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2016年02月23日

「地域自然史と保全研究発表会 ―関西自然保護機構2016大会― のご案内

 
開催日:2016年3月6日(日)10:00~17:00 参加費:無料
会場:大阪市立自然史博物館 本館・講堂

プログラム:
10:00~17:00 ポスター発表

10:00~ 2016年度総会

10:45~ 2015年度研究助成事業 受給者研究報告会 
1)「絶滅が危惧される田村山のカスミサンショウウオ集団の滋賀県内の遺伝系統における位置」 
齊藤 修(長浜バイオ大学)
2)「阪神地区におけるカエル類の減少メカニズムの解明」
青木 香澄(神戸大学大学院)
3)「由良川渓畔林の小水域間における捕食者を介した群集・生態系過程の連結」     
高橋 華江(神戸大学)2014年度受給

<昼食休憩>

12:15~ ポスター発表コアタイム

13:15~ 四手井賞授賞式典・記念講演
受賞論文
「兵庫県宝塚市西谷地区における準絶滅危惧種スズサイコVincetoxicumpycnostelma Kitag. の繁殖特性および訪花昆虫相」 (35巻2号掲載)

講演者:中濵 直之(京都大学大学院農学研究科)
共同研究者:丑丸敦史・井鷺裕司

14:00~ シンポジウム 「在来種を脅かす近縁外来種の侵入-水域の生物を中心に-」
 遺伝子解析などにより、在来と考えられていた生物が、実は外来種と入れ替わっていたり、交雑が進んでいるといった事例が明らかになってきました。本シンポジウムでは、とくにこのような例が多数見つかっている水域の生物を中心に事例を報告し、課題について検討します。

1)「趣旨説明」
平井 規央(大阪府立大学)
2)「メダカにおける遺伝的撹乱の現状〜飼育品種のヒメダカがもたらす危機〜」
北川 忠生(近畿大学農学部)
3)「チュウゴクオオサンショウウオが在来のオオサンショウウオに与える影響」
松井 正文(京都大学名誉教授)
4)「淡水棲カメ類の種間交雑とその保全生物学的示唆: スッポンの問題を中心に」
太田 英利(兵庫県立大学)
5)「外来カワリヌマエビ属および共生動物の侵入の状況について」
西野 麻知子(びわこ成蹊スポーツ大学)・池田 実(東北大学)大高 明史(弘前大学)・丹羽 信彰(神戸市立六甲アイランド高校)

6)総合討論

2016年度 研究助成事業 受付開始


2016年度の研究助成を、下記の要領で募集いたします。
多くの方からのご応募をお待ちしております。

【応募資格】 KONC会員、あるいは会員を含むグループ

【助成対象】 関西の自然保護・自然環境保全に関する調査研究
上記の課題について、
(1)次年度中には、ある程度のまとまりがつくような、現在計画中の調査研究 
(2)現在継続中で、来年度中には、ある程度のまとめができそうな調査研究
(3)これまでの調査研究のとりまとめ

【助成金額】 合計40万円程度 数件
【助 成 期 間】 単年度を原則とする
【募集締め切り】 2016年4月11日(月)必着(メール添付可)
【助成交付決定】 2015年4月中旬(運営委員会で選考します)

【研究成果の公表】 交付を受けた場合は、1年以内に会計報告と調査結果を報告(次年度総会での口頭発表及び簡単な報告書作成)していただくとともに、助成終了から2年以内に、会誌「地域自然史と保全」に投稿(原著論文、報告など種別は問わない)していただくことを義務としています。
【応募様式】

申請用紙

*郵送で「KONC News」を受け取られた方には、応募用紙を同封しております。

【送付先・問い合わせ先】  E-mail : konc@mus-nh.city.osaka.jp
     〒546-0034
大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪自然史センター気付
関西自然保護機構 事務局 
Tel : 06-6697-6262
Fax : 06-6697-6306
    
【そ の 他】 これまでの助成実績はKONCホームページでご覧になれます。