平成23年6月28日(火)掲載
大阪府教育センター 広瀬祐司先生からの情報提供です。
 
日本進化学会高校生ポスター発表へのお誘い
 
 来る7月29日〜31日に,京都大学において,第13回日本進化学会京都大会が
行われます。
 現在,7月31日に行われる高校生ポスター発表の発表者を募集しています。
生物や化石に関する研究ならなんでもOKですし,今年は高校生教員交流会も
企画されていますので,お気軽にどしどしご応募ください(7月8日〆切)。
 
 また,同日には無料で参加できる高校生と高校の先生を主対象とした市民公
開講座もあります。
 市民公開講座の最後と31日の昼(発生関係)には,次期指導要領に関するお
話もあります。
 
 是非多数の皆さんにご参加いただければと思います。
(なお,高校生ポスターと市民公開講座以外の参加には参加費が必要です。)
 
高校生のポスターの募集については
http://zoo.zool.kyoto-u.ac.jp/zsys/SESJ2011/highschool.html
大会のHP
http://zoo.zool.kyoto-u.ac.jp/zsys/SESJ2011/index.html
市民公開講座については
http://zoo.zool.kyoto-u.ac.jp/zsys/SESJ2011/SESJ2011-sympo_kokai.html
をご覧ください。
 
・・・高校生ポスター発表・・・・・・・・・・・・
 第13回日本進化学会・京都大会では以下の要領で、高校生のポスター発表
「第6回 みんなのジュニア進化学」を受付・開催します。高校生にポスター発表を
していただき、進化学に関連する諸分野の専門家や学生との交流を通して、生物
多様性と進化に関する研究に興味をもっていただくのが本企画のねらいです。
生物は進化の産物ですから、生物や化石に関わるものであれば、どのような分野や
題材の発表でも大歓迎です。また、ポスター発表と交流セミナーの
あとに、市民公開講座がありますので、是非とも参加ください。
 
○日時: 2011年7月31日(日)
 9:00-12:00 ポスター発表
  (ポスターの掲示は7月30日17:00より可能です)
 12:00-13:00 ポスター賞表彰および高校生・教員交流会(昼ご飯持参)
  (理研CDBの南波直樹さんからデジタル教材についてのトークあり)
○場所:京都大学本部構内百年周年時計台記念館2階    国際交流ホール
   (昼休みの表彰式と交流会は同じく2階の会議室IIIで行います)
○参加費:無料。高校生および付き添いの教員は、大会参加費が免除されます。
○発表形式:発表者(複数可)は、9:00-12:00の間にポスターの前に立ち、
  口頭で説明をおこなってください。
○ポスターサイズ: 90cm x 210cm
○参加申し込み: 以下の情報を記入の上、大会委員長の阿形までe-mailにて
  お申し込みください。同じ高校から複数の発表も歓迎します。
 
1.発表タイトル
2,発表者氏名
3.発表者・所属高校・学年
4.代表連絡先(住所、電話、FAX番号、e-mailアドレス)
5.担当教員氏名・連絡先(電話、FAX番号、e-mailアドレス)
 
○申し込み締め切り
 7月8日(金)→12日(火)深夜12:00になりました
○申し込み先
阿形清和
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学・理学研究科・生物物理学教室
Tel: 075-753-4200, Fax: 075-753-4203
e-mail: agata◎mdb.biophys.kyoto-u.ac.jp ←迷惑メール対策で◎にしています。
 
・・・市民公開講座・・・・・・・・
「進化する生物の世界−生体高分子から生物多様性、
 脳-神経系から人間社会まで」
 
主 催:日本進化学会、日本学術会議・基礎生物学委員会
    統合生物学委員会合同進化・系統学分科会
共 催:京都大学グローバルCOE<生物多様性と進化>
    新学術領域「複合適応形質進化の遺伝子基盤解明」
日 時:平成23年7月31日(日) 13:00〜17:00
場 所: 京都大学時計台百年記念ホール
 
○開催趣旨
 高校生や一般人を対象にした公開シンポジウムである。地球上に生息する生
き物のダイナミックな進化の様子を、DNAやタンパク質などの変異から、単細
胞の生物、多細胞生物の生理的な表現型可塑性やエピジェネティクスを介して
生物多様性へ、さらには動物の脳−神経系が司る学習行動から人間の言語の進
化まで広く観ることで、生物進化の新しい理解を探るとともに、進化学最前線
の面白さを若い世代にやさしく伝えたい。
 なお、平成24年度から施行される新学習指導要領の高校生物にも一部対応し
たテーマが新たな切り口で展開されるので、進化教育にも資する企画である。
 
○コーディネーター
嶋田 正和
  東京大学大学院総合文化研究科・教授
  日本学術会議連携会員
長谷部光泰
  自然科学研究機構・基礎生物学研究所・教授
  日本学術会議連携会員
 
演題・演者等
長谷部光泰(自然科学研究機構基礎生物学研究所教授
  日本学術会議連携会員)
 「はじめに−現代進化生物学の面白さ」
山岸 明彦 (東京薬科大学生命科学部・教授)
 「古細菌からわかる生命の初期進化40億年前の世界」
加藤 茂明 (東京大学分子細胞生物学研究所・教授)
 「第二の遺伝暗号 ― エピゲノム」
清水健太郎(チューリッヒ大学理学部・准教授)
 「気候変動によって植物は進化するか?」
伊藤 元己(東京大学大学院総合文化研究科・教授)
 「生物多様性のバイオインフォマティックス」
岡ノ谷一夫(東京大学大学院総合文化研究科・教授
  日本学術会議連携会員)
 「動物コミュニケーションから考える言語の起源」
岡田 典弘 (東京工業大学大学院生命理工学研究科・教授)
 「種分化の分子基盤: ヴィクトリア湖の魚たち」
嶋田 正和(東京大学大学院総合文化研究科・教授
  日本学術会議連携会員)
 「おわりに−進化学の最前線と進化教育: 新学習指導要領への高大連携」
 
以上

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