大阪府高等学校生物教育研究会 01/10/02
日本生物教育会全国大会(東京大会)報告

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 日本生物教育会(JABE)第56回全国大会は、平成13年8月7日から11日まで、東京の十文字学園中高等学校主会場として開催されました(参加費9,000円)。平成13年度の大会主題は「21世紀に創る生物教育」でした。文化学術の中心、東京での開催とあって全国から500名以上の参加者がありました。大阪からの参加者は当日参加を含め40名を越えていました。また、大阪の研究発表はポスターセッションを含めて7題、研究協議は3題、今回初めて企画されました高校生物部発表は3題でした。
 東京大会全体の研究発表件数はポスターセッション、展示を含め52題、生物部発表は12題、研究協議は16題と近年では最大数の件数した。
 東京大会では、高校生物部の発表とシンポジウムが新しい試として企画されたことは、生物教育の裾野を広げるという意味で大変よかったと思われました。

 
全国大会の概要について

大阪からの研究発表、生物部発表、研究協議について

木村 進(府立東百舌鳥高校):大阪府におけるタンポポ類の分布環境の変化(1975-2000)
塚平恒男(私立摂陵高校):猫ひねりと兎ひねり
森中敏之(国立大教大天王寺高校):遺伝子工学実習の取り組み
寺岡正裕(府立上神谷高校):生殖医療技術をめぐって−人工授精、体外受精、代理母問題−
橘 淳治(府立堺上高校):大阪南部の雨水水質について
橘 淳治(府立堺上高校):大阪府堺市のため池水質特性
摂陵中高校生物部:猫ひねりと兎ひねり
大教大天王寺高校:生物部研究発表
同志社香里高校:生物部研究発表
清教学園高校:生物部研究発表
木村 進(府立東百舌鳥高校):大阪における実験の実態と新課程に向けた実習書の改訂
北浦隆生(府立美木多高校):新教育課程の問題点と対策−生物1Aを通しての解決策をさぐる−
小田勝士(府立豊中高校):身近な施設を利用した生物教育

日本生物教育会全国大会(大阪大会)について 

 先に述べましたように、第56回全国大会(東京大会)総会で、平成17年に大阪で日本生物教育会全国大会が開催されることが正式に決定いたしました。大阪での開催は1985年以来20年ぶりになります。大阪府内の生物教育担当の先生方をはじめ全国の先生方に応援をしていただくことが多いと思いますがよろしくお願いいたします。
 大阪府高等学校生物教育研究会のホームページでも日本生物教育会全国大会(大阪大会)のページを作りましたので、ご支援をお願いいたします。


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