑メール対策で◎です
 

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