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芥川トコロジスト調査隊 9月調査

芥川トコロジスト調査隊 9月調査
~田んぼ脇に咲く小さな小さな野草~

9月16日に第4回の調査を行い参加は9人でした。雨模様の涼しい天候が続いていましたがこの日ばかりは夏に逆戻りしたような蒸し暑い日でした。今回は、西之川原地区の田んぼにおじゃまし実ってきた稲穂を真横に見ながらこれまでで一番多い60種の野草を観察しました。

田んぼの水の中に咲く可憐な花、アブノメ、アゼナ、ウリカワ、ホソバヒメミソハギ
アブノメ アゼナ 

ウリカワ ホソバヒメミソハギ 

地味なカヤツリグサ科のタマガヤツリ(下写真)、コゴメガヤツリも水の中
茎の端どうし引き割いてカヤが吊れるかどうか遊んでみました。カヤが吊れれば相性ぴったり?
タマガヤツリ カヤツリ遊び

田んぼ脇のタデ科の白い花、シロバナサクラタデ、とても小さなミチヤナギ
シロバナサクラタデ ミチヤナギ

黄色い花が鮮やかなチョウジタデ(別名タゴボウ)と外来種のヒレタゴボウはアカバナ科の似たものどうし
両方とも茎に稜がありヒレタゴボウの方が顕著。花も大きい。
チョウジタデ ヒレタゴボウ

ほかに、朱色が鮮やかなマルバルコウ、名前はイマイチだけどコミカルなハキダメギク
マルバルコウ ハキダメギク

初秋の西之川原では早春以上に豊かな草花の存在に気づくことができました。
まだまだ多くの野草を見ましたがここでは全て紹介できずに残念です。
次回は、12月2日(日)10:00~ 「果実と紅葉」を楽しみましょう