「地域自然史と保全研究発表会 ―関西自然保護機構2016大会― のご案内
開催日:2016年3月6日(日)10:00~17:00 参加費:無料
会場:大阪市立自然史博物館 本館・講堂
プログラム:
10:00~17:00 ポスター発表
10:00~ 2016年度総会
10:45~ 2015年度研究助成事業 受給者研究報告会
1)「絶滅が危惧される田村山のカスミサンショウウオ集団の滋賀県内の遺伝系統における位置」
齊藤 修(長浜バイオ大学)
2)「阪神地区におけるカエル類の減少メカニズムの解明」
青木 香澄(神戸大学大学院)
3)「由良川渓畔林の小水域間における捕食者を介した群集・生態系過程の連結」
高橋 華江(神戸大学)2014年度受給
<昼食休憩>
12:15~ ポスター発表コアタイム
13:15~ 四手井賞授賞式典・記念講演
受賞論文
「兵庫県宝塚市西谷地区における準絶滅危惧種スズサイコVincetoxicumpycnostelma Kitag. の繁殖特性および訪花昆虫相」 (35巻2号掲載)
講演者:中濵 直之(京都大学大学院農学研究科)
共同研究者:丑丸敦史・井鷺裕司
14:00~ シンポジウム 「在来種を脅かす近縁外来種の侵入-水域の生物を中心に-」
遺伝子解析などにより、在来と考えられていた生物が、実は外来種と入れ替わっていたり、交雑が進んでいるといった事例が明らかになってきました。本シンポジウムでは、とくにこのような例が多数見つかっている水域の生物を中心に事例を報告し、課題について検討します。
1)「趣旨説明」
平井 規央(大阪府立大学)
2)「メダカにおける遺伝的撹乱の現状〜飼育品種のヒメダカがもたらす危機〜」
北川 忠生(近畿大学農学部)
3)「チュウゴクオオサンショウウオが在来のオオサンショウウオに与える影響」
松井 正文(京都大学名誉教授)
4)「淡水棲カメ類の種間交雑とその保全生物学的示唆: スッポンの問題を中心に」
太田 英利(兵庫県立大学)
5)「外来カワリヌマエビ属および共生動物の侵入の状況について」
西野 麻知子(びわこ成蹊スポーツ大学)・池田 実(東北大学)大高 明史(弘前大学)・丹羽 信彰(神戸市立六甲アイランド高校)
6)総合討論