各位
 
市民講座「植物科学をもっと楽しもう2011 −花と生殖概要
 
日本植物生理学会では、植物科学の面白と大切さを知って頂くために2003年より隔年で市民講座を開催してきました。今回は、市民講座「植物科学をもっと楽しもう2011 -花と生殖-」と名づけ、「講演会」の第一部と「実験と発表会」の第二部の二部構成にして、大阪で開催します。
 
 場所と曜日:大阪大学豊中キャンパス基礎工学国際棟Σホール・理学部本館 平成23年11月6日(日)
 対象  :中学生、高校生、および生物科学に興味のある一般の方
 参加費 :無料
 参加登録:Webページhttp://www.nacos.com/jspp/shimin_koza/shimin_koza.html)で参加登録を受け付けています。日本植物生理学会HP (http://www.jspp.org) からもアクセスできます。第一部および第二部ともに定員が有ります。詳細は登録ページをご参照下さい。
 
プログラム
 
講演会 13時00分?15時00分
 
講演1 植物は、自分の花粉を見分けることができる? 奈良先端科学技術大学院大学 高山誠司
多くの植物は、自分の花粉とは受精せず、他の個体の花粉とのみ受精して種子を作ります。植物は何のために、どのようなしくみで、自己と非自己の花粉を見分けているのでしょうか?
講演2 花の色や模様はどのようにしてできる? 基礎生物学研究所 星野敦
花には多彩な色、多様な模様があります。それらはどのような仕組みで出来るのでしょうか?
講演3 花は、がく、花びら、おしべ、めしべをどのように作り分ける? 大阪大学 柿本辰男
がく、花びら、そして、おしべ、めしべまで葉が姿を変えたものであることがわかっています。これはどのような仕組みでそんなことが起きるのでしょうか?
植物科学クイズ 各講演毎に、講演内容に即した簡単な質問を出します。
最後に解答合わせを行なって、成績の良い方に植物生理学会から賞品を出します。
 
実験と発表会 15時00分?17時30分
 
1班 花粉管伸長実験
花粉管が伸びる様子を顕微鏡で見てみよう。ムービーでも撮ってみよう。
2班 花色素の分離、花色素の吸収曲線の実験
花の色素をTLCという方法で分けたり、色素の吸収スペクトルを測定しよう。
3班 花器官の突然変異体の観察、植物の走査電子顕微鏡観察
がく、はなびら、おしべ、めしべを作る遺伝子が壊れると、花はどうなるのかを観察してみよう。また、植物を走査電子顕微鏡で観察しよう。
 
連絡先:日本植物生理学会広報委員長 柿本 辰男
560-0043大阪府豊中市待兼山 大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻科
Tel/Fax: 06-6850-5421, E-mail: kakimoto◎bio.sci.osaka-u.ac.jp
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日本植物生理学会事務局:
602-8048 京都市上京区下立売通小川東入
Tel: 075-415-3661 Fax:075-415-3662, E-mail jspp◎nacos.com
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主催:日本植物生理学会 平成23年度科学研究費補助金研究成果公開促進費補助事業(2355002)

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