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23/01/30掲載 地域自然史と保全 44巻(2)のPDFを公開しました。 - 5.「地域自然史と保全」関西自然保護機構会誌の目次情報 -
23/01/27掲載 2023年度 研究助成事業 受付開始 - 6.研究助成 -
22/12/16掲載 ポスター発表募集のご案内 - 2.KONC主催シンポジウム・大会 -
22/12/16掲載 地域自然史と保全研究大会2023 のご案内 - 2.KONC主催シンポジウム・大会 -
22/09/02掲載 地域自然史と保全 44巻(1) のPDFを公開しました。 - 5.「地域自然史と保全」関西自然保護機構会誌の目次情報 -
22/08/19掲載 伊吹山シンポジウムの講演要旨公開 - 2.KONC主催シンポジウム・大会 -
22/07/27掲載 フィールド観察会&シンポジウムのお知らせ - 2.KONC主催シンポジウム・大会 -


関西自然保護機構会誌KONCバックナンバーについて

関西自然保護機構では、原則として年2回、会誌KONCを発行しています。
自然保護に関する会員相互の知識と経験の交流をはかることを目的に、原著論文・総説から短報、資料(絶滅危惧種など)などさまざま関西の自然の状況・保護の現状を示す文献となっています。2008年現在、通巻54号を迎え、1978年の第1号から30年にわたる近畿の自然保護の状況を伝える基礎的資料の一つといえます。
関西自然保護機構会誌KONCバックナンバーの目次一覧はこちらでご覧いただけます。

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2023年01月30日

地域自然史と保全 44巻(2)のPDFを公開しました。

KONC_44_2.jpg

地域自然史と保全 44巻(2) のPDFを公開しました。
パスワードは、2022年度分のパスワードをそのままご使用ください。
http://www.omnh.net/konc/konc_member/442/
から御覧ください。
目次
表紙の言葉 2004年7月24日の伊吹山山頂のお花畑 髙橋滝治郎
巻頭言 「琵琶湖システム」の世界農業遺産認定と残された課題 大塚泰介
特集 伊吹山の保全と地域連携―過密度シカ個体群が生息する伊吹山地草原の現状と課題
 フィールドシンポジウムの趣旨説明 伊吹山の保全と地域連携―過密度シカ個体群が生息する伊吹山地草原の現状と課題 前迫ゆり
 伊吹山の草原植生と保全の経緯 髙橋滝治郎
 伊吹山の保全と地域の取組み ―歴史から見た地域住民の取組み― 髙橋順之
 フィールド観察会・シンポジウム「伊吹山の保全と地域連携―過密度シカ個体群が生息する伊吹山草原の現状と課題」に参加して 太田陽子
原著 
 新潟県大河津分水河口周辺海浜域におけるスナガニOcypode stimpsoniの生息状況と河口部からの距離との関係 鳥居憲親・原田彩知子・櫻井幸枝・西川あい・江部美郷
 滋賀県の野洲川におけるカワラバッタの季節消長と生息環境 竹田裕生・上田昇平・平井規央
 生駒山地および金剛山におけるチョウ類群集の多様性 畑有里紗・前迫ゆり・鈴木真裕・平 祥和
報告
 大阪湾における海岸生物のウェルカムリスト作成の取り組み 山西良平・石田 惣・大谷道夫・柏尾 翔
・鍋島靖信・渡部哲也
編集後記

2023年01月27日

2023年度 研究助成事業 受付開始

2023年度の研究助成を、下記の要領で募集いたします。
多くの方からのご応募をお待ちしております。

【応 募 資 格】 KONC会員、あるいは会員を含むグループ
【助 成 対 象】 関西の自然保護・自然環境保全に関する調査研究
 上記の課題について、
  (1)次年度中には、ある程度のまとまりがつくような、現在計画中の調査研究 
  (2)現在継続中で、来年度中には、ある程度のまとめができそうな調査研究
  (3)これまでの調査研究のとりまとめ
【助 成 金 額】 合計30万円程度 数件
【助 成 期 間】 単年度を原則とする
【募集締め切り】 2023年3月31日(金)必着(なるべくメール添付にてご応募ください)
【助成交付決定】 2023年4月中旬(運営委員会で選考します)
【研究成果の公表】 交付を受けた場合は、1年以内に会計報告と調査結果を報告(次年度総会での口頭発表及 び簡単な報告書作成)していただくとともに、助成終了から2年以内に、会誌「地域自然史と保全」に投稿(原著論文、報告など種別は問わない)していただくことを義務としています。

【応募様式】申請用紙(ここをクリックしてください)

