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2021年10月19日

情報提供「水族トピック展示「約 30 年ぶりの発見!! コガタノゲンゴロウ」 @琵琶湖博物館

 「地域自然史と保全」(第 43 巻 1 号)に掲載された、金尾滋史(2021)「滋賀県内におけるコガタノゲンゴロウの再発見と博物館の貢献」 地域自然史と保全 43(1): 63-66. に関連した情報提供です。

 滋賀県立琵琶湖博物館では、水族トピック展示「約 30 年ぶりの発見!! コガタノゲンゴロウ」を 10 月 19 日(火)より水族展示室において、以下の要領で開催します。今回発見されたコガタノゲンゴロウの標本や、その他の県内に生息する水生昆虫についても紹介します。

「水族トピック展示「約 30 年ぶりの発見!! コガタノゲンゴロウ」

【会 期】 令和 3 年(2021 年)10 月 19 日(火)~11 月 28 日(日)
(都合により変更する場合があります)

【場 所】 琵琶湖博物館 水族展示室 ふれあい体験室前(チョウザメ水槽の向かい)

【展示内容】
・今回発見されたコガタノゲンゴロウの標本
・コガタノゲンゴロウの生体展示(他県で採集された個体)
・その他県内で見ることができなくなった水生昆虫の紹介

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詳細情報は、ここをクリックしてください。

2021年10月01日

地域自然史と保全 43巻(1) のPDFを公開しました。

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地域自然史と保全 43巻(1) のPDFを公開しました。
パスワードは、10月1日付けにて会員の皆様に郵送いたしました。

http://www.omnh.net/konc/konc_member/431/
から御覧ください。

目次

表紙の言葉 モウソウチクの繁茂とその伐採 黒田慶子

巻頭言
 「たくさんいる」種が一番危ない 平井規央

特集 2020年代のための里山シンポジウム
 2020年代に里山とどう向き合うか(特集趣旨) 佐久間大輔
 「人の気配」と「山の気配」から里山を考える 富田啓介
 すれ違う里山のイメージ:政府・ボランティア・地元の社会的布置 藤田 渡
 里山林の健全性と持続性確保のための活用とは 黒田慶子

原著
 大阪湾で3例目のアカメ Lates japonicus の記録と生態学的付記 中町健・木村祐貴・佐野雅基
 大阪府における誘引餌に対するアライグマの行動の秋期から冬期における季節的・時間的変動 石塚 譲・幸田良介・松本 崇
 奈良公園のニホンジカ雄個体の摂餌時間・摂餌量の季節変化 石村(中田)彩子・和田恵次・鳥居春己

資料
 滋賀県内におけるコガタノゲンゴロウの再発見と博物館の貢献 金尾滋史
 絶滅種スジゲンゴロウを含む1958年の大阪府堺市産コウチュウ目標本の発見 平井規央・池内 健

報告
 老齢天然林に生残する巨樹の生態学的視点からの保全価値の再評価
―芦生研究林内保存木の維管束着生植物群集と林冠土壌―
東 若菜・駒田夏生・小川裕也・龍見史恵・中西 晃・野口結子・石井弘明・神崎 護

四手井綱英記念賞 受賞理由

編集後記