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2015/3/1 地域自然史と保全研究発表会 関西自然保護機構2015年度大会

今年度のKONCの年次大会は、地域の自然やその保全活動についての研究成果・活動内容を発表するイベントとしてタイトルを「地域自然史と保全研究発表会 関西自然保護機構2015年度大会」として開催します。

 主催:関西自然保護機構・大阪市立自然史博物館
 開催日:2015年3月1日(日)10:00~17:00
 会場:大阪市立自然史博物館 本館・講堂
 参加費:無料(ただし、博物館入館料が必要です。)
(参考)http://www.mus-nh.city.osaka.jp/1attention/index.html

プログラム

10:00~17:00 ポスター発表(ポスター発表者・演題・要旨一覧(PDFファイル)
10:00~ 2015年度総会
10:45~ 2015年度研究助成事業 受給者研究報告会 

1)「奈良公園におけるカスミサンショウウオの生息状況と土壌環境・土壌動物群集」澤畠拓夫(近畿大・農)
(共同研究者:千田海帆・本田明日香・植田浩史・高良真佑子・藤井太基)

2)「外来樹種ナンキンハゼのシカ食害下における在来種への影響」森家侑生(大阪市大・理)
(共同研究者:伊東 明・名波 哲)

3)「篠山市における未圃場整備地の再管理による植生の回復実験」長井拓馬氏(神戸大)


4)「希少淡水魚アカザの保全に関する研究」山本健太郎(大阪産業大)
(共同研究者:小川雅人・笹井聖将・安達祐貴・鶴田哲也)

12:30~ ポスター発表コアタイム
13:30~ 四手井賞授賞式典・記念講演
◆「近畿地方中南部沿岸域におけるスナガニ属4種の分布-2002年と2010年の比較-」渡部哲也(西宮市貝類館)・淀 真理・木邑聡美・野元彰人・和田恵次

14:30~ 【シンポジウム】「つくるレッドリストでなくつかうレッドリストへ 
レッドリストを生物多様性保全ツールとして活用するために」

KONCシンポ.png
主催:関西自然保護機構・一般財団法人環境事業協会・大阪市立自然史博物館・大阪生物多様性保全ネットワークほか

 京都府が2013年に、大阪府が2014年にレッドリストの改定を終え、現在奈良県が改定の途上にあり、地方でのレッドリスト見直しは一定の理解を得てすすんでいる。リスト作成による生物多様性の現況把握が進む、意識啓発が進むという一定の効果はある一方、個別の種の保全戦略や生態系保全のための取り組みが進んでいるのはごく一部に限られる。このシンポジウムではレッドリストをつくるだけでなく、保全のツールとして使うための方策を検討する。
◆1)「趣旨説明 レッドリスト後の保全戦略のために」 石井実(大阪府立大学)
◆2)「絶滅のおそれのある野生生物種の保全戦略」 徳田裕之(環境省野生生物課)
◆3)「地域で保全を実行するために」  大嶋範行 (兵庫・水辺ネットワーク/
神戸市環境局環境創造部環境評価共生推進室
◆4)「レッドリスト種の保全に配慮した施工実現のために」山崎俊哉(株式会社 建設環境研究所)
◆5)総合討論
 コメント 中井克樹(滋賀県)

→シンポジウムチラシPDFファイル
モノクロ印刷用PDFファイル

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■東日本大震災復興支援パーティ「南三陸ナイト」
 東日本大震災復興を食べて飲んで支援するパーティです。三陸直送の旬のわか
めや海の幸、南三陸町で栽培した米で作った日本酒をあじわいます。南三陸町か
ら地元で活動している方に来て頂き、いろいろ話もうかがいます。
 「地域自然史と保全研究発表会」の懇親会ではありますが、研究発表会参加者
でなくても、どなたでも参加できます。飛び入り参加もできますが、できるだけ
事前に申し込んでください。
 日時:3月1日(日)午後6時~8時
 会場:長居公園周辺(博物館ではありません)
 集合:博物館集会室に、午後5時半
 参加費:大人2500円、高校生以下500円(飲み物代別、ただしソフトドリンク
は料金に含まれます)、未就学児無料。収益は東日本大震災復興支援にあてます。
 対象:友の会会員とその家族、「地域自然史と保全研究発表会」参加者。中学
生以下は保護者の同伴が必要です。
 申込み:「南三陸ナイト」参加希望と書いて、参加希望者全員の氏名と年齢と
連絡先を、関西自然保護機構事務局(konc@mus-nh.city.osaka.jp)まで。
 申込み締切:2月26日(木)
 問合せ:大久保(関西自然保護機構)・和田
 主催:関西自然保護機構、認定NPO法人大阪自然史センター