【送付先・問い合わせ先】  E-mail : konc@mus-nh.city.osaka.jp
 〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪自然史センター気付 関西自然保護機構 事務局 
 Tel : 06-6697-6262  Fax : 06-6697-6306    
【そ の 他】 これまでの助成実績はKONCホームページでご覧になれます。

2022年12月16日

ポスター発表募集のご案内

■趣旨■
  現在、私たちの周りには自然保護に関する多数の課題があります。こうした諸課題に対応していくには、直面している多くの方々と研究者が情報や過去の成果を共有し、科学的な成果を各地での保全活動にフィードバックすることが必要です。関西自然保護機構では、既存の学会や集会にはなかったこうした交流の機会をつくっていきたいと考え、2010年から、大会のプログラムにポスター発表を盛り込んでいます。
  発表は、学会大会におけるポスター発表のようなものとお考え下さい。内容は、研究報告・活動報告のいずれでもかまいませんが、自然保護や自然環境の保全につながるものでお願いします。
 当日は、講演会なども開催しますので、大学などで関連の研究をしている方のみならず、自然保護や自然環境の保全に関わる活動をしている多くの方の参加・発表をお待ちしています。

■発表要領■
●日時:2023年2月26日(日)10:00~16:30 (前頁参照)
●対象:自然保護・野生生物保全に関連した活動をしている個人・グループ(関西自然保護機構会員に限りません)。自然保護・保全に関連する自然観察会、ワークショップ、調査研究など幅広い活動が対象となります。博物館、学校の生物・科学部、大学の研究室・サークルなどの発表も歓迎します。
●内容:自然保護・環境保全関連の活動報告、関連研究の報告など。
●申込み料・参加費:無料。ただし植物園に入る場合は入園料、博物館の展示をご覧になる場合は入館料が必要になります。
●申込みが多数の場合(最大40件)、あるいは今回のイベントの趣旨にそぐわないと事務局が判断する発表はお断りする場合があります。
●発表形式:ポスター発表。ポスターのサイズは90×180cmサイズ(縦位置)。

■申込み要領■
●発表希望者は、発表者全員の名前(代表者に印)、所属、発表タイトル、発表要旨(200字以内)、連絡先を下記事務局まで、できるだけ電子メールでお送り下さい(必ず標題に「地域自然史と保全研究発表会2023申込み」と付けて下さい)。なお、連絡先以外はホームページに公開し、関西自然保護機構会誌に掲載しますので、あらかじめご了解ください。
●申込み締め切り:2023年2月18日(土)
●申込み者には、締め切り後に、詳しい案内をお送りします。

■お問い合わせ■
関西自然保護機構事務局(担当:和田、大久保)  E-mail: konc@mus-nh.city.osaka.jp

地域自然史と保全研究大会2023 のご案内

関西自然保護機構の年次大会でもある「地域自然史と保全研究大会2023 」は総会を除き会員以外の方もどなたでも参加いただけます。また、総会・ポスター発表部分を除き、YOUTUBEにてハイブリッド中継を行います。どうぞお楽しみ下さい。

日 時:2023年2月26日(日)10:00~16:30 
会 場:大阪市立自然史博物館 本館・講堂

ポスター発表を含めた要旨集(PDF)


<プログラム>
10:00 ~ 16:30 ポスター発表
10:00 ~ 2023年度総会
10:30 ~ 四手井賞授賞式典・記念講演 
https://youtube.com/live/85O8arDifTI
受賞論文「徳島県立博物館所蔵標本からみた瀬戸内海における希少魚イドミミズハゼの分布と形態」
(42巻2号掲載)
講演者:井藤 大樹氏 (徳島県立博物館)
11:15 ~ 12:30 2022年度研究助成事業 受給者研究報告会 
https://youtube.com/live/85O8arDifTI
◆「外来土壌動物ヤンバルトサカヤスデの和歌山県内における侵入状況」
   澤畠 拓夫氏(近畿大学農学部)
◆「農薬と温暖化の複合影響は、 カエル幼生の捕食回避戦略にどう作用するか」
  石若 直人氏(近畿大学大学院農学研究科)
◆「外来種ムネアカハラビロカマキリが在来種ハラビロカマキリに与える影響の解明」
  井岡 来斗氏(大阪公立大学大学院農学研究科)
◆「『大阪教育大学長田研究室コレクション』の1970年代大阪府産魚類標本調査」
  伊崎 永久氏(倉敷芸術科学大学 生命科学部 生命科学科)
◆「滋賀県東部におけるオオガタスジシマドジョウ河川陸封集団と近縁種の共存要因の探索」
  和田 一歩氏(近畿大学農学研究科)
13:30 ~ 14:30  ポスター発表コアタイム
14:30 ~ 16:30 シンポジウム

