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18/10/30掲載 フィールドシンポジウムと現地見学会の報告 - 3.KONCの活動(セミナー・見学会) -
18/08/21掲載 フィールドシンポジウムと現地見学会の申込受付を開始します。 - 3.KONCの活動(セミナー・見学会) -
18/06/29掲載 地域自然史と保全 40巻( 1 ) のPDFを公開しました。 - 5.「地域自然史と保全」関西自然保護機構会誌の目次情報 -
18/05/22掲載 <関西自然保護機構創立40周年記念事業のご案内> - 3.KONCの活動(セミナー・見学会) -
18/03/09掲載 地域自然史と保全39(2):本文一括掲載(会員限定) - 5.「地域自然史と保全」関西自然保護機構会誌の目次情報 -
18/02/15掲載 研究助成事業 助成金交付先一覧 - 6.研究助成 -
18/02/15掲載 2018年度 研究助成事業 受付開始 - 6.研究助成 -


関西自然保護機構会誌KONCバックナンバーについて

関西自然保護機構では、原則として年2回、会誌KONCを発行しています。
自然保護に関する会員相互の知識と経験の交流をはかることを目的に、原著論文・総説から短報、資料(絶滅危惧種など)などさまざま関西の自然の状況・保護の現状を示す文献となっています。2008年現在、通巻54号を迎え、1978年の第1号から30年にわたる近畿の自然保護の状況を伝える基礎的資料の一つといえます。
関西自然保護機構会誌KONCバックナンバーの目次一覧はこちらでご覧いただけます。

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2018年10月30日

フィールドシンポジウムと現地見学会の報告

自然生態系を保全していく上で生物相の時間的変遷を忠実に記載するモニタリングは重要である。海岸生物においては和歌山県の田辺湾で3ケ所ものモニタリングサイトがあり、なかでも京都大学が所管する畠島の海岸生物は50年以上のモニタリングの実績をもっている。本シンポジウムでは田辺湾でこれまで行われてきた海岸生物の長期的な調査と、田辺湾とは対照的に都市部周辺に位置する大阪湾の海岸生物の調査を取り上げ、そこから近年の海岸生物相の変遷を特徴付け、その保全的意義を考察することとした。併せて田辺湾内の畠島の海岸生物を観察し、長期モニタリングの現場を参加者全員で共有する機会を設けた。
初日のシンポジウムは京都大学瀬戸臨海実験所内の講義室にて催され、4名の話題提供と総合討論が行われた(参加者24名)。山西良平氏(西宮貝類館)には、大阪湾の海岸生物相の近年の変遷を大阪湾の海況とともに語っていただいた。古賀庸憲氏(和歌山大学)には、環境省モニタリング1000事業のひとつとして実施されている田辺湾奥部の干潟生物の調査結果が披露された。石田惣氏(大阪市立自然史博物館)は、瀬戸臨海実験所前岩礁海岸の貝類群集の25年に亘る調査からこれらの貝類相が近年大きな変容を遂げていることが示された。最後に中野智之氏(京都大学)により、畠島の生物相の長期的な変遷の記録と近年の特徴が語られた。これらの演者の話題からは、海岸生物相の近年の特徴として南方系種の増加と貧栄養性の種の分布拡大が上げられ、これらの要因についての議論が行われた。
2日目の現地観察会(参加者24名)では、田辺湾内の畠島に実験所の船舶で送迎してもらい、実験所の中野智之氏の案内で、全島にわたって潮間帯生物の観察とモニタリングサイトの視察が行われた。観察した時間帯がちょうど干潮時であったので、参加者全員が広く潮間帯を見てその特徴を実感することができた。特にかつて岩礁上に優占していたマガキが衰退し、ケガキが岩礁上を覆う状況を見ることができた。

(報告;和田 恵次)

2018年08月21日

フィールドシンポジウムと現地見学会の申込受付を開始します。

チラシ完成版3m-01.jpg

申込用紙は、こちら。
申込用紙

2018年06月29日

地域自然史と保全 40巻( 1 ) のPDFを公開しました。

KONC40-1 hyo1.jpg

地域自然史と保全 40巻(1) のPDFを公開しました。
2018年度のパスワードは、6月29日付にて会員の皆様に郵送いたしましたので、
書面にてご確認ください。

