第60回生徒生物研究発表会報告 平成20年11月23日
      於:大阪市立自然史博物館
会長挨拶 館長挨拶
会長挨拶 館長挨拶
発表要旨
活動報告
高津 韓国羅州「江の日」大会 参加報告
平成20年8月20日(水)〜8月24日(日) 4泊5日
中根将行 川坂健人
菅新 
2年前よりご招待をしていただいている、韓国での宿泊学習について報告します。
山本 科学部活動報告  川崎智郎 中野あづみ
本校科学部の活動について、継続して観察しているビオトープに関する活動を中心に報告します。特に池の清掃(ヘドロの除去)とその後のタナゴの増殖について。
泉南 生物部の活動 田中正視 竹原郁二 木下美紀
直川駿祐
泉南高校周辺には、まだまだ豊かな自然環境が残っています。ヒメボタル、アマモ、河口干潟・・・泉南の生き物たちと楽しくお付き合いしている活動の様子を報告します。今年も、バージョンアップした「どんぐりクッキー」をおたのしみに。
高津 高知大学総合研究センター
海洋生物研究教育施設 宿泊学習報告
平成20年7月31日(木)〜8月3日(日) 3泊4日
中根将行 片岡拓也
藤井湧
2年前よりSPP企画にご協力いただいた、高地大学での宿泊学習について、特に海洋プランクトンの採集と観察同定結果を報告します。
高津 滋賀県立大学
湖沼環境実験施設 宿泊学習報告
平成20年9月29日(月)〜10月1日(水) 2泊3日
中根将行 藤井湧
片岡拓也
本年度初めてご協力いただいた、滋賀県立大学での宿泊学習について報告します。
香里丘 生物部1年間の活動報告 下野義人 林隆二
松井智寛
2007年〜2008年の活動についてプロジェクターで報告。京都市のいのちの森でタンポポ笛の吹き方を来場者にお教えしたことや校内の樹木に着いての調査。ウーパールーパーとイモリの飼育状況。
泉鳥取 フィールドワーク同好会の活動 川添純子 林康平
藤原任智
夏休み中に行った河川の水生生物調査とセミのぬけがら調査の結果を中心に報告します。
高津 韓国リトル・ラムサール会議 参加報告
平成20年10月15日(水)〜10月19日(日)4泊5日 
中根将行 菅新
川坂健人
本年度新たにご招待をしていただいた、韓国リトル・ラムサール会議「リトル・ラムサール『第1回 青少年のためのアジアエコキャンプin全州、韓国』〜全州アジア青少年環境キャンプ創立大会〜」での宿泊学習について報告します。
北淀 生き物フィールド 井上洋 朝倉淳 内山信哉
尾屋沙耶花
活動内容 アホロートルやアフリカツメガエル、熱帯魚などの動物の飼育。田んぼでの水稲やスイカ、サツマイモラッカセイ、イチゴなどの栽培。校内樹木プレートの作成やビオトープの観察など。
主な行事 プールでのヤゴ救出、ヒメボタルの観察会、セミの羽化の観察会、科学の祭典2008、サイエンス・フェスタへの参加、地元小学校への出前実験など。  
北淀 ビオトープの生き物調査 井上洋 朝倉淳 内山信哉
尾屋沙耶花
北淀ビオトープは、今年で7年目を迎える。ビオトープに生息する生き物、つまり水生植物・魚類・水生動物・プランクトン類などを調べて報告する。
昼休み
高津 大阪府高等学校生物教育研究会 創立60周年記念行事
生物部合同合宿「京都大学芦生研究林」 宿泊学習報告(その1)
中根将行 畑中太一
黒畑嘉夫
本研究会の創立60周年を記念し、10年ぶりに生物部の合同合宿を行ったので報告します。7月27日(日)〜29日(火)の2泊3日中、初日の「由良川での生物採集」と「クラブ交流会」について報告します。
大阪教育大学
附属天王寺
大阪府高等学校生物教育研究会 創立60周年記念行事
生物部合同合宿「京都大学芦生研究林」 宿泊学習報告(その2)
森中敏行 村山  香
平田貴大
邊見詩帆
本研究会の創立60周年を記念し、10年ぶりに生物部の合同合宿を行ったので報告します。7月27日(日)〜29日(火)の2泊3日中、2日目の「リバートレッキング」と「鶏の解剖」、「地元の方からの講義」について報告します。
大阪教育大学
附属天王寺
大阪府高等学校生物教育研究会 創立60周年記念行事
生物部合同合宿「京都大学芦生研究林」 宿泊学習報告(その3)
森中敏行 松田和憲     平田貴大
本研究会の創立60周年を記念し、10年ぶりに生物部の合同合宿を行ったので報告します。7月27日(日)〜29日(火)の2泊3日中、3日目の「原生林トレッキング」について報告します。
生野 大阪府高等学校生物教育研究会 創立60周年記念行事
生物部合同合宿「京都大学芦生研究林」 宿泊学習報告(その4)
北浦 隆生 松田貴太
西尾真吾
本研究会の創立60周年を記念し、10年ぶりに生物部の合同合宿を行ったので報告します。7月27日(日)〜29日(火)の2泊3日中、「参加生徒の感想」について報告します。
研究発表部門
学校 指導された先生 発表者
要旨
泉北 泉北高校ビオトープ池のプランクトン〜その2 木村進 藤浪汐里
内藤梨歩
