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2014年01月28日

博物館実習 友の会総会

こんにちは。
博物館実習5日目の実習生です。

1月26日は友の会の総会なので、前日はその準備を行いました。
教育普及担当になった学芸員の方がほぼ1人でこの準備をしているようでした。
大阪自然史博物館は普及活動に力を入れているので、普及活動担当になった年は、仕事のかなりの部分がそれに関する事務作業になるようです。
自然史博物館のあらゆるわくわくするイベントは、学芸員が見えるところも見えないところもがんばっている成果なのだなーと感じました。

総会当日は、1年の行事報告、講演会、オークション、バザーなど盛りだくさんでした。
友の会には行事の運営にかかわっている評議員がいるということを初めて知ったのですが、友の会の会員の協力と学芸員の強い絆で博物館が充実していくというのは本当に素晴らしいことだなと思いました。
行事報告では、合宿やナイトミュージアムなどのとても楽しそうな様子を知ることができました。
講演会では、昆虫を研究している方の貴重なお話が聞けました。外国のジャングルに行っての研究はうらやましい限りです。皆さんとても熱心にお話をきいていて、自然が大好きなのだなーと感じました。
オークションではなかなか買おうと思っても手に入らないものばかりで、博物館ならではの感じが素敵でした。私も数点狙っているものがあったのですが、あっけなく敗れました。

5日間学芸員実習をさせていただいて、講義だけではわからない学芸員の仕事の大変さと楽しさを感じることができました。教育普及活動に力を入れている大阪自然史博物館だから知ることができたこともあります。友の会と博物館の協力関係は素晴らしいです。学芸員でなくてもできることはたくさんあるのだということがわかり、私もこれからこういった文化施設の教育普及活動に貢献していきたいと思いました。

2014年01月13日

博物館実習 はくぶつかん・たいけん隊

 今回博物館実習として2日にわたって行われた「はくぶつかん・たんけん隊」の補助員をさせていただきました。まず前日準備として、子供たちにわたす缶バッチづくりを行ったのですが、そもそも缶バッチが自分で作れるとは思っていなかったのでそこで驚き、またツアーで配る案内も学芸員さんが作っているものとは知らなかったのでそこにも驚きました。私の中の学芸員さんのイメージは博物館内において展示物を説明しているか研究を行っている人だったので、このような一面を知ることができてよかったです。
 そして12日からは「はくぶつかん・たんけん隊」の本番でした。私は午前・午後とも低学年のグループと一緒になって、バックヤードのツアーに行きましたが、補助をしつつも自分自身バックヤードに入るのは初めてだったので学芸員さんの話に聞き入ってしまいました。低学年の子供たちは最初は緊張しているようでしたが、途中から慣れてきたのか質問をする子もいて、ツアーを楽しめているようでした。学芸員さんの説明を聞いていて、自分の専門のことを相手、しかも低学年の子供たちに理解してもらうようにしゃべるには深い専門知識だけでなく、相手の知識の量について知っておく必要があるのだと感じました。たとえば小学1年生では”億”という単位がいまいちピンとこなかったりするなどです。その時にどのように説明すればわかりやすいかということはとてもむずかしいことだと思いました。
 13日は午前中は前日のツアーのアンケート集計を行いました。「はくぶつかん・たんけん隊」に参加した保護者の方はほとんどの方が、子供に興味を持ってもらいたいということを回答されていたので、最近では理科離れの子供が増えているということですが、博物館のこのような活動は、理科に興味を持つきっかけとなれるんだということを感じました。
午後からはまた「はくぶつかん・たんけん隊」の補助を行いました。今回は親御さんのバックヤードショートツアーで補助員をしました。大人のひとでもバックヤードに入れることはなかなかないので、収蔵庫などでは学芸員さんのの話を興味深そうに聞いていました。
 今まで博物館関係の授業などで実際に学芸員さんの話を聞く機会はありましたが、自分でその仕事のお手伝いをすることははじめてなので、とてもいい経験になりました。