http://www.omnh.net/konc/konc_member/401/
から御覧ください。

表紙の言葉 シカと森と草原 前迫ゆり
巻頭言
 “潮間帯上縁部”の危機 和田恵次
原著
 標本情報から見た琵琶湖・淀川水系におけるかつてのヌマムツの生息状況とその変化
            井藤大樹・川瀬成吾
 京都府阿蘇海と由良川下流でのコウロエンカワヒバリガイの分布 岩崎敬二
 照葉樹林に生育する不嗜好植物クリンソウに対するニホンジカの採食
            前迫ゆり・鈴木 亮・平芝 健・西浦大智
短報
 ホンシュウジカと和歌山県沖ノ島(友ヶ島)の移入ジカを識別するための核遺伝マーカーの開発
            松本悠貴・幸田良介
資料
 冬季のヨシ刈りが土壌温度に及ぼす影響 小坂紗代・藤井伸二
報告
 学術用語としての「里山」の利用増加 中津 弘
特集 都市の生物多様性地域戦略の課題と展望
 都市域における生物多様性戦略を考える(試論として) 佐久間大輔
 都市域におけるレッドリスト選定を考える
           大阪市の生物多様性地域戦略策定を振り返って 和田 岳
 戦略の策定と残された課題にどう向き合うか 平井規央  
 なにわの賑わい,生命のにぎわい 花田眞理子
 都市につくる生物多様性地域戦略 中村俊彦
四手井賞
 平成29年度四手井綱英記念賞選考理由

2018年05月22日

<関西自然保護機構創立40周年記念事業のご案内>

関西自然保護機構は、2018年4月15日をもちまして創立40周年の節目を迎えることができました。そこで、今年度は「長期モニタリング調査」をメインテーマとして、記念事業の企画を進めております。
今回は、フィールドシンポジウムと現地見学会についてご案内いたします。

<フィールドシンポジウム>
日時:2018年10月6日(土) 14:00~17:00

場所:フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所(和歌山県白浜町臨海)

参加費:無料

タイトル:「海岸生物の長期変遷からみえる近年の兆候―田辺湾を中心として」

内容:
○「大阪湾の海岸生物相の変遷と近年の兆候」
山西良平(西宮市貝類館)
○「田辺湾の干潟生物の変遷:全国干潟コアサイト調査から」
古賀庸憲(和歌山大学)
○「岩礁海岸の貝類群集の変遷:白浜町番所崎の貝類調査から」
石田 惣(大阪市立自然史博物館)
○「田辺湾畠島の海岸生物の長期変遷」
中野智之(京都大学瀬戸臨海実験所)
○総合討論 
進行役:和田恵次(元奈良女子大学)

<現地見学会>
日時:2018年10月7日(日) 9:00~12:00

場所:田辺湾畠島
*畠島は、田辺湾の南側のほぼ中央部に位置する無人島です。島内には、岩礁・転石・砂泥地などの多様な底質が見られ、ここを一周するだけで田辺湾周辺の海岸生物相を一通り観察できる場所となっています。京都大学が管理する国有地として、海岸生物の研究・教育に活用されており、この目的以外では、畠島への上陸を禁止しています。

申込み:必要(詳細が決まり次第告知いたします。)

参加費:未定

<2018年度 研究助成事業 審査結果>


過日開催した運営委員会で、2018年度研究助成の審査が行われ、応募総数14件のなか、次の4件に助成することが決定されました。

(1)研究題目「芦生研究林内保存木の着生植物群集の保全生態学的研究」
申請者 東 若菜(京都大学農学研究科)他
助成金額 8万円

(2)研究題目「絶滅危惧種キマダラルリツバメの寄主アリ特異性の地域間比較」
申請者 上田 昇平(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)他
助成金額 7万円

(3)研究題目「絶滅危惧水生植物トリゲモとオオトリゲモの分布範囲の解明」
申請者 緑川 昭太郎(新潟大学大学院自然科学研究科)他
助成金額 7万円

(4)研究題目「中池見湿地に生息する希少生物ドジョウType I種の保全に向けた分布調査および遺伝学的研究」
申請者 岡田 龍也(近畿大学農学部環境管理学科)他
助成金額 8万円

メニュー

関西自然保護機構について

関西自然保護機構 KONCは自然環境保護にかかわる人たちや関心をもった人たちを幅広く組織して、自然環境保全に関する各分野での研究を結集し、その研究の進歩と自然環境の保護・保全のために努力することをめざして、1978年に創立されました。

 KONCはその活動の成果と、会員個々の学識と経験の蓄積にもとづいて、近畿地方に於ける広い意味での自然保護の諸問題に対する有力なアドバイザリー・ボディ(助言勧告機関)として、社会の要請にこたえることを企図しています。

 現在次のような活動をしています。

  1.基礎研究の実施
  2.シンポジウム・セミナー・講演会などの実施
  3.現地見学会の実施
  4.研究助成金の交付
  5,会誌・連絡紙の発行
  6.自然保護に関する基礎資料の収集と配布
  7.自然保護および自然環境保全に関する提言と助言
  8.国内外の諸団体との連絡・協力

関西自然保護機構 事務局
〒546-0034
大阪市東住吉区長居公園 1-23
大阪自然史センター気付
Tel : 06-6697-6262
Fax : 06-6697-6306
e-mail : konc★mus-nh.city.osaka.jp
(★を半角@に置き換えて送信してください)