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大阪バードフェスティバル2007 ー鳥だけじゃない、鳥づくしー 開催のご案内
大阪バードフェスティバル事務局
担当:和田(大阪市立自然史博物館 TEL:06-6697-6222)
川上(大阪自然史センター TEL:06-6697-6262)
 大阪市立自然史博物館では、特定非営利活動法人 大阪自然史センター、社団法人 日本望遠鏡工業会、日本野鳥の会大阪支部と共催で、4月14日(土)、4月15日(日)の2日間、自然史博物館、ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)において、「大阪バードフェスティバル2007」を開催します。

 大阪周辺の自然関係団体が集まるイベントとして、大阪市立自然史博物館では、2003年より「大阪自然史フェスティバル」開催しています。数多くの自然保護や自然観察に関係した市民グループが一堂に会し、楽しく活動を紹介することによって、より多くの市民のみなさんにアマチュア研究・地域の自然観察・保護活動の楽しさ・奥の深さにふれていただこうというのがコンセプトです。
 「大阪自然史フェスティバル」は、今まで3回開催されました。2003年は、85団体が出展し、3日間で来場者数約2万人。2004年は、81団体が出展し、2日間で来場者数約1万5千人。2006年は85団体が出展し、2日間で約1万9千人の来場がありました。
 一方、関東では、2001年より千葉県我孫子市にて「日本バードフェスティバル」、2003年より東京都の大井野鳥公園にて「東京バードフェスティバル」が毎年開催されています。いずれも、年々内容が充実し、規模が拡大しているところです。

 今回、「大阪自然史フェスティバル」のコンセプトを継承しつつ、関西でも鳥を中心にしたフェスティバルをと考え、「大阪バードフェスティバル」を開催することにいたしました。現在、鳥や自然に関わる43団体の参加が決定しており、文化祭のような楽しい活動紹介を繰り広げる予定です。

 4月15日(日)には、鳥の生態や行動に関する本を数々書かれている上田恵介(うえだ けいすけ)氏(立教大学教授)をお招きして、招待講演会「鳥が作った自然界:鳥・虫・花の共進化」を開催します。
 また、同じく4月15日(日)には、安西英明(あんざい ひであき)氏(財団法人日本野鳥の会)をお招きして、日本野鳥の会大阪支部70周年記念講演会が開かれます。
 さらに、世界の双眼鏡・望遠鏡が勢ぞろいします。バードウォッチングに不可欠な観察用具を見比べてみる絶好の機会でもあります。デジスコーピングの第一人者、石丸喜晴(いしまる よしはる)氏((株)デジスコドットコム取締役社長)による「デジスコーピング入門」講習会も開かれ、望遠鏡とデジタルカメラを使った超望遠の撮影の魅力とコツが紹介されます。



1.名称
大阪バードフェスティバル2007 ー鳥だけじゃない、鳥づくしー
2.主催
NPO法人大阪自然史センター、大阪市立自然史博物館、
(社)日本望遠鏡工業会、日本野鳥の会大阪支部
3.協賛
社)日本望遠鏡工業会、
オリンパス、ケンコー、コーワ、スワロフスキー、ツァイス、
ニコン、ビクセン、ペンタックス(各ブランド名称)
(株)デジスコドットコム、株式会社ワイバード、ベルボン株式会社、文一総合出版
4.期  間
平成19年4月14日(土)〜4月15日(日)
5.会  場
大阪市立自然史博物館 本館・ネイチャーホール・ポーチ
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23(長居公園内)
TEL 06−6697−6262  FAX 06−6697−6306
地下鉄御堂筋線「長居」下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」下車東出口・東へ1000m
近鉄南大阪線「矢田」下車・西へ1800m
ホームページ http://www.omnh.net/npo/obf2007/
6.参加費
無料、ただし本館常設展示室を見るには博物館入館料が必要(本館常設展への入館料:大人300円 高校生・大学生200円 30名以上は団体割引あり。中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、市内在住の65歳以上の方は証明書<ツルのマークの健康手帳、または本市発行の敬老優待乗車券>を提示されると無料になります)
7.開催時間
午前9時30分〜午後5時(ただし各日とも入館は午後4時30分まで)
8.開催内容 
4月14日(土)
・ブース展示 9:30〜17:00
・講習会「デジスコーピング入門」 13:00〜15:00

