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2017年08月24日

メガ恐竜展2017 「恐竜エキスパート講演会~巨大恐竜の謎にせまる~」

「メガ恐竜展2017」開催中の大阪南港ATCホールにて、平成29年7月29日(土)、恐竜研究で世界をリードする小林博士(北海道大学総合博物館)と林博士(岡山理科大)による「恐竜エキスパート講演会~巨大恐竜の謎にせまる~」を開催しました。

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林講師は恐竜だけでなく哺乳類が巨大化するメカニズムについて、沢山の情報と写真を詰めて発表されました。
小林准教授はティラノサウルスの生態などを骨や脳の形から復元し、活き活きとした映像とともに紹介されました。
また、ご自身が帰ってきたばかりのアラスカ調査の写真や、いま話題の北海道むかわ町からでた恐竜化石の話題など多岐にわたって聴衆を魅了しました。
講演終了後にも参加者から多くの質問がありました。

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2017年08月02日

メガ恐竜展2017 ギャラリートーク

 7月25日 メガ恐竜展が無事オープンしました。恐竜展に関わった専門家のトークが実施されました。

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スペインのディノポリス、アルカラ館長の解説。

 7月27日 メガ恐竜展のギャラリートークを当館学芸員が実施しました。恐竜たちの巨大化等について、分かりやすく解説します。あと4回実施します(各回30分程度)。
8月4日(金) ①午前10時 ②午後1時
8月9日(水) ①午前10時 ②午後1時


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恐竜の骨の作りについて紹介しました。

2016年09月02日

特別展関連行事「アビナン・ミュージアムの見学」

開催中の特別展「氷河時代−化石でたどる日本の気候変動−」に関連して、大阪市住吉区の我孫子南中学校の中にある「アビナン・ミュージアム」の見学に行ってきました。ここでは、校舎建設時に発見されたナウマンゾウやオオツノジカの足跡化石の複製や、地層のはぎとり標本などが展示されています。

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校舎の中に入ると目に飛び込んでくるのは、7mもある大きなはぎとり標本です!


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まずはこの巨大なはぎとり標本の前で、中条学芸員・石井学芸員から展示の概要や、地層から読み取れる各時代の気候や自然についての解説を聞きました。


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約12万年前の地層には貝がらの化石もあり、かつては海だったことがわかります。


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はぎとり標本の下にはナウマンゾウやオオツノジカの足跡化石(複製)の上を歩けるようになっています。自分の足の大きさと比べてみよう。


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展示室には上町層から見つかった貝の化石や、最終氷期の大阪の様子などが展示されています。
他にも、土器などの考古学資料も展示されていました。