大阪府高等学校生物教育研究会

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指標生物調査 B法調査の概要


先日もご案内を差し上げたように、本研究会の創立40周年記念事業として、1988〜1990年に実施した大阪府下の指標生物調査から10年後の本年、再度調査を実施することとなりました。この調査はA法(アンケート調査法)とB法(現地調査法)の2つの方式で実施することになっています。A法については現在、約30校・8000人を越える申し込みをいただいております。さて、本日ご案内するのは会員の先生方や生物部員などを中心に夏休みを利用して実施していただくB法調査(現地調査法)です。本調査についても、下記の項目で実施することとなり、係で準備を進めております。別紙の調査の実施要領をお読みの上、多数の参加をいただけるようお願い申し上げます。なお、この調査は生物2の課題研究や夏期休暇中の自由研究として実施するのにも適しているのではないかと思います。調査に先立ち別紙のような講習会を予定しております。調査への参加の有無にかかわらず、生物の野外調査法の講習会としてもご参加いただけます。くB法の調査参加校募集について>1)調査の目的−A法のアンケート調査では把握できない大阪の自然環境(都市化・大気汚染・水質汚染)の現状 を、やや詳細な生物の分布調査などから知るとともに、10年前及び5年前の調査結果と比較して、自然環境の変遷に関する資料を得る。2)調査対象−生物関係教職員、生物部員など本調査に興味をもつ生徒、課題研究としてこのテーマを選択した生徒など(先生方お一人で参加いただいても結構です)3)調査時期−原則として、夏期休暇中(項目Cのアサガオ調査は6月から実施可能)4)調査内容−次の6つの内容を考えています。別紙の資料を参考にして、ご希望の項目をお申し込み下さい。いずれの調査も参加校に後日お送りする「調査の手引き」をお読みいただくと、専門的な知識がなくても実施可能なものです。不安な方は講習会にぜひご参加下さい。量的にはご希望に合わせて、半日〜一日ぐらいで可能な量を一つの単位として分担致します。お気軽に申し込み下さい。@学校内の植物調査A−雑草・植栽樹木A学佼内の植物調査B−校内に発生するキノコB河川の水生生物調査−サワガニ、カゲロウ・カワゲラ類・トビケラ類、ヘビトンボ類、カワニナ類、ミズムシ、ヒル類、サカマキガイ、イトミミズ類、赤いユスリカ類Cアサガオによる光化学オキシダント・酸性雨の調査D墓石上の地衣 類の分布調査Eセミの抜け殻調査







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