4月15日(日)
・ブース展示 9:30〜17:00
・講習会「デジスコーピング入門」 10:00〜12:00
・招待講演会 12:30〜14:30
・日本野鳥の会大阪支部70周年記念講演会 14:45〜16:15

◎ブース展示:屋内および屋外で、出展団体が展示で活動を紹介します。参加体験コーナーもあります。

◎講習会:「デジスコーピング入門ーコンパクトデジタルカメラとスコープ(望遠鏡)で始める超望遠撮影ー」
 講師:石丸喜晴(いしまる よしはる)氏((株)デジスコドットコム取締役社長)
 スコープは、野鳥観察には欠かせない道具のひとつです。このスコープに、コンパクトデジタルカメラを接続することで、1000mm(約20倍)以上の超望遠の撮影ができます。その魅力と撮影のコツをこれから始められる方々に各社のスコープを使って説明します。

◎招待講演会
「鳥が作った自然界:鳥・虫・花の共進化」
   講師:上田恵介(うえだ けいすけ)氏(立教大学教授)
 鳥は紫外線を含めた4色色覚で世界を見ています。もし鳥がいなかったら、蛾は樹皮に似なくてもよかったし、モルフォチョウが美しい翅を進化させることはなく、アサギマダラの飛び方も違っていたことでしょう。極彩色のヤドクガエルも、赤い実も黒い実も、すべて鳥がいたからこそ生じたものなのです。托卵や擬態の話も盛り込んで、鳥を中心にした様々な共進化の話題を、最新の研究に基づいて紹介します。

◎日本野鳥の会大阪支部70周年記念講演会
「野鳥から学ぶ、持続可能な未来」
   講師:安西英明(あんざい ひであき)氏(財団法人日本野鳥の会)
 散歩や通勤通学の途中でさえ、野鳥を気にかけているだけで、不思議でおもしろい世界が開けてけてくる。日々、鳥たちのさまざまなドラマが展開していることを知れば、人生を嘆いたり、環境を憂いたりする前に、命のすばらしさや地球のすごさを感じられるのではないだろうか。
9.出展団体 43団体
 池田・人と自然の会、生駒の自然を愛する会、泉大津ハヤブサ・サポート倶楽部、大阪鳥類研究グループ、大津川自然観察会、大阪焼き鳥友の会、大阪市立自然史博物館友の会、財団法人大阪府みどり公社、交野野鳥の会、河内長野野鳥の会、関西バードカービングクラブ、きしわだ自然資料館、久米田池愛鳥会、構造色研究会(阪大生命機能研究科・木下研)、NPO法人 コウノトリ市民研究所、堺野鳥の会、自然遊学館わくわくクラブ、島本・緑と水を守る会、ジュニア自然史クラブ、新旭水鳥観察センター、吹田野鳥の会、社団法人生態系トラスト協会、全国野鳥密猟対策連絡会、泉北野鳥の会、高槻ホークス萩谷調査隊、高槻野鳥の会、TEAM 魚っしょい!、地球館パートナーシップクラブ、特定非営利活動法人 東洋蝙蝠研究所、友の会読書サークルBooks、とりの生活のぞき隊、なにわホネホネ団、西淀自然文化協会、日本野鳥の会大阪支部、財団法人日本野鳥の会サンクチュアリ室姫路グループ、日本野鳥の会 和歌山県支部、日本鳥学会員近畿地区懇談会、浜寺公園自然の会、招き鳥の巣、名城大学農学部生物環境科学科、MOMOプロジェクト:動物行動の映像データベース、NPO法人 野生生物を調査研究する会、淀川水系調査グループ:プロジェクトY(50音順)
10.ホームページ
http://www.omnh.net/npo/obf2007/
※出展団体の詳しい紹介は3月1日にホームページに掲載します。
※大阪バードフェスティバル2007のポスターの広報用イラストは、ホームページよりダウンロードしていただけます。
※2003年、2004年、2006年に開催しました自然史フェスティバルの様子は、ホームページ(http://www.omnh.net/npo/fes/2006/)でご覧いただけます。
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