貴校ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は本研究会の活動に関しまして格別のご配慮を賜わり、誠に有難うございます。
本研修会は、学校の生物教育に科学技術の進展に伴う利便性とリスクについての考えを
取り入れるという、新たな視点での生物教育を始めるための研修会です。
具体的には、本年8月に日本生物教育会近畿ブロック主催の「生物教育におけるリスク
コミュニケーションに関するシンポジウム」での成果を受けて、遺伝子診断、クローン技
術、遺伝子組み換え食品、生命倫理などの高等学校の生物教育に即したテーマについて、
科学技術と教育を中心に、社会、経済、倫理などの多方面からのアプローチによる講演と
意見・情報交換を目的とした研修会を予定しております。
本研修会はこれからの高等学校の生物教育を進める上で大変役立つものであります
ので、ご関心をお持ちの先生方の参加をお待ちいたします。また、参加される先生方の
出張についてご高配をお願いいたします。
日 時:1月30日(水)15:00〜17:30
内 容:テーマ:バイオテクノロジーとリスクを考える
コーディネーター: 東京大学 環境安全研究センター 准教授 刈間 理介 先生
講 師:帝塚山大学 心理福祉学部 教授 中谷内 一也 先生
話題提供:大阪府立生野高等学校 教諭 北浦 隆生
大阪府教育センター 主任指導主事 橘 淳治
講演題目と概要:「バイオテクノロジーにおけるリスクをどのように考えるのか。」仮題
新しいテクノジーにはリスクとべネフィットがあり、そのリスク認知とリスク受容を
いかにおこなっていくのか、その素養を教育していくことは、今後必ず必要になることと
考えられます。今回は、心理学をバックボーンにお話しいただく予定です。
(詳細が決まり次第お伝えいたします)
講演後、意見交換会を予定しております。