「京都大学芦生研究林」現地見学会のご案内
日本においてシカによる自然生態系への影響はもはや看過できない状況にあります。大型哺乳類が生息し、多様性の高い温帯林として知られる京都大学芦生研究林もその例外ではありません。当研究林では、集水域をすべて守る集水域防護区を設置して森林の多様性回復とモニタリング調査に取り組んでおられます。
高柳 敦氏(京都大学)にご案内いただきながら、現地観察およびフィールドシンポジウム「芦生天然林の再生を如何に進めるか」を通して、森林の再生と未来について議論したいと思います。みなさんのご参加をお待ちしています(前迫)。
日程: 2017年7月16日(日)
案内:高柳 敦氏(京都大学)
行程:
8:00 京都駅中央郵便局南側ビックカメラ前 集合
8:05 出発 ※停車時間が短いのでご注意ください
10:00頃 芦生研究林須後事務所着
簡単な説明・弁当受け取り
10:15 事務所発
10:45 長治谷着・出発
11:00 射撃台説明、野田畑説明
11:25 アザミ保護柵
11:40 ウツロ谷説明
12:20 長治谷 昼食(シカ肉利用のお弁当;参加費に込)
12:55 長治谷発
13:20 モンドリ谷・生態系維持回復事業説明
13:45 モンドリ谷発
14:15 事務所着
14:30 フィールドシンポジウム(芦生研究林講堂)
テーマ「芦生天然林の再生を如何に進めるか 」
高柳 敦(京都大学大学院農学研究科)
「シカのいる生態系を保全するには何が必要か」
阪口翔太(京都大学大学院人間・環境学研究科)
「シカ排除試験で見えたシカが植生に及ぼす影響」
(進行 前迫KONC運営委員/大阪産大)
15:45 フィールドシンポジウム終了
16:00 事務所発
17:45頃 京都駅 着 解散
参加費:3,000 円程度(ジビエ料理試食代・交通費・保険代・KONC活動支援金 込み)
参加資格:①KONC会員
(KONC入会手続きはいつでも可能です。手続き完了まで2週間程度必要です。)
②日本生態学会 会員 (*1)
③KONC及び日本生態学会会員の同伴者;条件あり(*2)
*2;①②の各参加者枠に空席が出た場合のみ受付。締切り後、参加の可否を会員へ連絡します。
申込方法:各会員が参加者全員の名簿(氏名・年齢)を添えて事務局へメール連絡。
申込締切日:2017年6月29日(木)
募集人数:20名程度(応募者多数の場合は、先着順にて受付)
主催:関西自然保護機構・日本生態学会近畿地区会(申請中:*1=申請が認められた場合)
後援:大阪産業大学