「『視えない』外来種問題」

オンライン配信https://youtube.com/live/hhVBwEQsTBE

企画趣旨
 大塚泰介(琵琶湖博物館)
 外来種の移入は生物多様性を脅かす4つの危機の1つに数えられる。大型動物や種子植物の外来種問題は、近年脚光を浴びることが多い。ところが、アリ以下のサイズの小型動物、寄生生物、微生物などについては、その影響の大きさの割に注目されることが少ない。そこで本シンポジウムでは、アリ、寄生虫、微細藻類による外来種問題を文字通りクローズアップしてその実像に迫るとともに、自然環境と人間生活への影響を考える。

私たちの足下でふえている外来アリ類
 上田昇平(大阪公立大・農)

水域における外来寄生虫
 浦部美佐子(滋賀県立大・環境科学)

要注意!琵琶湖淀川水系の「ミクロの外来生物」
 大塚泰介・根来健(琵琶湖博物館)・佐藤晋也(福井県立大・海洋生物資源)・石川可奈子(琵琶湖環境科学研究センター)・辻彰洋(国立科学博物館・植物)

コメント:外来種がもたらす関係性の変化
 岩崎敬二(奈良大・文)

ポスター発表を含めた要旨集(PDF)

2022年09月02日

地域自然史と保全 44巻(1) のPDFを公開しました。

KONC44-1.jpg

地域自然史と保全 44巻(1) のPDFを公開しました。
2022年度分のパスワードは郵送いたしますが、お手元に届くまでの期間は、2021年度分のパスワードをそのままご使用ください。
http://www.omnh.net/konc/konc_member/441/
から御覧ください。

目次
表紙の言葉 野間の大けやき  平井規央
巻頭言 KONCの歩みと世界的潮流:さらなる自然環境保護・保全の活動を  前迫ゆり
特集 OECMは生物多様性保全の切り札となり得るか?
 公開シンポジウム「OECMは生物多様性保全の切り札となり得るか?」の開催の背景  石井 実
 30by30とOECM  羽井佐幸宏
 自然保護のツールとしてのOECMとその可能性  道家哲平
 企業から見たOECM―「5本の樹」計画と ネイチャー・ポジティブ―  佐々木正顕
 地域生物多様性保全のための政策ツールとしてのOECM―Nature positiveに向けたシナリオを考える―
      佐久間大輔
原著 大阪府淀川水系における国内外来ミナミアカヒレタビラの初確認と移入起源 
      伊藤 玄・小山直人・川瀬成吾・古屋康則
短報 琵琶湖東地域に現れた新規ヌマガエル集団についての形態学・遺伝学的研究
      掛橋竜祐・髙橋勇貴・米田大樹・逸見敬太郎・大塚泰介・倉林 敦
資料 1990年代および2010年代に大阪湾底びき網モニタリング調査で採集された魚類
      木村祐貴・鍋島靖信・大美博昭・佐野雅基
   京都府和束川の淡水魚類相  林 博之・中川宗孝
   大阪湾奥部淀川河口域で採集されたエドハゼ稚魚  大美博昭・長井隆一
四手井綱英記念賞 受賞理由
編集後記

メニュー

関西自然保護機構について

関西自然保護機構 KONCは自然環境保護にかかわる人たちや関心をもった人たちを幅広く組織して、自然環境保全に関する各分野での研究を結集し、その研究の進歩と自然環境の保護・保全のために努力することをめざして、1978年に創立されました。

 KONCはその活動の成果と、会員個々の学識と経験の蓄積にもとづいて、近畿地方に於ける広い意味での自然保護の諸問題に対する有力なアドバイザリー・ボディ(助言勧告機関)として、社会の要請にこたえることを企図しています。

 現在次のような活動をしています。

  1.基礎研究の実施
  2.シンポジウム・セミナー・講演会などの実施
  3.現地見学会の実施
  4.研究助成金の交付
  5,会誌・連絡紙の発行
  6.自然保護に関する基礎資料の収集と配布
  7.自然保護および自然環境保全に関する提言と助言
  8.国内外の諸団体との連絡・協力

関西自然保護機構 事務局
〒546-0034
大阪市東住吉区長居公園 1-23
大阪自然史センター気付
Tel : 06-6697-6262
Fax : 06-6697-6306
e-mail : konc★mus-nh.city.osaka.jp
(★を半角@に置き換えて送信してください)