平成18年8月14日掲載
池内達郎先生(東京医科歯科大学)より、
以下のご案内をいただきました。

日本遺伝学会第78回大会(大会長:理化学研究所・小幡裕一) 
ワークショップ:

高校での遺伝教育を考える 

本ワークショップは、学会の会員を対象に企画されましたが、
学会の意向により高校の先生や一般の方からの
参加も募ることになりました(参加費は無料です)。
参加希望者は事前登録の上、多数お出で下さい。
 
▼ 日時:
2006年9月25日(月)17:00〜19:00
▼ 場所:
つくば市 つくば国際会議場
▼ 世話人:
池内達郎(東京医科歯科大学)、向井康比己(大阪教育大学)
 
▼ 趣 旨:
昨年本学会に新設された
「遺伝学の教育と普及に関する特別委員会」(委員長:武部啓先生)の活動の一環として、
昨秋の公開講演会「遺伝をプラスイメージに:教育の重要性」註)につづき、
今回は学会員を対象としたワークショップを企画する。
一般社会の人々に遺伝学リテラシーを根付かせるための原点は学校教育にある。
とくに「遺伝」現象を科学的に学ぶ高校「生物」(とくに「生物I」)が重要であるが、
80年代からの「ゆとり教育」の基に授業時間数が減ったのに伴い、
学習内容の低減化(例えば近年の生命科学の進展が教科書に反映されていない、
「ヒトの遺伝」や突然変異の用語が消えた、など)が著しいなど、
現場は極めて憂慮すべき状況にある。
本ワークショップでは、高校「生物」の現状を紹介し、
ゲノム時代といわれる21世紀に相応しい遺伝教育のあり方や,
高校「生物」の「遺伝」に関するミニマルエッセンシャルは何か、
などについて議論を深める機会を提供したい。
註)本誌雑誌「遺伝」(NTS)の今年度1月号(60巻1号,2006)に特集記事として掲載。
 
▼ 演者と演題:
・ 阿知波哲夫(六甲高等学校):高校「生物」の教育現場からの遺伝教育についての提言
・ 颯田葉子(総合研究大学院大学):「遺伝/進化」の教育の意義に関する私見
・ 池内達郎(東京医科歯科大学):高校生物における“ヒトの遺伝”のあり方
・ 小林悟志(情報・システム機構 新領域融合センター),他:遺伝学教育に活用しよう「新世代バイオポータル」
 
▼ 参加登録:
本ワークショップのみに参加する非学会員の方は、参加費無料。
ただし、事前に下記アドレス宛てに申し込み、
当日はワークショップ「高校での遺伝教育を考える」受付にて特別参加証を受け取って下さい。
尚、 当日参加の場合は、
ワークショップ「高校での遺伝教育を考える」受付で登録し、特別参加証をお受け取り下さい。
高校の生物担当の先生方など、多数のご参加を歓迎。
 
大会ホームページ http://www.brc.riken.jp/iden78/
参加申込先:池内達郎(東京医科歯科大学)
E-mail: ikecgen@mri.tmd.ac.jp(迷惑メール対策で@は大文字です)

以上です。

トップに戻るトップに戻る

行事等のお知らせに戻る行事等のお知らせに戻る