「地域自然史と保全研究発表会」 関西自然保護機構2025年度大会
地域の自然やその保全活動についての研究成果・活動内容を発表するイベントです。
ポスター発表では、いろんな研究の内容を研究者自身から聞かせてもらえます。気軽にご参加下さい。
日 時:2025年3月2日(日)10:00~17:00
会 場:大阪市立自然史博物館 本館・講堂
<研究助成事業給者研究報告会および四手井賞授賞式典・記念講演・シンポジウム用YouTubeURL>
https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/
<プログラム>
10:00~ 2025年度総会
10:30~11:45
2024年度研究助成事業 受給者研究報告会 (*は、2023年度受給者)
◆「森林生態系の物質循環に対する樹幹着生性地衣類の寄与:森林構造の変化に伴う地衣類の存在量およびリターフォールの変化」
杉本 廉氏(神戸大学大学院農学研究科)他*
◆「トノサマガエルの減少に対する捕食圧の影響の解明」
角 うらん氏(神戸大学国際人間科学部環境共生学科)他
◆「ゴルフ場池は生物の生育生息場所として機能するか」
廣田 瑞希氏(近畿大学大学院)他
◆「関西地方のカブトムシ販売個体における系統解析に基づいた流通経路の解明と遺伝的撹乱の実態検証」 濱野 友氏(兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科)他
◆「環境DNAメタバーコーディングとQGISを活用した水生コウチュウ目の多様性解析」
Wu Qianqian(ウ セイセイ)氏(神戸大学人間発達環境学研究科)他
11:50〜12:30 2024年度四手井賞授賞式典(10分)・記念講演(30分)
◆「伊吹山の草原植生と保全の経緯」 髙橋滝治郎氏(ユウスゲと貴重植物を守り育てる会)
◆「伊吹山の保全と地域の取組み―歴史から見た地域住民の取組み―」 髙橋順之氏(米原市伊吹山文化資料館) (ともに44巻2号掲載)
(12:30〜 昼休み)
13:30 ~ 14:30 ポスター発表コアタイム(ポスター掲示:10:00~17:00)
14:30 ~ 17:00 シンポジウム「関西の草原:現状と今後の課題」
◆「日本の草原研究と実践の現状」
湯本貴和(京都市生物多様性センター)
◆「遺伝情報からひもとく草原性絶滅危惧昆虫の歴史と保全」
中濱直之 (兵庫県立大学・兵庫県立人と自然の博物館)
◆「奈良県曽爾高原の堆積物記録から読み解く火入れの歴史と環境変遷」
井上 淳(大阪公立大学大学院理学研究科)
◆「近畿地方における海岸植物群落の多様性と現状」
黒田有寿茂 (兵庫県立大学・兵庫県立人と自然の博物館)
◆「里草地の送粉ネットワークのジェネラリストによる送粉機能の低下」
丑丸敦史(神戸大学・人間発達環境学研究科)
◆パネルディスカッション コーディネーター:湯本貴和(京都市生物多様性センター)