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2010年11月18日

2日間の職業体験

 初日、まず最初に地下にある収蔵庫に案内していただきました。中には、さまざまな生き物や化石の標本があり、とてもすごかったです。サメの標本を見た時は、ギョッとしました。
 その後、いろんな写真などを見せてもらいながら、ずっと標本の番号のハンコ押しをしました。
「とても大切だけど、とても根気のいる仕事」と言っていた理由がよく分かりました。
 最後に、押し終わった物を「コロジオン」という薬品につけてようやく完成しました。たったこれだけの作業だったのですが、これがなんと2時間もかかっていたので、驚きました。

 2日目は、再び収蔵庫を案内していただき、植物の標本を多く見せていただきました。
 その後は、前日と似た感じで、今度は植物の標本を決まっている数に分けていく作業をずっとやっていました。大変でしたが、なんとなく楽しかったです。
 そして、最後の最後に、一つ植物標本を作らせていただきました。コテを使っている間、前髪がコゲないか少々心配でした。やっと完成した時は、「これが半永久的に残っているのか」と思いました。

 2日間、一生に一度しかできないような体験を数多くさせていただき、本当に楽しかったです。いろいろ教えていただき、ありがとうございました。

2010年11月01日

職業体験でビオトープのトンボ調査

10月末に中学生が職業体験で博物館に来ていました。
体験は2日間。博物館の裏庭ビオトープで、どんなトンボのヤゴが生息しているのか調査を行い、展示が完成しました。
採集したヤゴの同定では、図鑑と見比べて種類を見分けるのは難しそうでしたが、顕微鏡やルーペをのぞきながら、一生懸命取り組んでいました。
「こんな事をするのは初めてで、色々と大変でしたが、どれだけ仕事が難しいかよくわかりました」という感想を寄せてくれています。