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2012年10月02日

教員向けプログラム「教員のための博物館の日 in 大阪市立自然史博物館」

8月17日(金)、教員のための博物館の日 in 大阪市立自然史博物館を開催しました。
小・中・高校を中心に、塾の先生から大学の先生まで幅広い教育関係者の方が104名集まってくれました。
学芸員による展示室・植物園のガイドツアーや、体験型プログラムなどに参加してくれました。



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学芸員と一緒に行くガイドツアーのテーマは「長居植物園で学ぶ生態系」です。


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「ホネ見て考える肉食動物と草食動物」では、出来上がったばかりのホネの貸出キットを使って、肉食動物と草食動物の頭骨の違いを観察したり、ホネ並べをしたりしました。


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特別展の子ども向けプログラムとして実施しているミツバチの蜜蝋を使ったロウソク作りに先生も挑戦。先生方の作品です。


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海遊館や天王寺動物園、国立科学博物館など他の施設の皆さんが、学校向けの取り組みを紹介してくださるブースもあって、自然史博物館で他館の情報も得られる貴重な機会になりました。



博物館では先生方と協力して色々な事業を行っています。
興味のある方はコチラをご覧ください。

2012年08月05日

教員向けプログラム「火山灰 野外編、室内編1」

理科の地学分野に登場する「火山灰」を、火山が近くにない大阪でも採集することができます。
実際に野外に出かけ採集する野外編と、室内で火山灰を顕微鏡観察する室内編1を、5月20日と7月1日に行いました。



野外編では、300万年前から30万年前の間にたまった大阪層群の火山灰層を採集しました。
今年は岸和田市の郊外に出かけ、福田火山灰層とピンク火山灰層を野外で観察し、採集しました。
キシワダワニの発見された場所にも立ち寄りました。


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福田火山灰層


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ピンク火山灰層


室内編1では、野外編で採集したサンプルのなかから、顕微鏡観察できる粗めの粒を洗い出す作業をし、実体顕微鏡で観察しました。
火山ガラスや斜長石、角閃石、シソ輝石などを観察することができました。


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福田火山灰


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ピンク火山灰


粒が細かい火山灰で、観察できる鉱物の種類があまり多くないので、夏休みに行った「室内編2」では、粒が大きめでいろいろな種類の鉱物が入っている火山灰を観察しました。




博物館では教員の方向けの行事を開催しています。
8月17日(金)には「教員のための博物館の日 in 大阪市立自然史博物館」を実施します。
学芸員によるガイドツアー、体験プログラム、講演会など教員向けのさまざまなプログラムを実施し、まずは教員自らが博物館を楽しみ、学習資源としての博物館を知ってもらう1日にします。
詳しくはコチラ

2012年04月27日

教員向けプログラム「長居植物園案内・春の遠足下見編」

4月6日(金)と10日(火)は教員・観察会指導者向け支援プログラム「長居植物園案内・春の遠足下見編」がありました。
両日とも天候に恵まれ、53名の小学校と中学校の先生が参加されました。


植物研究室の学芸員が、幼稚園、保育所、小・中・高校、特別支援学校の春の遠足向けに、草花や樹木の解説と観察の手引きをしながら、長居植物園を案内しました。

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科書の中で取り上げられる、「木をかこう」を題材にケヤキを紹介したり、コーナー展示としても展示している「たんぽぽのちえ」を題材に実際のタンポポを紹介したり、学校での授業を意識した説明もしました。

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植物園内にはたくさんのタンポポが咲いていました。

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自然史博物館ではほかにもさまざまな教員向け行事を用意しています。
詳しくは知りたい方はコチラへ!!