関西自然保護機構会報 21巻 2号(通算38号)目次 (1999.12.) | ||
巻頭言 | ||
西の湖のスゲ | 藤井 伸二 | 93 |
ワークショップ 「世界のヨシ原;その現状と未来」 |
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(1)ヨシ原と植物たち | ||
ヨシの地下茎の生態 | 布谷 知夫 | 95 |
ヨシ原における埋土種子と植生の関わり | 安島 美穂 | 103 |
赤野井湾におけるヨシ群落の変遷 | 尾藤 武・柳田 英俊・小林 圭介 | 111 |
琵琶湖の湖岸に分布するヨシとその特性について | 立花 吉茂 | 125 |
ヨシ原の分断・孤立化とシロバナサクラタデの受粉・種子生産 | 西廣 淳・友部 恭子・鷲谷 いづみ | 133 |
絶滅危惧植物から見た琵琶湖湖岸環境の多様性とその特質 | 藤井 伸二 | 141 |
(2)ヨシ原に住む動物たち | ||
The Significance of Reedbeds as Habitat Islands and Biological Corridors for Birds in Modern Landscapes : Conservation Strategies and Measures at the Landscape Scale. (英文:ヨシ原ランドスケープの鳥類ハビタートとしての重要性, ランドスケープとしての保全戦略と測定法) | Pascal., Raevel (P.ラエペル) | 151 |
ヨシ群落と魚類群集 | 前河 孝志 | 161 |
霞ヶ浦におけるオオヨシキリの個体群構造 | 永田 尚志・吉田 保志子・A.ディルツ | 167 |
ヨシ原の火入れがオオヨシキリの社会構造に及ぼす影響 | 西海 功・山岸 哲 | 179 |
ツバメの集団塒地となるヨシ原の重要性 | 須川 恒 | 187 |
ネズミにとってのヨシ原の意義 | 村上 興正 | 201 |
(3)ヨシ原をどう管理し創成したらよいか | ||
鵜殿のヨシ原の保全事業 | 小山 弘道 | 207 |
琵琶湖開発事業におけるヨシ原の復元について | 村尾 浩太・福士 富之信・濱田 英彦 | 217 |
「滋賀県琵琶湖のヨシ群落の保全に関する条例」の制定と運用について | 今井 紘一・小谷 博哉・小林 圭介 | 227 |
人工ヨシ湿地の浄化機能とそれを創出する技術開発 | 細見 正明 | 235 |
霞ヶ浦におけるヨシの人工浮島の研究 | 中村 圭吾 | 249 |
宇治川におけるツバメの塒地としてのヨシ原の創成 | 高田 直俊・有馬 忠雄・村上 興正・中川 美好・松宮 照雄・白取 茂・伊藤 敦基 | |
講演会 「ヨシ原の今」 | ||
The European Reed Beds and Their Ecology with an Example from the Frisian Islands in the Northern Sea. (英文:ヨーロッパにおけるヨシ原の生態一北海のフリージアン諸島を例として− | Pott., R & J. P. Hannover(R.ポット・J.ピーターセン) | 271 |
Ecology and Use of Phragamites communis in Eastern Canada (英文:東部カナダにおけるヨシ群落の生態) | Grandtener, M. M. (M.グラントナー) | 289 |
ヨシと人の暮らしとの係わり | 西川 嘉廣 | 301 |
座談会 | ||
「ヨシ原とは何か」 | 江崎 保男・藤井 伸二・永田 尚志・桜井 善雄・山岸 哲・鷲谷 いづみ | 339 |
ヨシ原の生態一座談会を読んで− | 角野 康郎 | 363 |