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2021年06月26日

ビオトープの日(6月)「田植え」

6月19日に行う予定だったビオトープの日の中継は、残念ながら雨で中止となってしまいました。
その間にも苗はどんどん伸びてきており、6月24日の晴れ間に田植えをしました。
(植物研究室・長谷川)
 
 
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ちょっと伸びすぎの苗。朝紫という品種の黒米です。
 
 
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数本を束にして植えます。
 
 
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泥に足を取られながら植え始めます。
アイオオアカウキクサに覆われて水面が無いように見えますが、10㎝くらいの水深があります。
 
 
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植えるときは葉を水面に出すようにします。そうしないと呼吸ができなくて窒息してしまうのです。
うっ・・・腰が・・・いたい・・・。

 
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黙々と植えると、15分ほどで終わってしまいました。
早くみなさんとわいわい騒ぎながら田植えができる日が来るといいな、と思います。 

2021年06月21日

ビオトープの田起こし(6月)

博物館には圃場の近くに小さな田んぼとため池を作って、街の中でどんな生き物が集まってくるか観察しています。ビオトープでは4月から10月まで毎月1回行事を行って、参加者の方と一緒に生き物の観察をしたり、田植えや稲刈りをしたりしていますが、今年はコロナウィルス感染症拡大防止のため、行事をすることができていません。そこで、6月のビオトープ行事はオンラインで現地から生配信をしようと考え、6月12日にそのテストをかねて田起こしをしました。(植物研究室・長谷川)
 
 
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こんな感じで、スマホとビデオで撮影をして、その画像をZoomを使って配信する方法でうまくいくかどうか試してみました。オンラインでする会議のような感じで、参加者は田起こしをしている学芸員に質問をすることができます。
 
 
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こんなにヤゴがいるんですよ~と松本学芸員。その動いているのは何ですか?というリクエストに応えてヤゴを捕まえてみました。こんな風に参加者の方が気になるものが見えたら、あれとってみて!とリクエストできます。
 
 
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概ね田起こしできました。少しならしてイネの苗を植えられるようにします。
 
 
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その後、ビオトープにある竹筒トラップを見たり、
 
 
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隣にあるため池に入って見たりしつつ、生き物を探してみました。テストは1時間ほどで終了。どのマイクで音を拾って・・等を確認しました。
 
 
・・・で、本日(6月19日)、ビオトープの様子を生配信するはずだったのですが・・・雨天のため中止となってしまいました・・・。いろいろと準備をしてきたのですが残念です。
イネの苗はだいぶ伸びてしまっているので、近々学芸員で田植えをして、田植えの様子などこのイベントブログでご報告したいと思います。