生研 第 26022 号
                             平成27年 1 月14日
学校長様
大阪府高等学校生物教育研究会
                      会 長   吉 村  烈 

平成26年度(第43回)会員研究発表会について(依頼)

貴校ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は本研究会の活動に格別のご配慮をいただき、誠にありがとうございます。
標記の発表会を下記の通り開催いたします。校務ご多忙のことと存じますが、生物当の教職員の出席について、ご配慮下さいますようお願い申し上げます。


1.日 時  平成27年1月28日(水) 午後2時30分〜4時

2.場 所  大阪市立南高等学校(〒542-0012 中央区谷町6−17−32)

  *交通:地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町」下車(B号出口)南東100m、谷町線「谷町六丁目」下車(4

号出口)西へ500m、堺筋線「長堀橋」下車(3号出口)東へ600m

3. 発表テーマ
(1) ネイティブによる英語生物授業                 北浦 隆生(府立生野高校)
生野高校は、JICAの支援授業 サブサイラ地区理科教育プロジェクトに協力し、日本で研修した理科授業を高校生に学ばせる場を提供している。3年目にあたる今年の授業を振り返り、効果的な英語生物授業について報告する。

(2) 水生植物ハスによる水質浄化と教材化             橘 淳治(大阪初芝学園)
在来水生植物のハスは高い水質浄化能力を持つと考えられ、実験的にその浄化能は証明されている。今回は、ハスの存在するため池において、その浄化能を調べる目的で水質調査を行った。これについて報告するとともに、教材化についても話を進めたい。

(3) オープンエデュケーションの生物教育での活用について  片山 徹 (府立枚方高校)
インターネット上で公開されているNIHの生命科学補助教材、大学が公開しているOCW,MOOC及びボランティアが公開しているネット教材などを活用した生物教育について報告する。

(4) 微小動物の消化管フローラの抽出方法   
  竹内 準一(ルネサンス大阪高校)・中本 信忠 (NPO法人 地域水道支援センター) 
微小動物(例、ミジンコ・イトミミズなど)を対象に、消化管フローラの調査を行った。餌が豊富な自然条件下ではフローラは均質であり、餌を選り好みしていることが推測された。一方、飢餓状態や貧栄養な環境(例、森林土壌など)では、消化管フローラは均質ではなかった。解剖できない微小動物から腸内細菌を調べる技法を解説する。

(5) 身近な水域の底質におけるセルラーゼ活性    三浦 靖弘(府立藤井寺工科高校)
身近な水域(ため池や水路)の底質を調べたところ、かなり強いセルラーゼ活性が確認された。同じサンプルを使った場合、トルエンで生物活性を押さえた方が、逆に活性が高まった。この結果から、底質がセルラーゼを保持しているものと考え、いくつかの実験を行ったので、その結果を報告する。

(6) 泉北丘陵の過去の植生の変化を推定し、教材化する試み  木村 進(府立泉北高校)
演者の勤務校のある泉北丘陵の自然の教材化の一環として、様々な資料や文献に基づいて、過去の植生を復元し、ヒトの自然への関わり方の変化を考えさせる教材作りを試みたので、紹介したい。
*問い合わせ先:府立泉北高校・木村 進(堺市南区若松台3−2−2、TEL072-297-1065)
生研 第 26022 号
                             平成27年 1 月14日
生物科様
大阪府高等学校生物教育研究会
                      会 長   吉 村  烈 

平成26年度(第43回)会員研究発表会について(案内)

貴校ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は本研究会の活動に格別のご配慮をいただき、誠にありがとうございます。
標記の発表会を下記の通り開催いたします。校務ご多忙のことと存じますが、ご参加のほどよろしくお願い致します。


1.日 時  平成27年1月28日(水) 午後2時30分〜4時

2.場 所  大阪市立南高等学校(〒542-0012 中央区谷町6−17−32)

  *交通:地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町」下車(B号出口)南東100m、谷町線「谷町六丁目」下車(4

号出口)西へ500m、堺筋線「長堀橋」下車(3号出口)東へ600m

3. 発表テーマ
(1) ネイティブによる英語生物授業                 北浦 隆生(府立生野高校)
生野高校は、JICAの支援授業 サブサイラ地区理科教育プロジェクトに協力し、日本で研修した理科授業を高校生に学ばせる場を提供している。3年目にあたる今年の授業を振り返り、効果的な英語生物授業について報告する。

(2) 水生植物ハスによる水質浄化と教材化             橘 淳治(大阪初芝学園)
在来水生植物のハスは高い水質浄化能力を持つと考えられ、実験的にその浄化能は証明されている。今回は、ハスの存在するため池において、その浄化能を調べる目的で水質調査を行った。これについて報告するとともに、教材化についても話を進めたい。

(3) オープンエデュケーションの生物教育での活用について  片山 徹 (府立枚方高校)
インターネット上で公開されているNIHの生命科学補助教材、大学が公開しているOCW,MOOC及びボランティアが公開しているネット教材などを活用した生物教育について報告する。

(4) 微小動物の消化管フローラの抽出方法   
  竹内 準一(ルネサンス大阪高校)・中本 信忠 (NPO法人 地域水道支援センター) 
微小動物(例、ミジンコ・イトミミズなど)を対象に、消化管フローラの調査を行った。餌が豊富な自然条件下ではフローラは均質であり、餌を選り好みしていることが推測された。一方、飢餓状態や貧栄養な環境(例、森林土壌など)では、消化管フローラは均質ではなかった。解剖できない微小動物から腸内細菌を調べる技法を解説する。

(5) 身近な水域の底質におけるセルラーゼ活性    三浦 靖弘(府立藤井寺工科高校)
身近な水域(ため池や水路)の底質を調べたところ、かなり強いセルラーゼ活性が確認された。同じサンプルを使った場合、トルエンで生物活性を押さえた方が、逆に活性が高まった。この結果から、底質がセルラーゼを保持しているものと考え、いくつかの実験を行ったので、その結果を報告する。

(6) 泉北丘陵の過去の植生の変化を推定し、教材化する試み  木村 進(府立泉北高校)
演者の勤務校のある泉北丘陵の自然の教材化の一環として、様々な資料や文献に基づいて、過去の植生を復元し、ヒトの自然への関わり方の変化を考えさせる教材作りを試みたので、紹介したい。
*問い合わせ先:府立泉北高校・木村 進(堺市南区若松台3−2−2、TEL072-297-1065)

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