地域自然史と保全研究大会2023 のご案内
関西自然保護機構の年次大会でもある「地域自然史と保全研究大会2023 」は総会を除き会員以外の方もどなたでも参加いただけます。また、総会・ポスター発表部分を除き、YOUTUBEにてハイブリッド中継を行います。どうぞお楽しみ下さい。
日 時:2023年2月26日(日)10:00~16:30
会 場:大阪市立自然史博物館 本館・講堂
<プログラム>
10:00 ~ 16:30 ポスター発表
10:00 ~ 2023年度総会
10:30 ~ 四手井賞授賞式典・記念講演
https://youtube.com/live/85O8arDifTI
受賞論文「徳島県立博物館所蔵標本からみた瀬戸内海における希少魚イドミミズハゼの分布と形態」
(42巻2号掲載)
講演者:井藤 大樹氏 (徳島県立博物館)
11:15 ~ 12:30 2022年度研究助成事業 受給者研究報告会
https://youtube.com/live/85O8arDifTI
◆「外来土壌動物ヤンバルトサカヤスデの和歌山県内における侵入状況」
澤畠 拓夫氏(近畿大学農学部)
◆「農薬と温暖化の複合影響は、 カエル幼生の捕食回避戦略にどう作用するか」
石若 直人氏(近畿大学大学院農学研究科)
◆「外来種ムネアカハラビロカマキリが在来種ハラビロカマキリに与える影響の解明」
井岡 来斗氏(大阪公立大学大学院農学研究科)
◆「『大阪教育大学長田研究室コレクション』の1970年代大阪府産魚類標本調査」
伊崎 永久氏(倉敷芸術科学大学 生命科学部 生命科学科)
◆「滋賀県東部におけるオオガタスジシマドジョウ河川陸封集団と近縁種の共存要因の探索」
和田 一歩氏(近畿大学農学研究科)
13:30 ~ 14:30 ポスター発表コアタイム
14:30 ~ 16:30 シンポジウム
「『視えない』外来種問題」
オンライン配信https://youtube.com/live/hhVBwEQsTBE
企画趣旨
大塚泰介(琵琶湖博物館)
外来種の移入は生物多様性を脅かす4つの危機の1つに数えられる。大型動物や種子植物の外来種問題は、近年脚光を浴びることが多い。ところが、アリ以下のサイズの小型動物、寄生生物、微生物などについては、その影響の大きさの割に注目されることが少ない。そこで本シンポジウムでは、アリ、寄生虫、微細藻類による外来種問題を文字通りクローズアップしてその実像に迫るとともに、自然環境と人間生活への影響を考える。
私たちの足下でふえている外来アリ類
上田昇平(大阪公立大・農)
水域における外来寄生虫
浦部美佐子(滋賀県立大・環境科学)
要注意!琵琶湖淀川水系の「ミクロの外来生物」
大塚泰介・根来健(琵琶湖博物館)・佐藤晋也(福井県立大・海洋生物資源)・石川可奈子(琵琶湖環境科学研究センター)・辻彰洋(国立科学博物館・植物)
コメント:外来種がもたらす関係性の変化
岩崎敬二(奈良大・文)