« 芥川鳥類調査隊 7月調査 | 部活トップページへ | 芥川たのしみ隊 7月活動報告 »

芥川トコロジスト調査隊 7月調査

7月1日に第3回の調査を行い参加は8人でした。イネ科20種を含む41種の植物と昆虫4種を観察しました。
イネ科は見た目が似ていて名前が覚えにくいですが一度聞くと忘れられないものもあります。シナダレスズメガヤです。野に咲く花図鑑ではその英名Weeping Love Glassを「すすり泣く愛の草」と紹介していたからです。実際はWeepinngに「垂れさがる」という意味があり、Love Glassがスズメガヤの属の総称なので単に「垂れさがるスズメガヤ」かも知れませんが。

部活の様子

また色彩豊かな花も見られました。その代表はラン科のネジバナです。可愛いピンク色の花がらせん状につきます。頭上にあるネムノキには、雄しべと雌しべが糸状に伸びたピンク~白色の花が咲き誇っていました。また緑地の藪の中にはヒメヒオウギスイセンの橙色が鮮やかでした。

ネジバナ

ネムノキ

ヒメヒオウギズイセン

普段何気に散歩している芥川緑地ですが、多様な生き物がいることに気が付きます。次回は、9月16日(日)10:00~ あくあぴあ近くの田んぼの花を観察します。小さく可憐な花を発見しましょう。