武内淳
昨季はビオトープ池完成後2年間のプランクトンの変化と環境条件(水温、pHなど)の変化について発表したので、今年はそれらのデータとよりプランクトン相が多様になった3年目の結果を比較して発表します。
城星学園 アルテミア(ブラインシュリンプ)の孵化について 祖開康彦 石部沙英
松川泰子
水温、塩分濃度、光の有無、空気の有無などの条件の違いにより、アルテミア(ブラインシュリンプ)の孵化する割合が変化するのかを実験で確かめた。
興國 ケイ酸の濃度の影響による珪藻の数の変化 竹林隆昭  横江美香 井澤岬
日本バラタナゴという魚を保護する池の近くにある川の水をとり、水の中にいる珪藻の数と水に溶けているケイ酸の濃度を調べた。その結果、一定の相関性のあることが確認できた。
豊中 カメノテとヒモムシの共生について 小田勝士 笠井一人
駒井友美子
カメノテにヒモムシという生物が共生しているという情報を得て、両者の関係を調査してみました。その結果、ヨツメヒモムシという種がある大きさ以上のカメノテに共生しており、また、カメノテが大きいほど共生の割合が高いことはないなどの傾向がわかりました。
清風 バラタナゴの二亜種間における雑種化
のコンピューターシミュレーション
加納義彦 高野良昭 西垣新
平田尊紀
生物部では、長年にわたりニッポンバラタナゴの保護活動を行っている。昨年の研究では、2003年に野外交雑実験として、人工池にニッポンバラタナゴ100尾、タイリクバラタナゴ10尾を移植し、その後の両亜種の表現型と遺伝子頻度の変動をアイソザイム分析によって調査した。その結果、2003年に9割あったニッポンバラタナゴの遺伝子頻度は、2005年3割、2007年2割と減少していった。今年の調査では、ニッポンバラタナゴの遺伝子頻度は3割となった。この先、ニッポンバラタナゴの遺伝子頻度はどう変化いていくのだろうか。このとき、2年前に行われたサイエンスパートナーシップという生物の特別授業に参加した際に、集団遺伝における雑種化のシミュレーションが行われていたことを思い出し、バラタナゴの二亜種間の雑種化についてコンピューターシミュレーションで推定できるのではないかと考え、シミュレーションの作成を行った。
清風 バラタナゴの産卵を誘発するドブ貝の信号刺激
−バラタナゴはほんとうにドブ貝模型に産卵するか−
加納義彦 高野良昭 谷口文章
杉本優
【目的】バラタナゴの産卵を誘発することができるより効果的なドブ貝模型を作るために、バラタナゴの産卵を誘発するドブ貝の信号刺激を明らかにする。
【結果の考察】ドブ貝の出水孔から出る水流は、バラタナゴの産卵行動を誘発する信号刺激の一つであり、産卵しやすい流速は4.0〜4.9(ML/秒)であった。次に、ドブガイの外見では、ドブガイの貝殻の色である黒色、出水管の色については黄色が、バラタナゴの産卵行動を誘発する信号刺激になっていた。出水管から出る水の匂いについては、ドブガイ水がもっとも効果的であった。次に、ドブガイ水の成分には、アンモニア、リン酸、硝酸とアミノ酸が含まれ、バラタナゴの産卵行動を誘発していると考えられた。
住吉 遺伝子組換え 小畑洋一 清水一生
私たちは、昨年度に行った校内の研修を通して興味を持った遺伝子組換えについて研究をしています。遺伝子の組換え実験を行うための基礎を学び、遺伝子組換え効率を上げるために、ルシフェラーゼ遺伝子をプラスミドに導入したものを大腸菌に組み込みました。その時、慣例的に用いられているヒートショック法を使って遺伝子組換えを行いました。その後ヒートショック時の高温槽の温度や暖める時間を変化させたり、ヒートショックの暖める代わりに電気ショックやソナーショックなどの条件を加えたり、ヒートショック無しなど色々な実験で遺伝子組換え効率などを調べました。
高津 大阪城内濠におけるプランクトン調査
Plankton Research in Osaka Castle Inner Moat
中根将行 日原春香
藤井 湧
Our school is authorized as a Super Sience High School this year by the Japanese Ministry of Education, Culture,Sport,Sience and Technology. Taking this opportunity, We would like to present the result of our plankton reserch.
本校は、今年度文部科学省よりスーパーサイエンス校に認定されました。この認定を契機に、プランクトン調査のこれまでの成果を発表します。
講評 その1 講評 その2
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以上
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